2015/09/08

アギーラ マカベオ 2012

アギーラ マカベオ 2012
アギーラ マカベオ 2012
AGUILA MACABEO 2012

スペイン:アラゴン州:D.O.カリニェーナ
アルコール度:12%
ブドウ品種:マカベオ

町田の蔵家さんで、税抜き570円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、硬質な輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>リンゴ、梨、白い実の果実
<花・植物>菩提樹、針葉樹、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香>ミネラル、クリーム、シロップ
<化学物質>ちょっと還元的?
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:穏やか
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:少しだけ残る

【フレーヴァー】
梨の芯のような酸っぱい果実感

【評価】
ライトでフレッシュ、グリーン系の爽やかな味わい

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてフレッシュに楽しむタイプ

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、筋肉質な輝きを持っています。

香りは、梨やリンゴのような果実、雨に濡れた松のような針葉樹、グリーン系のフローラルやハーブ、ミネラル、クリームのような印象もあって、青っぽさが個性的でいい感じ。

味わいは、ライトなアタックから、優しいながらしっかりした酸味と爽やかな果実感がじわっと広がり、スレンダーなボディをしっかりした酸味が支えて、少し長めに続いた後に軽いえぐ味と苦味を残す、ジューシーなフィニッシュ。

この価格帯では、バランスも良くて個性もあって、抜群にいいのではないでしょうか。

ワインだけでも十分美味しく飲めますが、ニューワールドのような果実感を押し出した感じではなくて、ちょっとグリーン系の風味が勝ってる、大人な味わいって感じ。
イメージとしてはモヒートのような印象ですね。

食事にも合わせやすそう。

今日の晩御飯は、アジフライ。
フライに何もかけないで合わせるとバッチリ。
中濃ソースやマヨネーズをつけると、ちょっと生臭さが出る印象がありますが、特に問題なし。

おつまみでピスタチオに合わせると、グリーン香がつなぎになって、ぴったりフィットしてワインに深みを与えて、とても幸せなマリアージュ。

ちょっと緑茶っぽい印象もあるので、和食にも合わせやすいような気がしますね。

グラスが空になると、樽香が残ります。
と言うかウッドチップのような感じ。

この価格帯で、グラスを空けた後に香りが残るというのはとても珍しいですね。
全体的にしっかり造られた感があって、このワインはコストパフォーマンス高いのではないでしょうか。

人に例えると、上品なんだけど個性的な面もある、若いお嬢様みたいな。

この価格帯では最高レベルですね。
これはオススメです。

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