2015/12/31

奥尻ピノ・ノワール ロゼ 2014

奥尻ピノ・ノワール ロゼ 2014
奥尻ピノ・ノワール ロゼ 2014
OKUSHIRI Pinot Noir Rose 2014

日本:北海道:奥尻
アルコール度:10%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、税抜き2195円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:かすかにオレンジがかった、黒っぽいサーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては中庸
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、フチはほぼ無色、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>イチゴ、薬草系
<香辛料・芳香・化学物質>チョコレート、ヴァニラ?
香りの印象:いちごチョコレートのような不思議な香り

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:かなり強烈、強いリンゴ酸のイメージ
タンニン分:軽い
バランス:スマートだが、甘みと強い酸味がある
アルコール度:弱め
余韻:酸味が強めに残る

【フレーヴァー】
アセロラのような強い酸のある赤い果実

【評価】
ライトだが、甘みと強烈な酸が強い個性を出している

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしてフレッシュに楽しむ

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、オレンジっぽい色調の鮮やかなサーモンピンクのロゼで、輝きがあります。

香りは、イチゴとチョコレートの印象が強く、薬草っぽいハーブ香や、ちょっとヴァニラようなイメージもあります。

味わいは、少し発泡しているライトなアタックから、甘みと強烈な酸味が広がり、酸がそのまま支配してジューシーなフィニッシュ。

これは個性的ですね。
まず香りがいちごチョコレート。
口に含んだ瞬間は軽めのライトな印象で入ってきて、そのあと甘みがあり、やっぱり甘口のロゼだと思ったら、そこに強烈な尖った酸味が出てきます。

白ワインでもこんな強烈な酸味はあまり無いと思います。

今日の晩御飯は、キスの天ぷらが乗った年越しそば。
ただ甘いだけのロゼだったら多分合わないのでしょうが、このワインは強烈な酸味が食事とのつなぎになって悪くありません。

というか、この強い酸が魚介系でも受け入れてくれます。

カジュアルな味わいなので、おつまみ全般大丈夫。
イカ系でもビーフ系でも大丈夫ですね。

44ヶ月熟成のイベリコ豚の生ハムに合わせると、とてもしあわせ感のある合い方。

2000円を超える味わいではないですが、まとまりは良くてバランスがいいので、それなりに納得して飲める感じです。

ただカジュアルなので、印象としては1500円くらいのイメージでしょうか。

人に例えると、チャーミングで可愛い、陽気でよく笑う大人の女性みたいな感じ?

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※サイトより引用
淡いサクラ色。苺、オレンジ、フルーツキャンディーのような香り。繊細な味わいの中にイチゴやベリーの風味。すっきりとした酸で飽きのこないチャーミングな飲み口です。
【奥尻ワインについて】
奥尻島は、北海道南西部の日本海に浮かぶ周囲約84kmの島です。
透明度が約25mという抜群に綺麗な海に囲まれ、ブナの原生林が島の約60%を覆い水が豊富な環境でもあります。
このように海と緑が溢れる自然環境の中で、ワインの原料となる葡萄を自社の畑で栽培しています。
ワインの世界にはテロワールと言って、その土地ならではの特性、その醸造者ならではの人格がにじみ出ているワインを求める傾向があります。
日本海の潮風を受けて育ったブドウはミネラルが豊富で、ワインにすると余韻に潮の香りが出るため、奥尻ワインにはテロワールが充分溶け込んでいます。

2015/12/30

シャトー・ヴュー・ジョルジュ オーガニック 2005

シャトー・ヴュー・ジョルジュ オーガニック 2005
シャトー・ヴュー・ジョルジュ オーガニック 2005
Chateau Vieux-Georget Organic 2005

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー・シュペリュール
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン40%、メルロー40%、カベルネ・フラン20%

リカーランドトップで、税抜き1850円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:まだ少し若さのあるちょっと紫色がかった、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強い
外観の印象:落ち着いた印象ながらちょっとまだ若さを感じる

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>すみれ、干しぶどう、ドライフルーツ
<香辛料・芳香・化学物質>肉、オリエンタルスパイス
香りの印象:華やかで熟成感がある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:ちょっと酸化の印象、爽やか
タンニン分:サラサラした、シルキーな
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:かすかに長く続く

【フレーヴァー】
スパイシー、ちょっとケミカル?

