2016/02/28

コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 2015

コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 2015
コノスル ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 2015
Cono Sur Bicicleta Gewurztraminer 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ゲヴュルツトラミネール100%

酒のいしかわの通販で、6本セット4621円、1本あたり770円で購入。
参考価格は、853円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ライチ、白い実の果実、モモ、梨、菩提樹、青草香
<香辛料・芳香・化学物質>石油、タール、ミネラル、バタークリーム
香りの印象:第1アロマが強め、アロマティック

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:穏やかな
バランス:溌剌とした、まろやかな
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツだが、さまざま果実の印象が伴う

【評価】
アロマティックなフルーティでジューシーな味わいだが、アルコール度は強く後味はやや辛い

【供出温度】
8-10度 しっかり冷やすか少し温度上げるが、好みによって分かれそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、オレンジがかったベージュっぽいイエローで、輝きは強めです。

香りは、ゲヴュルツトラミネールらしくアロマティックで、最初に特徴的なライチ香、その後白い実の果実のモモや梨、柑橘系、華やかなフローラル、石油やタールのようなミネラル感もあり、青草香やハーブなど、複雑で華やかな印象。

味わいは、やや強めで爽やかなアタックから、果実とハーブ、爽やかな酸味が一気に広がり、じわっと旨みが出てきてアルコールの辛さに代わり、やや乾く印象でドライなフィニッシュ。

コノスルのゲヴュルツトラミネールは相変わらず良いです。

華やかさがあって気分が上がり、飲んでて楽しいですよね。
強い香りをうまくコントロールしていて、果実とハーブの融合した香りは女子ウケすること間違いなしって感じ。

ただ、アルコール度も高めでしっかりしているので、後味はやや辛さを感じます。
お酒好きな女子にはいいけど、アルコール弱いとちょっと強く感じてしまうかもしれません。

ワインだけでまとまってて、さらにアロマティックなので、合わせる食事が難しいですが、中華とかカレーには良さそうですね。

それにしても、コノスルのワインは安心のブランドですね~。さすがです。

今日の晩御飯は、麻婆豆腐とカレー、白菜の温サラダ。

カレーはフルーツ感を加える感じで、よく合いますが、麻婆豆腐はワインが味をぶち壊す感じでまったく合いません。

ゲヴュルツトラミネールは中華に合うと言われますが、さすがに食事は選びますね。
餃子や点心系だと合いそうです。

デザートのアップルパイもワインの辛さが出てきてイマイチ。

やはりフルーツ感が強いので、酢豚とかカレーとか、フルーツを加えて破綻のない料理が合わせやすいですね。
バジルを使ったピザやパスタ、タイ料理とかエスニックに合わせると面白そうです。
グリーンカレーは合いそうな気がします。

いろいろ想像が広がって、このワイン中心でメニューを考えたくなるような主役的な存在感を持ってますね。

人に例えると、ちょっと自己中だけど、周囲を巻き込んで盛り上げる事が出来る、パーティの主役になる若者みたいな感じ?

このワイン、とても良いと思います。

■楽天ショップへのリンク

【ワイン】【白】【コノスル】 ゲヴュルツトラミネール ヴァラエタル 750ml 白ワイン チリ

※サイトより引用
常に時代を先取りする”イノベーティブ”な生産者「コノスル」の、ハイ・コストパフォーマンスなヴァラエタルワイン。鮮烈なライチの香りや、マスカット、メロン、バラの花びらの甘くエキゾチックな香りが印象的。しっかりとした酸味のあるドライな味わい。 つやのある淡い黄色。鮮烈なライチの香りや、マスカット、メロン、バラの花びらの甘くエキゾチックな香りが印象的。香りがそのまま味わいにつながるような独特の風味が特徴。クリアーで雑味がなく飲み易い。しっかりとした酸味で、香りの印象に比べドライな味わい。
■関連情報(コノスルのワイン)


2016/02/27

テッレ・デッレ・チヴェッテ キアンティ・リゼルヴァ 2011

テッレ・デッレ・チヴェッテ キアンティ・リゼルヴァ 2011
テッレ・デッレ・チヴェッテ キアンティ・リゼルヴァ 2011
TERRE DELLE CIVETTE CHIANTI RISERVA 2011

イタリア:トスカーナ州:D.O.C.G.キアンティ
アルコール度:13%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ主体、カナイオーロ

リカーランドトップで、税抜き999円で購入。

【外観】
清澄度:少し濁った
輝き:弱め
色調:落ち着いた色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:弱い
外観の印象:落ち着いた印象、おとなしい

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>干しぶどう、プルーン、ドライフラワー
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、血液
香りの印象:少し熟成感がある、落ち着いた

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:優しい、穏やかな
タンニン分:控えめ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ドライフルーツ

【評価】
ライトで少し熟成感があって、ドライで痩せたボディ

【供出温度】
10-13度 ドライで痩せた印象なので、温度低めの方が良さそう

【グラス】
小ぶり中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、落ち着いた色調の濃いルビーで、輝きは弱め。

香りは、干しぶどうやプルーン、ドライフルーツ、オリエンタルスパイス、なめし革、血液など、サンジョヴェーゼらしい印象です。

味わいは、ライトなアタックから干しぶどうのような果実感がじわっと広がり、、甘みのないドライで痩せた乾いた印象で、えぐ味のある辛いフィニッシュ。

ワインだけだとちょっと辛いタイプなので、何か食べ物が欲しくなります。

今日の晩御飯は、自家製のチーズインハンバーグ。
トマトベースのフレッシュなソースです。
合わせると、ワインが絡まずに辛い印象が際立ちます。

トマトソースがフレッシュなので、ワインの役割が無くなってしまってますね、これは。

おつまみのローストビーフ、ローストポークも同じ。

ドライでそっけない味わいなので、もうちょっと油脂分が多いメニューが良さそう。
ミートソースとか、カレーもいいかも。

食事が終わってワインだけになると、真面目で素朴な感じなので、これはこれで悪くありません。
静かに腹を割って話し合ってるような感じです。

気分が上がるタイプではなくて、すーっと落ち着く癒し系ワインですね。

人に例えると、物静かで穏やか、言葉少ない理系の男子だけど、一旦心を開くと深い話が聞けるって感じ?

