2010/10/28

ペリート シャルドネ NV (2010年購入)

 
ペリート シャルドネ NVペリート シャルドネ NV
Perrito Chardonnay NV

原産国チリ:日本で瓶詰め
アルコール度:12%
ブドウ品種:シャルドネ

リカーランドトップで、538円で購入。

【外観】
やや淡い、グレーがかったレモンイエロー。
ほとんどグレーに近く、ほんのり黄緑。
輝きは強め。
粘性は弱く、サラッとしている。

【香り】
ミネラル。
やや甘さのある果実香。
カリンや、パイナップル。
グラスを回すとミネラル感と発酵香が強くなる。
香りは弱めながら、しっかりした要素を感じる。
ハーブや、フローラル、ヴァニラの要素もある?

【味わい】
少し残糖を感じるセック。
かなりライトなボディ。
酸味はしっかりしていて、最初から最後まで続く。
やや水っぽい口当たりながら、キレイな味わいがある。
アルコール度は低め。
余韻はほとんど無い。

【総評】
このシリーズ、赤がダメダメだったので、全然期待してませんでしたが、白は美味しいですね。

最近、水っぽいけど、バランスよくまとまっていて、後味がキレイ、というタイプの低価格白ワインが増えてるような気がします。
そういう技術がトレンドなのかな?

カミさんに価格を聞いたら「680円」。
680円というと、フロンテラの価格帯ですが、違った味わいのタイプなので張り合えるかも。

何しろこのワイン、ラベルが秀逸なんですよね。

ワインボトルとグラスの組み合わせでワンちゃんの顔になってて、可愛さと、デザインセンスの良さを感じます。

若い女の子に受けるラベルですよね。
飲み会の席に持って行くと、ラベルだけで、盛り上がりそうです。

とデザインがいいのに、味がダメダメだったら逆効果ですが、この白はギリギリOKなんじゃないでしょうかね。

今日の我が家の晩ご飯は、いつものようにバッチリ和食。

塩さば、豚汁、きんぴらごぼう、ほうれん草のごまあえ。
ワインに謝れー!って、食卓ですね。

まず、きんぴらごぼうを合わせてみると、これがなかなかいい感じ。
ほうれん草のごまあえも結構いけます。

このワイン、なかなか分かってますね。

いい調子で、豚汁にも合わせてみたら、これもまたOK。
ちょっとビールっぽい、合い方なのかな?

軽くてワインが主張しないのと、レモンを絞ったようなプレーンな酸味が、家庭料理に合わせやすいみたいです。

それで、一番合わないと思われる、塩さばに合わせてみます。

すでに青魚の強い匂いがワインと合いそうもありません・・
一切れ口に含んで合わせてみると・・・う~ん、案の定、生臭さが強調されてしまいます。

醤油をたらして、生臭さをちょっと消してみても・・・
う~ん、やっぱり合いませんね。

まあ、塩さばに合うワインがほとんどありませんけどね。

このワイン、清涼飲料水のようなタイプなので、普通に食事の段階になると、そこそこグラスに手が伸びます。

食事が終わってワインだけで飲んでると、やっぱり安っぽい味な事は間違いない。

ちょっとアルコールの印象が浮いていたり、時間が経つとアラが見えてきました。

まあ、この価格だったら、ギリギリセーフ、ですかね。

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