【評価】
華やかな香りで熟成感がありながら、スッキリとスマートな味わい。ちょっと酸化の印象がある。

【供出温度】
14-16度 すっきしたまとまりなのでちょっとヒンヤリしてるくらいが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
澱が無いので、ボトルからグラスに注いで飲めるが、ひょっとしたらデキャンタージュした方が香りが開くかも

【総評】
外観は、落ち着いた印象ながらまだ若さを感じさせる色調の濃いガーネットで、美しい輝きと液面のツヤがあります。

香りは、最初にスミレのような華やかさがあり、グラスを回すと干しぶどうや生肉、オリエンタルスパイスのような香りが出てきて、最後はちょっと還元的な印象になります。

味わいは、軽めでスッキリしたドライなアタックから、落ち着いた果実味と爽やかな酸味がじっくりと広がり、少し酸化の印象があるものの、スマートなボディが長めに続いて、えぐ味と収斂性が出てきて乾く印象でフィニッシュ。

シャトー蔵出しの10年熟成ボルドーなので、品質は安定していて、まだまだ若さを持ってます。

最初はちょっと酸化した印象がありましたが、飲み進むとだんだん気にならなくなってきました。
クールでクリーンな印象があり、品の良さを感じます。

イメージとしては、中島美嘉のようなクールビューティでしょうか。

2000円弱の価格帯ですが、第一印象は良いですね。
食事が入ると、また良さが出てきそうな気がします。

今日の晩御飯は、国産黒毛和牛のモモ肉のステーキ。
塩コショウで焼いて、わさび醤油でいただきます。

わさび醤油はさすがにワインに合わないかなと思ったら、かなりいい感じで合いました。
ワインの熟成感と醤油の馴染みがいいんですね。

塩コショウだけより、わさび醤油をつけた方が合います。
ワインがソースになって料理をグレードアップしてくれる感じで、この組み合わせはいいですね。

イベリコ豚の44ヶ月熟成のマサの部位の生ハムに合わせてみましたが、これはまた何ともうっとりするような合い方。
普段このような高い生ハムは食べられませんが、チーズのような熟成香があって、赤ワインとの相性がとても良い。
熟成感のある赤ワインと長期熟成した生ハム、この組み合わせはハマりますね~。

熟成感のあるボルドーがこの価格で味わえるという点では、コストパフォーマンスは高いと思います。

最初はクールビューティの女性のイメージでしたが、飲み進むと、冷静な若い紳士的な男性のイメージになってきました。

香りはあまり良くなってきませんが、熟成による酸化のイメージは悪い方向に行かず、時間が経ってもしゃんとしてます。

カミさんに感想を聞いたら「3980円くらい。時間が経っても悪くならないし、だんだん良くなってきていて香りも華やかなので、最低でも2000円台後半かと思った。」とのことでした。

かなりの高評価です。
確かに時間とともに良くなってて、蔵出し熟成ワインの良さが出てます。

このワインはオススメです。

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シャトー ヴュー・ジョルジュ [2005]赤ワイン フルボディ 750ml フランス ボルドー AOCボルドー・シュペリュールChateau Vieux-Georget グレートヴィンテージの2005年!

※サイトより引用
・味わい:フルボディ
・栽培:オーガニック(Eco Cert認定)、平均樹齢15年
・飲み頃温度:16~18℃
・合う料理:ヒレステーキ、トマトソースとサラミのピザ
明るいガーネットの色。
ブラックベリー、カシス、バニラの香り。
口当りまろやか。しなやかなタンニン分と程よい果実味のバランスが良い味わい。コストパフォーマンスに優れています。
1000~2000円のおすすめワイン

2015/12/29

シーカイト シラーズ 2014

シーカイト シラーズ 2014
シーカイト シラーズ 2014
SEA KITE SHIRAZ 2014

オーストラリア:南東部
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ

グルメシティで、税抜き753円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある

【香り】
第一印象:やや鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>ブラックベリー、茎っぽいグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、コショウのようなスパイス
香りの印象:若々しい、ちょっと閉じている印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:細かい、優しい
バランス:ややふっくらとした、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ジャムのような甘みのある果実感