飲み進むと良さがじわじわ出てきました。
ただちょっとマニアックなので、オススメは出来ないかも。

■楽天ショップへのリンク

テッレ・デッレ・チヴェッテ キャンティ・リゼルヴァ[2011]

※サイトより引用
26ヶ月の熟成を経て作られる、キャンティ・レゼルヴァ。テッレ・デッレ・チヴェッテは、キャンティのエリアでも老舗として知られ、サンジョヴェーゼの魅力溢れる味わいを、適正価格でリリースしてくれる、非常に優秀な生産者です。
「フクロウ(チヴェッテ)の土地」という名のこのワインは、豊かな自然のあるモンテリッジョーニ村の優れた畑の葡萄から作られており、なだらかな丘陵地に広がる、区画の中でも優れたワインを生産。
クラシコの区画では無いものの、豊かな果実味と長い熟成による芳醇な風味がお楽しみ頂ける、優れたレゼルヴァとなっています。
【ティステイングコメント】
26か月の熟成を経て作られるキャンティ特有のチェリーやスミレの香りに、ドライフルーツを思わせる甘い香り。そして腐葉土の様な複雑な香りを持ちます。
飲むと口当たりはまろやかで、穏やかな酸味とまろやかな渋み、優雅な余韻が楽しめる逸品です。

2016/02/25

コスタネラ シャルドネ 2015

コスタネラ シャルドネ 2015
コスタネラ シャルドネ 2015
COSTANERA CHARDONNAY 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

まいばすけっとで、税込み499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カリン、パイナップル、南国系果実、花の蜜
<香辛料・芳香・化学物質>バタークリーム、ややミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:軽め、炭酸を含んだ印象
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、しっかりした
苦味:穏やかな
バランス:溌剌とした、ふわっとした
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
爽やかな柑橘系のフルーツ

【評価】
フレッシュでジューシー、カジュアルなまとまり

【供出温度】
7度以下 炭酸を含んでいて酸味が主張しているので、しっかり冷やして爽やかに飲むのが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、淡いグリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、カリンやパイナップルのような南国系の甘い果実、バタークリーム、ちょっとスモーキー、石灰っぽいミネラルなど、シャルドネらしい香りがします。

味わいは、炭酸を多めに含んでいるフレッシュなアタックから、しっかりした酸味とフルーツ感が元気よく広がり、痩せたボディが少し続いて、えぐ味と苦味がやや強く出てフィニッシュ。

このワイン、以前飲んだ時と方向性が変わってる気がします。
微発泡に近いくらい炭酸を含んでいてるのですが、それがフレッシュさを感じさせて、とても好印象。
ただ若干、後味が少し重いかもしれませんね。

今日の晩御飯は、冷凍パスタのボンゴレビアンコと、スーパーのサラダ(胡麻ドレッシング味)です。
サラダにはレモンを搾ったような合い方をしますが、あまりフィット感はありません。

ボンゴレビアンコは合うかと思ったら、炭酸を含んだチャラい感じが食事との相性を遠ざけているような印象。
パーティー系のイメージなので、食事には歩み寄らないみたい。

おつまみの枝豆チップスはパーティ仲間って感じで歩み寄ります。

炭酸多く含んでるハッピー感がパーティ向けなので、飲み会チョイスではいいかも。
コストパフォーマンスは悪くありません。

また飲んでみたいワインですね。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2016/02/23

アレグレメンテ ソーヴィニヨン・ブラン NV (2016年購入)

アレグレメンテ ソーヴィニヨン・ブラン NV
アレグレメンテ ソーヴィニヨン・ブラン NV
Alegremente Sauvignon Blanc NV

チリ産:日本でボトリング
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

セブンイレブンで、408円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱い
外観の印象:若々しい、色付きが弱め

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、南国系果実、青草香、グリーン系のハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>シロップ、クリーム、硫黄
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ドライ)
酸味:しっかりした、キツめ
苦味:やや強め
バランス:痩せた、乾いた
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
苦味が強いグループフルーツ

【評価】
酸味や苦味が突出した、痩せたギスギスした印象

【供出温度】
7度以下 口当たりが悪いのでキンキンに冷やして飲んだ方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったイエローで、輝きは弱め。

香りは、柑橘系や南国系のフルーツに、ちょっと硫黄、ミネラル、青草香、ハーブ、シロップなどがあります。

味わいは、ギスギスした強めのアタックからフレッシュな果実感と強烈な酸味が広がり、痩せたボディで苦味が強く、収斂性とえぐ味のある乾く感じのフィニッシュ。

ワンコインを大幅に切る価格帯ですが、ちょっとこれはキツイかな~って感じです。
酸っぱくて苦くて、刺々しい味わいですね。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのグリルトマトとほうれん草のパスタ。

食事と合わせると、すさんでいた感じが、急にビタっと真面目になります。
やりがいのある仕事を見つけた元ヤンキーのように、睨みをきかせながらも一生懸命仕事する感じでしょうか。

ピリッと硬派な印象で、一日経ってから飲んだほうが味が馴染んで良くなりそう。

一口目はハズレの印象でしたが、一本筋が通ってて、最終的には悪くないですね。
トゲトゲしいけど、根は素直なので、食事との相性は良さそうな気がします。

人に例えると、不良ぶってるけど、根は真面目でよく働く素直な青年、みたいな感じでしょうか。

またきっと買うことがあるワインだと思います。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2016/02/21

ベルフラワー ピノ・グリージョ 2014

ベルフラワー ピノ・グリージョ 2014
ベルフラワー ピノ・グリージョ 2014
BellFlower Pinot Grigio 2014

チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:14%
ブドウ品種:ピノ・グリージョ100%

リカーランドトップで、税抜き1080円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:ちょっとオレンジがかった、ベージュのようなイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:色付きが弱い、金属質な輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>青りんごや梨、青草、ハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>小石のようなミネラル、クリーム
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、やさしい
苦味:強め
バランス:まろやか、スムーズ
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
夏みかんのような苦味の強い柑橘系

【評価】
フレッシュでフルーティ、カジュアルなまとまりだけど、品種の個性が活きている

【供出温度】
8-10度 温度低めがスッキリ飲めそうだけど、品種の個性を出すにはやや温度上げた方が良い

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、オレンジがかったベージュっぽいイエローで、輝きが強め。

