2015/11/23

ラ・パラ・ロカ ソーヴィニヨン・ブラン ヴェルデホ 2013

ラ・パラ・ロカ ソーヴィニヨン・ブラン ヴェルデホ 2013
ラ・パラ・ロカ ソーヴィニヨン・ブラン ヴェルデホ 2013
LA PARRA LOCA SAUVIGNON BLANC VERDEJO 2013

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルデホ

イオンで、818円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:わずかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、オレンジがかった色が気になる

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>青りんご、柑橘系
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル
香りの印象:やや酸化をイメージさせる、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:ちょっと尖った印象で強め
苦味:ちょっと収斂性を感じる
バランス:スリムでシンプルで、酸っぱい
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸味の強い柑橘系やリンゴ

【評価】
ライトでドライな印象ながら、強烈な酸味が個性を出している

【供出温度】
8-10度 酸味がかなり強いので温度低めでもやや高めでも大丈夫そう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、ややオレンジがかったイエローで、少し輝きがあります。

香りは、酸化をイメージさせるリンゴの印象ですが、青りんごのような爽やかさがあり、ハリのあるミネラルっぽさと、要素は少なめでシンプル。

味わいは、軽めのアタックから、優しい上品な果実感と強烈な酸味が口いっぱいに広がり、スレンダーなボディで酸っぱさが続き、苦味とえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

かなり酸っぱいのですが、酸化してる酸っぱさではなく、マロラクティック醗酵をせずにリンゴ酸がしっかり残っているような酸味です。

今どきは、こんなに酸が強く残ってるワインは少ないですが、昔のシャブリとかは暴力的な酸が残っているものなどありましたね~。
ここ最近でしっかり残ってて美味しかったのは「レ・タン・ペルデュ サン・ブリ2010」でしたね。

このワインも好みはあると思いますが、私は好きなタイプですね。
しっかりした個性が好印象です。
飲み手に媚びてないというか、自分をしっかり持ってる感じ。

このシリーズ、テンプラニーリョのロゼも飲みましたが、和食によく合う美味しい、コストパフォーマンスの高いワインでした。

この白もただ酸っぱいだけじゃなくて、しっかり旨みを持っていて、じわじわと美味しさを感じて飲んでてニヤニヤしてしまうようなタイプ。
いろいろな人に飲ませて感想を聞いてみたい感じです。

人に例えると、にこにこ穏やかな好青年なんだけど、とてもしっかりした考え方を持っていて、軸がぶれない若者って感じ。

酸味は強いのですが、全体的に主張は強くなくて、素直な印象なので、レモンやゆずを絞るような料理には全般的に合いそうな気がします。

今日の晩御飯は、鮭のホイル焼き。
味噌マヨネーズとポン酢の味付け。

まったく合わないことはないですが、ワインがややフィットしません。
ハーブ系の印象があるからか、和食はイマイチ合いませんね。
やはり洋食の方が良さそう。

おつまみでスティックポテトに合わせると、まあまあ問題なし。

飲み進むと酸味も馴染んできて穏やかな印象になってきました。
ただちょっと、後味のえぐ味が気になってきたかも。

食事と合わせたいタイプですね。
チーズやハーブを衣に加えたフライとか、普通の天ぷらとか、揚げ物系がフィットしそうですね。

さっぱりしていて食事に合わせやすそうで、コストパフォーマンスは高いと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


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