【評価】
フレッシュでフルーティ、甘みが強めのカジュアルな味わい

【供出温度】
10度以下 カジュアルでフルーティなので温度低めが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調の濃いルビーで、液面のツヤと輝きがあります。

香りは、硫黄やケミカルな印象と、茎っぽいグリーン香、フレッシュな黒い果実、スパイシーさもあります。

味わいは、やや軽めのアタックからフレッシュなフルーツ感と甘み、穏やかな酸味が広がり、ややふっくらしたボディで、渋みは軽めながら収斂性があって、えぐ味が残るやや乾く印象のフィニッシュ。

ジューシーで甘みがあり、ワインだけで飲めるタイプのニューワールドワインです。
チャーミングで素直な印象で、憎めないキャラ。

今日は飲み会帰りなので、深夜に冷凍パスタの青の洞窟ボロネーゼ。
ちょっと甘めのソースに、ワインがフィットします。

デミグラスソースとか、コンビニ食にもよく合いそうですね。

おつまみのクランベリー&ナッツにはピッタリフィット。
クランベリーもアーモンドもとても良く合います。

ピーナッツブロックチョコに合わせるとワインが負けてダメ。

人に例えると、可愛くて素直でいいやつみたいな感じでしょうか。

食事と合わせるというよりはパーティワインですね。

個性という点では弱いですが、コストパフォーマンスは悪くないと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2015/12/26

サー・ジョージ オーストラリアン・レッド NV

サー・ジョージ オーストラリアン・レッド NV
サー・ジョージ オーストラリアン・レッド NV
Sir George Australian Red NV

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:不明

ローソンで、490円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:鮮やかな色調の、やや明るいルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ドライフルーツ、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>スモーク、なめし革、ややケミカル
香りの印象:ケミカルで、若干還元的?

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:軽いがしっかり締まる
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ややケミカル

【評価】
ライトでドライ、すっきりした味わい

【供出温度】
10度以下 かなり軽いので冷やした方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい鮮やかな色調の明るめのルビーで、輝きとツヤがあります。

香りは、ややケミカルで、ドライフルーツやタバコ、スモーキー、なめし革などがあり、やや閉じてる感じ。

味わいは、かなり軽いアタックから、ドライで抑えたフルーツ感としっかりした酸味がじわっと広がり、スマートなボディで軽い渋みがあり、最後ちょっとゴムっぽい印象が出てきて乾く印象でフィニッシュ。

ドライでスッキリした味わいはいい感じなのですが、後味にゴムっぽい香りとえぐ味が残るのが、ちょっと残念です。
飲み進んで変わってくるといいのですが。

今日の晩御飯は、コンビニパスタの、牛肉のボロネーゼ。
ワインが完全に負けるものの、裏方にまわって脂っこさをリフレッシュしてくれて、なかなかいい仕事をします。

後味のゴムっぽさは消えず、人によって受け入れられるかどうか微妙ですね。

アーモンドは渋みがややケンカするものの、最終的には問題ありません。
カシューナッツは、ほとんど絡まないものの、特に悪くもなし。

ドライクランベリーは、何ともいい感じで合います。
お互いの足りない部分を補い合うような、マリアージュ的な合い方。

アーモンドとカシューナッツとドライクランベリーを一緒に食べて合わせると、これはもうバッチリで、とても幸せなフィット感ですね。

ナチュラルローソンで、クランベリー&ナッツってありますが、これは赤ワインに合わせるにはピッタリなおつまみですね。
これはオススメ。

このワイン、ライトで細身ながらコンビニ弁当の脂っこさを洗い流してくれるという点ではとても良い仕事をしますね。

人に例えると、とても爽やかなんだけど、ビジネスライクで気持ちのこもっていない、若いビジネスマンみたいな?