香りは、青りんごや梨のような固い果実、小石のようなミネラル、青草、グリーン系のハーブ、などがあり青っぽさが個性的です。

味わいは、ちょっと強めのアタックから、爽やかな果実と甘み、しっかりした酸味が一気に広がり、その後にやや強めの苦味がフレッシュ感を加えてくれて、じわっと旨みを残すフィニッシュ。

爽やかなグリーン系の印象が強いのですがソーヴィニヨン・ブランとは違って、ちょっとクセがあるというか個性的というか、ローカル品種独特の内向的な感じというか、とにかく面白みがありますね。

このワイン、残糖がちょっと多めで甘みがあるのですが、それがチャーミングポイントになってるみたい。

ぶどう品種の個性に魅力を加えるために、ちょっと甘みを強めにしてる感じで、甘みが少ないとギスギスした印象になってしまいそうです。
ピノ・グリージョは、フランス・アルザスの主要品種であるピノ・グリと同じですが、ピノ・グリージョはカジュアル、ピノ・グリはちょっといいワイン、って感じがありますよね。

調べると、イタリアでは北部から南部まで幅広く栽培されていますが、もともとが寒い産地の品種なので、北イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア地方やロンバルディア地方などのものがお奨めのようです。※辻調グループサイトより

このワインは、北イタリアには無い濃厚な果実感と甘みを持っていて、ちょっとグラマーな印象がありますね。
陽気なセクシーさというか。

ラベルデザインはとても文化的な知的なイメージを受けるのですが、味わいはもっとラテンで陽気なイメージです。

今日の晩御飯は白身魚のフライとはんぺんフライ。
このワイン、フライにはよく合いますね。

ワインだけの時に感じた甘みもそれほど気にならず、魚系でもチキンでも良さそうです。

時間が経つと、木樽の印象が出てきました。

人に例えると、上品だけど魅力的な、セクシーさもある大人な女子みたいな感じ?
良いワインだと思います。

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ベルフラワー ピノ・グリージョ

※サイトより引用
ベルフラワーはチリで最もエキゾチックで美しい花として愛される国花です。
ピノ・グリージョはピノ・ノワールの仲間で、黒ぶどうと白ぶどうの中間的要素を持つ品種で、北イタリアで多く栽培されています。
この品種を醸造家エリック・モナンは実に見事に特徴を引き出しています。
新鮮で輪郭がクリアでとても引き締まっており、ミディアムボディでドライなこのワインは、ぎっしりと詰まった洋梨、シトラス系の果実の香りが爽やかでエキゾチックな風味に満ち溢れています。
余韻は長く、爽やかさと清涼感が長く続きます。

2016/02/20

エル・ミシオネロ アイレン 2013

エル・ミシオネロ アイレン 2013
エル・ミシオネロ アイレン 2013
EL MISIONERO AIREN 2013

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOバルデペーニャス
アルコール度:12%
ブドウ品種:アイレン

ローソン100で、538円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:若さがある、単調な印象

【香り】
第一印象:異臭がする
特徴:
<果実・花・植物>石油香に隠れてほぼ何も嗅ぎ取れない
<香辛・芳香・化学物質>強い石油香でちょっと大丈夫?って感じ
香りの印象:飲んでいいかちょっと迷うレベル

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:穏やか、弱め
苦味:軽い
バランス:軽い、痩せた感じ
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ミネラリー

【評価】
ちょっと何か変なものが混ざってない?って感じの香りと、舌に残る違和感がある

【供出温度】
7度以下 いろいろ欠点があるので冷やしてごまかした方がいい、というか飲んでいいのだろうか?

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、グリーンがかったレモンイエローで、ねっとりした輝きがあります。

香りは、鼻を突くタールや石油のような印象があり、飲めるかどうか心配なくらい。

味わいは、軽めのアタックから、地味な果実味と腰砕けの酸がどっこいしょって立ち上がり、なんとなく続いて、舌にベタッとワックスのような違和感を残してフィニッシュ。

う~ん、飲んで良いのだろうか?このワイン・・
チビチビと様子を見ながら飲んでみます。

飲み進むと、最初に感じた強い石油香はだんだん収まってきました。
強いミネラル感ってくらいになりますね。

そうなるとそれが個性にも見えてきます。(酔っぱらい理論)

今日の晩御飯は、自家製炊き込みご飯と豚汁、プラスしてレトルトパックの鶏軟骨焼き。

炊き込みご飯は合わないけど、そんなに邪魔もしない感じ。
豚汁も同じで、ワインがちょっと焼酎っぽく感じます。
レトルトの鶏軟骨焼きは、酒のツマミ系の味付けなので良く合いました。

食事と合わせると、最初に感じたワインのマイナス要素はあまり気になりません。
最終的には問題なく飲めるくらいになってきました。

人に例えると、ちょっと個性が強すぎて、変人あつかいされるけど、決して悪い人ではない、って感じ?
後半、このワインちょっと面白くなってきました。

でもまあ、人にはオススメできないかな~。

■関連リンク(ローソンのワイン)

2016/02/19

KWV ケープ ルージュ NV (2016年購入)

KWV ケープ ルージュ NV
KWV ケープ ルージュ NV
KWV Cape Rouge NV

南アフリカ:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:ルビー・カベルネ、サンソー他

ローソンで、802円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:弱め
色調:若々しいが少し落ち着いたルージュの、明るめのルビー
濃淡:明るめ
粘性:弱め
外観の印象:底がはっきり見えるくらいの透明感、落ち着いた色調

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>キャンディ、赤い果実
<香辛料・芳香・化学物質>ケミカル、硫黄、なめし革、鉄や血液
香りの印象:ケミカルでやや人工的

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):多めの残糖の甘み
酸味:爽やか、やさしい
タンニン分:控えめ
バランス:人工的な、痩せた
アルコール度:やや強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイス

【評価】
甘みがあって飲みやすく出来ているが、人工的で魂が抜けた感じ

【供出温度】
10-13度 バランスが良くないので温度低めの方が飲みやすい?