後味がちょっと気になるものの、コストパフォーマンスは高いのではないでしょうか。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2015/12/24

クルール・ド・シュッド シャルドネ 2014 ハーフボトル

クルール・ド・シュッド シャルドネ 2014 ハーフボトル
クルール・ド・シュッド シャルドネ 2014 ハーフボトル
COULEURS DU SUD CHARDONNAY 2014 375ml

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ

ファミリーマートで、540円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、ベージュっぽいイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:かなりオレンジがかっているので酸化が気になる

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>熟した果実、やや酸化したリンゴやシードル
<香辛料・芳香・化学物質>ヴァニラ、クリーム
香りの印象:木樽からのニュアンス、やや酸化した印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:酸化して饐えた感じ
苦味:軽め
バランス:スリムでスッキリしているが、酸化の影響が強め
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸化したリンゴの印象に甘いフレーバーが残る

【評価】
スリムでフレッシュなベースがあるが、酸化の影響がかなり強く、クリーンさが無い

【供出温度】
7度以下 状態が悪いので冷やして飲んだほうが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、オレンジが強めのベージュっぽいイエローで、輝きがあります。

香りは、熟した果実、リンゴやシードル、甘いヴァニラにクリーム、酸化の印象があるものの、こってり濃厚な果実感。

味わいは、軽めのスッキリしたアタックから、グッと酸化した印象が支配的に出てきて、腰砕けのボディに饐えた感じが重なり、収斂性のあるキューっと締まるようなフィニッシュ。

ちょっとフルーツビネガー的な感じもありますね。
これは店頭での管理が悪かったパターンでしょうか。
ベースはなかなか良さそうなのですが。。。

このワイン、2008年を以前飲みましたが、その時はそんなに悪い感じでは無かったので、今回はちょっとコンディションが悪いのかもしれません。

今日の晩御飯はコンビニのクリームスープパスタ。
あさりと冬野菜入りです。

合わせると、ワインのマイナス面が食事とのつなぎになって結構合います。
ただやっぱり後味が悪く、えぐ味とか収斂性が残るんですよね。

おつまみで、ベビースターラーメンおつまみ、に合わせると、悪い仲間に合ったようなフィット感。

ベビースターラーメンが後味をかき消してくれるからですね。
ワインの欠点がかなり緩和されます。

LOTTEのカスタードケーキに合わせると、やはりワインの苦味が強く出てダメ。

場末の居酒屋で、味の濃いおつまみで飲むようなタイプ?

人に例えると、まだ若いけど、よくも悪くもいろいろ経験があって、実に荒い人付き合いをする営業マン、って感じ?

次はコンディションのいいやつを飲みたいですね。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)


2015/12/23

ハーディーズ スタンプ スパークリング シャルドネ ピノ・ノワール NV

ハーディーズ スタンプ スパークリング シャルドネ ピノ・ノワール NV
ハーディーズ スタンプ スパークリング シャルドネ ピノ・ノワール NV
HARDYS STAMP CHARDONNAY PINOT NOIR NV

オーストラリア:南東オーストラリア州
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:シャルドネ62%、ピノノワール32%

ワインショップ サン・ヴァンサンの通販で6本セット6,000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、950円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:かすかにオレンジっぽさのある、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
泡立ち:発泡性 最初に泡立ってその後は泡立ちは少なめ
外観の印象:ちょっと落ち着いた印象

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>グレープフルーツ、リンゴ、ナッツ
<香辛・芳香・化学物質>ミネラル、スパイス
香りの印象:複雑性がある

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め(ドライ)
酸味:爽やか
苦味:軽めだが、後味に強めに残る
バランス:溌剌とした、ドライな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
苦味のある柑橘系フルーツ

【評価】
意外とドライで本格的、ピノ・ノワールの深みを感じる

【供出温度】
7度以下

【グラス】
香りが複雑なので、普通の白ワイングラスが良さそう

【総評】
外観は、少しオレンジがかったイエローで、やや大人しい印象。

香りは、複雑性があり、柑橘系果実やリンゴ、石灰のようなミネラル、ナッツ、スパイス、ちょっとブショネっぽいカビのような印象もあります。

味わいは、しっかりした泡立ちのあるアタックから、ドライで落ち着いたフルーツとしっかりした酸味、スレンダーなボディで最後に苦味が強めに出てフィニッシュ。

思ったより、辛口で本格的な味わいですね。
もっとフルーティで甘いのかと思ってました。

浮かれてない感じで、食事には合わせやすそうです。

今日の晩御飯は鶏の骨付きもも肉のグリル。
クリスマスメニューですね。

このワイン、食事の邪魔をせずに良く合います。
ドライで、複雑性もあるので、シンプルな塩コショウだけのグリルにちょっとアクセントを加えてくれる感じ。

クリスマスケーキのガトーショコラは最後に苦味がケンカしてイマイチ。

家で焼いたシュトーレンに合わせると、かなりいい感じです。
ラムレーズンやバターの香りに合いますね。

シャルドネとピノ・ノワールなので、白ブドウだけのスパークリングとは違う深みをもってますね。
香りも時間とともに深みが出てきて、チーズのようなこってりした感じも出てきました。