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は明るく、若さがあるけど少し落ち着いた色調の明るいルビー。

香りは、ケミカルで人工的、キャンディのような果実感、鉄や血液、ちょっとカラメル。

味わいは、軽めのアタックから、人工的な果実感と妙な甘みがあり、どんよりした印象の痩せたボディで、えぐ味と苦味が強く出てきてフィニッシュ。

やっぱり南アフリカのワインを買うんじゃなかったなぁ~、と後悔してしまう第一印象です。

チリの飛躍的な品質向上に比べて、南アフリカのワインは良くならないですね~・・

食事と合わせると少し変わるかな?

今日の晩御飯は完熟トマトのミートソースドリア。
合わせると、料理に乱暴に当たる感じです。

このワイン、2014年に飲んでるのですが、そのときの評価は

香りはイマイチですが、飲みくちがスマートでスムーズ、フレッシュな印象でとても良い感じ。
果実感は控えめ、ドライながらフレッシュ、心地良い味わいで、軽い赤の一つのお手本のようなワインです。
なんですね。

うう・・ん

このワインもそのように捉えようとするとそうなるのかな・・でも飲み口はスムーズではないですね。

おつまみで合わせた揚げ塩ピーは、塩気と苦味がケンカします。
ストリングチーズのスモーク味には、馴染まないけど、悪くもないって感じ。

国産ワインっぽい三増酒的な味わいで、リピートしたくないワインですが、KWVなので2年くらい経ったらまた買ってみようかな。

■楽天ショップへのリンク

KWVケープ・ルージュ 赤ワイン750ml 南アフリカ共和国ライトボディ ケイ・ダブリュー・ヴィ

※サイトより引用
南アフリカワインの歴史と繁栄と共に、KWVがあります。
1918年、ワイン産業の安定を求めて、ブドウ栽培農家によって協同組合であるKWVが設立されました。KWVはアフリカ語で「南アフリカブドウ栽培協同組合」を意味する“Ko-operatieve Wijnbouwers Vereniging Van Zuid-Afrika Beperkt”の頭文字の一部を取ったもの。
それ以前は小規模農業として、産業としての認識もなかったワインづくりは、KWVの設立により、国をあげて産業として、ワインの品質向上や輸出増進へと取り組むようになったのです。
そして、1925年には南アフリカ独自の品種ピノタージュを誕生させ、1957年には冷却濾過を採用するなど、数々の実績を残してきました。
この商品について
渋みの強い赤ワインは苦手…。
そんな方にも、飲みやすい赤ワインがあります。
フルーティで、繊細な味わい。
軽すぎず、渋すぎず、 軽い肉料理や煮込み料理、和食にもよく合うおいしさです。
ブドウ栽培に適した地中海性気候のもと、細心かつ丁寧にブドウが育てられ、収穫の時を待ちます。
KWV本社屋がラベルに描かれたケープ・ルージュはルビー・カベルネやサンソーといったブドウ品種を主体として造られます。
フルーティーな香りとスッキリとした果実味、のど越しもなめらかな気軽に楽しめるタイプです。
美味しい国の、美味しいワインです。
■関連リンク(ローソンのワイン)


2016/02/17

サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン 2015

サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン 2015
サンタ・ヘレナ アルパカ シャルドネ・セミヨン 2015
Alpaca Chardonnay Semillon 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ、セミヨン

ローソンで、625円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、パイナップル、キンモクセイ、ちょっとナッティ
<香辛・芳香・化学物質>ミネラル、バタークリーム、スモーキー
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖が多めで甘みを感じる
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:コク(深み)を感じる
バランス:スリムは、溌剌とした、芯の強さがある
アルコール:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
南国系フルーツ

【評価】
フレッシュでフルーティ、程よい甘さと酸味のバランスが良い

【供出温度】
8-10度 フレッシュ感を楽しむワインなので、温度低めが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかった色調のレモンイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、柑橘系や南国系果実、パイナップル、甘いフローラル、ミネラル、硝煙、バタークリームなど、シャルドネらしい印象。

味わいは、やや軽めのフレッシュなアタックから、爽やかなフルーツ感と甘み、しっかりした酸がハッピーな印象で広がり、スリムなボディが長めに続いて、強めの苦味とえぐ味が出てきて、少し乾く感じでフィニッシュ。

何度も飲んでるアルパカのシャルドネ、セミヨンですが、相変わらず安定感がありますね。
誰にでも好かれそうな、フレッシュでハッピーな味わいです。

ただ、後味の苦味とえぐ味が強いので、そこが好みの分かれるところかもしれません。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのチキンのペペロンチーノ。
量が多くて美味しく無いやつです。

食事にガッツリ合わせると、ワインの甘みとフルーツ感が際立って浮いてしまいますが、飲み込んだ後でワインを合わせると口がリフレッシュされていい感じ。
でもやはり、後味の強い苦味が気になるかな。

ワインだけの方がキリッと立つ感じで、食事がちょっと邪魔する感じ。

2014年も飲みましたが、苦味が気になるという点は同じですね。

おつまみで、だし塩味のおせんべい、しゃり蔵に合わせると、まったく馴染まないものの、パーティ的な合い方はします。

ピスタチオもいいですね。
揚げ塩ピーナッツには一番合いました。

食事に合わせるというよりは、おつまみやオードブルと合わせてワイワイ楽しむタイプでしょうか。

この価格帯ではトップレベルで良いですね。
カジュアルでフレッシュ、フルーティなのですが、ワインらしさをしっかり感じます。

人に例えると、オールバックをばっちり決めた、ちょっとビターな男前な若い男子って感じ?
なぜか、菅田将暉をイメージしてしまいました。

■楽天ショップへのリンク

サンタ ヘレナ アルパカ シャルドネ セミヨン 2015 D.O セントラル ヴァレー 白ワイン 辛口 750mlSanta Helena "Alpaca" Chardonnay Semillon [2015] D.O Central Valley

※サイトより引用
サンタ・ヘレナ社について
いち早く海外進出を果たしたチリワインにおける輸出ブランドのパイオニア、サンタ・ヘレナ社!
今は世界52ヵ国以上で愛飲されており、長年培ったワイン造りのノウハウをいかしつつ、より高い品質を目指し活動を開始したサンタ・ヘレナ社のワインは、今後ますます世界のワイン愛好家の注目を集めていくこと間違いなし!
サンタ・ヘレナ・アルパカ・シャルドネ・セミヨン2015年
チリをはじめ南アメリカを代表する動物である“アルパカ”!手頃な価格ながらサンタ・ヘレナ社が自信と想いを込めてお届けする本格派ヴァライエタルワイン!
このシャルドネ・セミヨンで月刊誌「一個人」2013年11月号で極旨ワイングランプリの白ワイン部門で堂々の第1位に選出!
シャルドネとセミヨンの最高のマッチ!やさしく繊細な香りとキレの良い極上辛口白ワイン!
■関連リンク(サンタ・ヘレナ アルパカ)



■関連リンク(ローソンのワイン)


2016/02/14

マルシェ・デ・グルメ カベルネ・フラン 2014

マルシェ・デ・グルメ カベルネ・フラン 2014
マルシェ・デ・グルメ カベルネ・フラン 2014
Marche des gourmets Cabernet Franc 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・フラン

リカーランドトップで、税抜き890円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいが落ち着いた黒っぽい色調の、濃いルビー
濃淡:濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、落ち着いた色調

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>干しぶどう、ジャム、プルーン、ドライフラワー
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、燻製、黒胡椒
香りの印象:落ち着いた、ちょっと熟成感を感じる

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらか、優しい
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
干しぶどうやプルーンのような印象

【評価】
柔らかで優しい飲み口、ほんのり甘みと穏やかな果実感がある

【供出温度】
14-16度 温度低めだと印象が変わるのかもしれないけど、ちょっと高めの方が穏やかな感じが活きてきそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若さはあるけど黒っぽい落ち着いた色調で、深い透明感と底光りするような輝きがあります。

香りは、最初にちょっと華やかなフローラルの印象があって、干しぶどうやプルーンのような果実、なめし革や燻製肉、スパイシーな印象もあります。

味わいは、軽くて柔らかなアタックから、じわっと甘みと優しい大人な果実感が広がり、スマートでシルキーな印象が少し続いて、軽いえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

カベルネ・フランってちょっと暗い内向的な印象のあるものが多いですが、このワインは深い思慮を持ちながら微笑んでいるおじいさんのような親しみを感じます。
ニューワールドには出せない、伝統産地の深みを持ってますね。

カベルネ・フランの良さも出てるのではないでしょうか。
カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローにはない、ヨーロッパ映画的な湿った感じというか。

今日の晩御飯は、自家製のロコモコ丼
ご飯にハンバーグと目玉焼き、レタスにポテサラが乗ってます。

まあ、ハンバーグ定食を丼にしちゃった感じですが、合わせると甘みが強めに出てジュースっぽくなります。

思ったより甘みが強めですね。
ワインだけだとバランスがいいのですが、食事には合わせにくそう。

バレンタインでもらった生チョコはとても良くフィットしました。
自家製のガトーショコラはそこそこ。

このワインのポイントは甘みですね。
普通の食事にはちょっと合わせにくいタイプみたいで、ファストフードとかデザートに合いそうなイメージです。

飲み進んで時間が経つと、だんだん単調な印象になってきました。
香りも飛んでしまってケミカルな印象になってしまいます。
ひょっとして、カベルネ・フランの力の無さが出てきてしまったか・・・

人に例えると、明るく振る舞おうと思っているけど、実は内向的で一人が好きな若者、って感じ?

最初の印象は良かったのですが、リピートは無いかな~。

■楽天ショップへのリンク

マルシェ デ グルメ 2014 赤ワイン 750ml 金賞受賞Marche des Gourmets 2014 13.0% 750ml

※サイトより引用
ベルナリーワイントロフィー2015(Germany)金賞受賞!
カベルネ・フラン100%で造られるソフトでまろやかなミディアムボディの赤ワイン!
マルシェ デ グルメはラングドック地方西部、リムー地域のカベルネフラン100%で造られたワインです。
醸造:
ブドウ畑はラングドック地方南西部、リムー地域の丘陵地にあります。地中海性気候に涼しさと温暖さが加わり、カベルネ・フランの生育には理想的な環境です。ブドウは夜間に機械を用いて収穫し、破砕と除梗を行った後、ステンレスタンクでアルコール発酵させます。ワイン造りの伝統に従って、醸し(マセラシオン)は15日間、25℃から29℃に温度管理した環境で定期的に撹拌しながら行います。その後タンク内でマロ・ラクティック発酵させ、さらにステンレスとコンクリート製タンク内で4ヶ月間熟成させます。
テイスティングコメント:
色調は鮮やかなレッドルビー色です。ラズベリー主体の新鮮なレッドベリーの芳香の強いノーズの中に、カベルネフランの特徴であるペッパーの葉の香りも感じられます。口に含むと、バランスの取れた芳醇な香りと骨格のしっかりした酸味が広がります。タンニンも存在感はありますが、ソフトでまろやかです。
マリアージュ:
赤身肉やチーズなどと合わせて。

2016/02/12

ルイス・フェリペ・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2015

ルイス・フェリペ・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
ルイス・フェリペ・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2015
LUIS FELIPE EDWARDS SAUVIGNON BLANC 2015

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

ミニストップで、699円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、レモン、青りんご、青草香、ハーブ
<香辛・芳香・化学物質>硝煙、石灰のようなミネラル、温泉っぽい硫黄
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ドライ)
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:スリムな、溌剌とした、コンパクト
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
グレープフルーツ

【評価】
スリムでフレッシュ、ドライですっきりした味わい

【供出温度】
8-10度 温度が高いとやや辛さが強く感じるかも

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、柑橘系のフルーツ、青りんご、強めの硝煙、温泉っぽい硫黄、畳っぽいグリーン香、ちょっとクセがあって面白いですね。

味わいは、軽めでドライなアタックから、爽やかなフルーツ感としっかりした酸味が広がり、スリムながら強めのボディが長めに続いて、ややえぐ味と辛さのあるフィニッシュ。

余韻がいいですね。
ルイス・フェリペ・エドワーズのワインが大好きですが、このソーヴィニヨン・ブランも低価格ワインとは思えない存在感を持っています。

強い硝煙の感じは、プイィ・フュメのようなイメージ。
甘みを抑えたスッキリした味わいはニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランのようなイメージ。
ソーヴィニヨン・ブランらしさがしっかり前面に出ていて、ハイクラスのワインみたいです。