時間ともにだんだん良くなってきますね。
これは期待以上です。

人に例えると、若く見えるけど、いろいろな経験をしてきた深みのある落ち着いた紳士って感じ?

1000円前後のスパークリングの中ではかなり良い方だと思います。
これはオススメです。

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※サイトより引用
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2015/12/22

ヘイウッド オーストラリアン・ホワイト NV

ヘイウッド オーストラリアン・ホワイト NV
ヘイウッド オーストラリアン・ホワイト NV
HEYWOOD VINEYADS AUSTRALIAN WHITE NV

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:不明

ファミリーマートで、498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、グレーっぽいイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:色付きが弱い、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかり感じられる
特徴:
<果実・花・植物>南国系の果実、パイナップル、ナッティ
<香辛料・芳香・化学物質>バタークリーム
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ちょっと多めの残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:厚みがあり、強い
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ちょっとアルコール臭が残る

【評価】
厚みのある果実感と強いボディながら、ややアルコール添加のような印象がある

【供出温度】
11-14度 ボディの強さではこのくらいだけど、冷やした方が欠点が隠れるのかも

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観はグレーに近い淡さのグリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、厚みのある果実感が中心で、パイナップル、バタークリーム、ちょっと硝煙など、シンプルなまとまりです。

味わいは、強めのアタックから、熟した果実感と厚みのある酸味が広がり、ふっくら厚みのあるボディ、コクのある苦味が出た後で、ややアルコールが強めに出て乾く印象の辛めのフィニッシュ。

この価格帯とは思えないボリューム感と強さを持ってて、その点ではコストパフォーマンスは高いと思うのですが、アルコールが浮き気味に出てるところが好みの分かれるところかもしれません。

温度高めで飲み始めたので、ちょっと冷やしてみるとまた印象が変わるかも。
基本的には悪くないと思います。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレビアンコ。
ボリューム感があるのでクリーム系のパスタが合いそうですが、苦味が魚介とフィットして悪くないありません。

冷やすと良くなりますね。
スッキリした爽やかな果実感が出てきます。

豆のサラダにもフィットしました。

洋食全般によく合いそう。

また温度が上がってくると締りのない感じになってきました。
やはりしっかり冷やして飲んだほうが良さそうです。

コストパフォーマンスは高いと思います。
これはリピートしたいワインですね。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)


2015/12/19

ラス・カシーリャス 赤 2013 500ml

ラス・カシーリャス 赤 2013 500ml
ラス・カシーリャス 赤 2013 500ml
Las Casillas Garnacha Tintorera 2013 500ml

スペイン:内陸部地方:カスティーリャ・イ・レオン州:D.O.アルマンサ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ガルナッチャ・ティントレラ100%

セブンイレブンで、500mlボトルを798円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいピンク色のフチをした、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、深い透明感と輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ジャム、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>カカオ、チョコレート、赤身の肉
香りの印象:開いている、第1アロマが強い

【味わい】
アタック:やや強め、ちょっとピリッとする
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やか、はっきりした
タンニン分:収斂性がある、サラサラした
バランス:痩せた、乾いた印象
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
ちょっと茎っぽいグリーン香が残る

【評価】
ちょっと饐えた酸味の痩せた印象で、後味もあまり良くない

【供出温度】
10度以下 痩せた印象なので普通は冷やした方が飲みやすそうだけど、ちょっと酸っぱくなるかも

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンク色のフチをした濃いガーネットで、輝きがあります。

香りは、ちょっと個性的な焦げ臭があって、カカオやチョコレート、加熱されたジャムのような果実感、赤身の肉、茎っぽいグリーン香などで、ちょっと荒っぽい感じ。

味わいは、痩せた感じのアタックから、控えめな果実感とキューっと締まった饐えた酸味が広がり、スリムなボディながら強めのえぐ味と収斂性があって、ケミカルな印象でフィニッシュ。