カジュアルなニューワールドらしいソーヴィニヨン・ブランではあるのですが、いろいろな産地へのオマージュを感じます。

今日の晩御飯は、コンビニのミネストローネパスタ。

合わせるとワインが強くて勝ってしまいますね。
食事を完全に打ち負かして、さらにのしかかる感じ。
強さと辛さが強く出てきます。

鶏肉とか豚肉のメニューの方がいいかもしれません。
チキンの香草焼きとか、ロールキャベツとかもいいかも。

とはいえ、合わせるワインの量を少なめに調整したら、なかなかいい感じで合ってくれました。

おつまみのピスタチオは実に良く馴染みます。
ソーヴィニヨン・ブランとピスタチオは相性がいいと思いますが、このワインは特にいいですね。

メレンゲの焼き菓子はタマゴとの相性が悪くて、ちょっと生くさい感じになってダメ。
ピーナッツブロックチョコは、意外とフィット。

食事に合わせても、パーティでもどちらでもOKなオールマイティタイプですね。

人に例えると、まだ若いけど、いろいろな事を知ってて、穏やかで品のいい青年って感じ。
将来への希望と可能性を感じます。

やはり、ルイス・フェリペ・エドワーズのワインはいいですね。
強い主張というか、しっかりしたポリシーを感じます。

■関連情報(ルイス・フェリペ・エドワーズのワイン)


2016/02/10

プードゥ カベルネ・ソーヴィニヨン シラーズ NV

プードゥ カベルネ・ソーヴィニヨン シラーズ NV
プードゥ カベルネ・ソーヴィニヨン シラーズ NV
Pudu Cabernet Sauvignon Shiraz NV

チリ:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン51%、シラーズ49%

ファミリーマートで、598円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいピンクがかったフチの、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、透明感がある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ブラックベリー、メントール、茎っぽいグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>なめし革、肉、コショウ
香りの印象:若々しい、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):多めの残糖の甘み
酸味:やさしい、なめらかな
タンニン分:控えめ、やや収斂性がある
バランス:チャーミングでコンパクトなまとまり
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュなジャム

【評価】
ライトでフレッシュ、甘みとチャーミングな果実感があり、カジュアルなまとまり

【供出温度】
10-13度 冷やし過ぎるとジュースっぽい単調な印象になる

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクっぽい紫色のフチの濃いルビーで、輝きとツヤがあります。

香りは、フレッシュな黒い果実、ジャム、なめし革、赤身の肉、茎っぽいグリーン香、時間が経つと焦がしたカラメルのような芳ばしい香りも出てきました。

味わいは、軽めでフレッシュなアタックから、甘みとチャーミングな果実感がパッと広がり、コンパクトなボディが少し続いて、えぐ味の残る収斂性のあるフィニッシュ。

果実感が強くて甘みが強めなのですが、ちゃんとワインらしいバランスでまとまっているので、万人受けしそうな味わいです。
気分も上がる感じで、パーティ向きですね。

ただ甘みが強くてカジュアルなので、ワインマニアにはちょっと合わないかも。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのミートソース。
甘めの味付けです。

合わせると、ワインの甘みとソースの甘みがぶつかって、ちょっと重くなります。
ワインが脂っこいソースをサッパリ洗い流してくれる、って感じの合い方ではありません。

このワイン、食事と合わせるのはかなり難しそうですね。
コンビニパスタでも合わないと、あとはスナック菓子くらいでしょうか。

おつまみで買ったパストラミビーフに合わせると、まったく何も合わずに上滑りする印象です。
コショウが多く乗ってるところでも、そっぽむくというか、完全に無視。

ピーナッツブロックチョコも馴染まない。

ワインだけで飲むと美味しいのですが、食事に合わせようとすると甘みが主張して重さが出てきますね。

飲み進むとワインだけでもちょっと甘みが重さになってきたかも。
キレがないというか、ちょっとまったりとした印象。

まあでも、この価格なら問題はないと思います。

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コンチャ・イ・トロ プードゥ カベルネ・ソーヴィニヨン&シラーズ ワンコインワイン12本で【送料無料】

※サイトより引用
チリの最大のワイナリー
コンチャ・イ・トロ
満を持してのワンコインワイン参戦
1年のうち300日以上が晴れているという、理想的なチリのブドウ産地にコンチャ・イ・トロ社が所有する畑面積は7000ヘクタール以上でチリ最大。
広大な土地での優れた栽培技術、120年以上の歴史に培われた醸造技術と、熱い情熱の融合によって生み出される世界トップ水準のワインは、世界中で親しまれています。
高品質ワインを造る条件。それは良質なぶどうと優れた醸造技術。
この哲学に基づいてコンチャ・イ・トロ社では、栽培部門と醸造部門が協力して、ぶどう品種ごとに最適な立地条件の畑を選択し、畑を小さな区画に分け、畑の中にさらに畑をつくる「マッピング」という革新的なシステムを導入して、極めて良質のぶどうを生産しています。
しかも、ここでぶどう畑の管理・栽培にあたっているのは計1,000人ものエキスパート・チーム。
こうして収穫された高品質のぶどうを伝統的な製法に従って処理し、優秀なワインメーカー達が、世界的に定評のあるワインを生み出しています。
プードゥはチリのチロエ島のみに生息する体長70cmほどしかない世界で最も小さな鹿の一種です。
やや紫がかった深いルビー色で、熟した果実の複雑な香りに杉などの針葉樹のニュアンスが感じられます。
カベルネの豊かなボディとシラーズの凝縮した果実味のバランスがとれた、ほのかに甘味を感じる飲み飽きないワインです。
■関連リンク(ファミリーマートのワイン)


2016/02/07

キンタ・ダ・オプサダ アレアル・ヴィーニョ・ヴェルデ 2014

キンタ・ダ・オプサダ アレアル・ヴィーニョ・ヴェルデ 2014
Quinta da Pousada AREAL VINHO VERDE 2014

ポルトガル:ミーニョ地方:D.O.C.ヴィーニョ・ヴェルデ
アルコール度:11%
ブドウ品種:ロウレイロ50%、トラジャドゥーラ20%、アリント20%、アルバリーニョ10%

リカーランドトップで、税抜き925円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:中庸
粘性:弱い
外観の印象:軽い発泡がある、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>梨、白い実の果実、ハチミツ、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:穏やか
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
ライトでスリム、溌剌としているが、若干酸化の印象がある

【供出温度】
7度以下 軽めで炭酸を含んでいるのでしっかり冷やして飲んだほうが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、オレンジがかったベージュっぽいイエローで、ちょっと酸化の懸念があるものの、輝きは強め。

香りは、梨や白い実の果実、柑橘系、グリーン系のハーブ、ハチミツやシロップ、若干リンゴやシードルのような酸化の印象も感じます。

味わいは、かかすかに発泡しているライトなアタックから、ナチュラルな果実味と爽やかな酸味がゆっくり広がり、少し酸化の印象はあるものの、すーっと流れるようにフィニッシュします。

ヴィーニョ・ヴェルデって緑のワインって意味ですが、意外とオレンジがかった色調のものが多いですね。
酸化してるわけでは無いのかもしれません。

いままでは微発泡くらいのものが多かったですが、これは微発泡とは呼べないレベル。
ちょっと炭酸を含んでる、くらいです。

飲み進むと、酸化の印象も無くなり甘みも強くなってきて、少しづつ良さが出てきました。

今日の晩御飯は、ほぼジャガイモの味の、自家製コロッケ。

中濃ソースをかけるとワインが負けて、コロッケだともうひと味欲しい感じです。
魚のフライとか、チキンフライとか、天ぷらとかの方が合いそうですね。

酸の印象が個性的で、ちょっとクセがあるので、香りの強い洋食が合いそうです。

おつまみで、キャラメルコーティングしたカシューナッツに合わせるとバッチリ合いました。
女子会的な合い方で「やだ、これおいし~(ハート)」って感じ。
バナナチップスにも良く合います。

ワインだけになると、やはりちょっと個性的。
誰にでも好かれるタイプでは無さそうなので、パーティに持ってくイメージでは無いのですが、ラベルデザインはとても可愛いですね。
ポルトガルワインって、ラベルデザインが秀逸なものが多い気がします。

そうなんですよね~、悪くないんだけど何かちょっと惜しい感じ。

人に例えると、一見爽やかななんだけど、独特な価値観を持っていて、とっつきにくい青年みたいな。

一般的にはオススメできませんが、試しに飲んでみるのはありかと思います。

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2016/02/06

ポール・ブルケール リースリング 2014

ポール・ブルケール リースリング 2014
ポール・ブルケール リースリング 2014
Paul Bruckert Riesling 2014

フランス:アルザス地方:A.O.C.アルザス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:リースリング100%

ドン・キホーテで、税抜き1280円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱い
外観の印象:色付きが弱い、若々しい

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>レモン、グレープフルーツ、柑橘系、針葉樹
<香辛料・芳香・化学物質>白い小石のようなミネラル
香りの印象:やや閉じた印象、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:しっかりした、爽やか
苦味:旨みを伴った
バランス:スリムな、ちょっとひっかかりがある
アルコール:やや弱め
余韻:かすかに続く

【フレーヴァー】
酸っぱい梨のような感じ

【評価】
ライトでフレッシュ、甘みがあって飲みやすいが、酸が立ってて収斂性がある

【供出温度】
8-10度 軽いけど旨みもあるのであまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかったレモンイエローで、輝きもあります。

香りは、レモンやグレープフルーツのような柑橘系、小石のようなミネラル、ちょっとクリーム、針葉樹のようなグリーン香などがあります。

味わいは、ライトなアタックから、フレッシュな柑橘系のフルーツ感と甘みが広がるものの、収斂性のある酸味がブレーキをかけて、ややえぐ味の残るフィニッシュ。

ちょっとクセがあって個性的と考えるか、品質感が悪いと考えるか、人によって評価が分かれそうですが、飲み進むとどうなるでしょう。

今日の晩御飯は自家製の餃子。
ニンニク控えめ、野菜多めです。

醤油とお酢とラー油のつけダレだと、酸っぱさがケンカしてまったくアウト。
やはりこのワイン酸っぱいです。

レモンを搾って美味しいような食事、フライ系とか唐揚げとかが良さそうですね。

おつまみのバナナチップスは、デザート的に合います。
ビーフジャーキーはワインが完全に負けて消えてしまいました。

飲み進むとどんどん酸っぱくなってきました。
やはりこのワイン、アウトですね。

人に例えると、ちょっとクセがあるけど良い人かなと思ってたら、結局やっぱりダメ人間だったみたいな。
乾いた痩せた印象で、ブレードランナーに出てきたガフ役のエドワード・ジェームズ・オルモスをイメージしました。

酸化が進んでる印象で、クリーンさも無くて、オールドタイプのワインみたいですね。
少し奥深さみたいなものは感じるのですが、リピートすることは無いでしょう。

■楽天ショップへのリンク

ポール・ブルケール リースリング 750ml

※サイトより引用

アルザス・アンマーシュヴィアの農家として、葡萄栽培をスタート。父から子へと脈々と伝統が受け継がれ、現当主で7代目を数えます。綺麗に通った酸味が心地よく、うまみがあるバランスの良いワインです。

2016/02/05

ドゥルシネーア メルロー レセルバ 2014

ドゥルシネーア メルロー レセルバ 2014
ドゥルシネーア メルロー レセルバ 2014
Dulcinea Merlot Reserva 2014

チリ:セントラル・ヴァレー地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー

ファミリーマートで、680円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいピンクっぽい紫色の濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、深い透明感がある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>イチゴ、キャンディ、甘いフローラル、花の蜜
<香辛料・芳香・化学物質>最初に酵母の印象
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:軽め、緻密、収斂性がある
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
フレッシュでフルーティ、甘みが強めながら、しっかりと締まるタンニンがある

【供出温度】
10-13度 カジュアルなので温度低めが良さそうだけど、冷やし過ぎると良さが無くなる

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクっぽい紫色の濃いルビーで、底光りするような輝きがあります。

香りは、ややケミカルで、黒い果実、スパイス、メントール、カラメル、ヴェジェタル、グラスを回すと赤身の肉や重いグリーン香が出てきます。

味わいは、やや軽めのアタックから、ジューシーなフルーツ感と甘み、おだやかな酸味がじわっと広がり、やや重い印象が続いて、甘みと渋みが残る乾くフィニッシュ。

このシリーズってちょっと甘いですよね。
ソーヴィニヨン・ブランは酸味がしっかりしていてこの甘みが効果的に活きていたのですが、シャルドネやこのメルローは重くてキレがない印象になってます。

ただ、悪くはないですね。
このあたりは好みの問題でしょうか。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当のハンバーグカレードリア。

合わせると良く合います。
同じ出身地で話が盛り上がるって感じで、フルーティさを加えて世界観が広がります。

ただ、なんというか、あまり幸せ感はないかも。
愛想笑いの仕事付き合いって感じで、あまり上がる組み合わせではありません。

とはいえ、コンビニのカレードリアはワイン無しだとちょっと脂っこいですね。
ワインが大分助けてくれます。

飲み進むとやはり重さが気になってきましたね。
温度が上がると重いので、どちらかと言うと冷やし気味くらいの方が良いかも。

個人的にはリピートしたいタイプではないかな~。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)


2016/02/04

ロス・モリーノス 白 NV (2016年購入)

ロス・モリーノス 白 NV
ロス・モリーノス 白 NV
LOS MOLINOS WHITE NV

スペイン:内陸部地方:DOバルデペーニャス
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:アイレン100%

セブンイレブンで、514円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:わずかにオレンジっぽい、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱い
外観の印象:色付きが弱め、輝きがある

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>青りんご、青草香、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル
香りの印象:第1アロマが強め、個性的なグリーン香

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:さわやかな、やさしい
苦味:控えめ
バランス:スリムな、やや痩せた
アルコール:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
リンゴや梨のような印象

【評価】
ライトでフレッシュながら、ややアルコールが浮いた印象

【供出温度】
7度以下 バランスがあまり良くないので、冷やして飲んだ方が良さそう

【グラス】
小ぶり、タンブラー

【総評】
外観は、ややオレンジっぽい色調のイエローで、輝きは強め。

香りは、青りんごのような爽やかな果実感、青草香やハーブ、石灰のようなミネラル、個性的な印象ですが、あまり良くありません。

味わいは、ライトでジューシーなアタックから、素朴な果実感と甘みがふわっと広がり、やや人工的なえぐ味とアルコール感のある、ちょっと違和感のあるフィニッシュ。

個性的なんだけど人工的な印象で、ワイン風アルコール飲料って感じ。

今日の晩御飯は、コンビニパスタの、野菜のペペロンチーノ。
合わせると、ワインの甘さが強めに出てきました。

コンビニ食だと意外と悪くないですね。
甘いけど、ベタベタした感じはなくて、さっぱりしているのがこのワインの良さですね。

グリーン系の香りも爽やかな印象に一役かってるようで、しかも軽いのでスイスイ飲んでしまいます。

おつまみで薄皮付きピーナッツに合わせると、飲み会的な合い方をして、幅広く対応出来そうな感じ。
家庭での使い勝手は良さそうですね。

人に例えると、周りを盛り上げるけど、人の気持を察することができない、まだ未熟な若い男子みたいな?
ちょっと分かりにくいか・・

かなり人工的な印象なので、ワイン好きには薦められませんが、こだわらずに毎日ちょっとずつ飲む人にはいいかも。
ただ日持ちは実際に試してないので、冷蔵庫でどのくらいもつか分かりません。

個人的にはリピートしないタイプかな~。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2016/02/02

ドゥルシネーア ソーヴィニヨン・ブラン 2014

ドゥルシネーア ソーヴィニヨン・ブラン 2014
ドゥルシネーア ソーヴィニヨン・ブラン 2014
Dulcinea Sauvignon Blanc Reserva 2014

チリ:セントラル・ヴァレー地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン主体

ファミリーマートで、680円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱い
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、レモン、グレープフルーツ、ハチミツ
<香辛・芳香・化学物質>乳製品の印象、ミネラル、シロップ
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:まろやかな、ふっくらした、爽やか
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュな柑橘系

【評価】
ふっくらと厚みがありながら、爽やかで、ハッピーな味わい

【供出温度】
8-10度 ややふっくらしているのであまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは弱め。

香りは、柑橘系のフルーツ、甘いシロップやハチミツ、キャンディ、ミネラルなど、カジュアルな印象。

味わいは、なめらかで穏やかなアタックから、フレッシュなフルーツ感と酸味が気持よく広がり、おだやかなボディが続いたあとに、旨みを残したジューシーなフィニッシュ。

後味がいいですね。
とても幸せ感があって、飲むと気分が上がります。
第一印象は抜群にいいです。

このワイン、甘みがチャーミングポイントで、さらに甘みを引き立てる、酸味や果実感がとても効果的。
ベタベタしない、すっきりした味わいにまとまってます。

今日の晩御飯は、コンビニパスタの、ボンゴレビアンコ。
合わせると、カジュアルな印象は変わらないものの、そんなに食事の邪魔をしません。

果実感がとてもしっかりしているので、果実が入っても美味しいメニューがいいですね。
生ハムとか、ドライカレー、魚介よりは鶏肉とか豚肉くらいが良さそうです。
八宝菜とか、中華系もいけそう。

おつまみで、アンチョビ&ガーリック味のスナックに合わせると、ガーリックパウダーのくどさをワインがフォローしてくれる感じ。
ただの火消し役的な合い方でもったいないけど、ワインがないとこのスナックは食べられないかも。
だし塩味のおせんべいにはジュース的なカジュアルな合い方をします。

ワインだけで美味しいので、ついつい飲み過ぎてしまいますね。
パーティワインとしては良さそうですが、ラベルデザインはちょっとイマイチですね~。

次の日、常温で置いてあったのを飲んでみたら酸っぱくなってましたが、魅力は健在でした。
冷蔵庫でちゃんと保存したら2日目でも大丈夫そうですね。

またリピートしたいワインです。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)

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