第一印象は良くないですね。
饐えた感じの酸味と、絞りすぎたようなグリーン香、後味も薬っぽい感じで、個性的と言えるレベルではないかも。

食事が入るとちょっと印象が変わるでしょうか。

今日の晩御飯は、コンビニのミートグラタン。
合わせるとやっぱりワインの酸っぱさが際立ってイマイチです。

おつまみで、3種のチーズのサクサクコーンスナックに合わせると、さらにワインが酸っぱくなってこれもダメ。

なんでしょうかね、管理が悪かったというよりは、そもそも造りの悪い印象?
グラスに入れて温度が上がってきた方が飲みやすいかもしれません。

人に例えると、まだ雑で青臭い、社会経験の浅い若者みたいな感じ?

コストパフォーマンスも悪くて、これは個人的にはオススメできません。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2015/12/17

カーサ・スベルカソー メルロー 2014

カーサ・スベルカソー メルロー 2014
カーサ・スベルカソー メルロー 2014
CASA SUBERCASEAUX MERLOT 2014

チリ:産地不明
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー主体

ローソンで、税込み575円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいピンクっぽい色調の、濃いルビー
濃淡:やや
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある

【香り】
第一印象:やや刺激的
特徴:
<果実・花・植物>茎っぽいグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、薬箱、樹脂、肉
香りの印象:若干閉じている印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:なめらか、やや頼りない
タンニン分:控えめながらちょっと収斂性がある
バランス:痩せた、乾いた
アルコール度:弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸っぱい赤い果実

【評価】
ライトでドライ、フルーツ感控えめなシンプルな味わい

【供出温度】
10-13度 温度が上がると頼りなさが出るのでやや冷やしめが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクっぽい色調の濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。

香りは、硫黄の印象がありケミカル、茎っぽさのあるグリーン香、生肉など、まだちょっと閉じてる感じです。

味わいは、ライトなアタックから、控えめなフルーツ感とやや頼りない酸味がじわっと広がり、残糖少なめのドライで細身のボディでストンと落ちて、舌にえぐ味がべったり残るフィニッシュ。

シンプルで禁欲的なまとまりですね。
人に例えると、色気のないサバサバしたマイペースな女子って感じ。

昨年飲んだ2013年は「心地よくてワインだけでサラサラ飲んでしまう、気持ちのいいいワイン。」という評価でしたが、2014年はやや心地よさが無くなっているかも。

サラサラしているところは一緒ですが、えぐ味や収斂性があって少し引っかかりがある感じです。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのミートソース。
合わせると、脂っこさをスッキリ洗い流してくれて、最終的にワインが全部持っていくみたいな感じです。

軽く感じるけど、結構主張が強いタイプかも。

ちょっとそっけないけど、コストパフォーマンスは悪くないと思います。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2015/12/16

ミチャイ レッド NV

ミチャイ レッド NV
ミチャイ レッド NV
Michay Red NV

原産国:チリ(日本でボトリング)
アルコール度:12%
ブドウ品種:不明

ローソンで、395円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
第一印象:ちょっと鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>干しぶどう、茎っぽいグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル
香りの印象:硫黄の印象が強め、ちょっと熟成香がある

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:変なバランスで酸っぱい
タンニン分:控えめ
バランス:真ん中がぽっかり抜けたようなバランスの悪さ
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸っぱい赤い果実

【評価】
人工的でバランスが悪い

【供出温度】
10度以下 全体的にバランスが悪いのでしっかり冷やして飲んだほうがいいかも

【グラス】
ワイングラスじゃなくて良さそう

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、少し輝きもあります。

香りは、硫黄とケミカルな印象が強く、干しぶどうのような果実、茎っぽいグリーン香もあります。

味わいは、軽めのアタックから急にブレーキがかかるような印象で膨らまず、干しぶどうのような果実感と饐えた酸味がじわっと出てきて、えぐ味と収斂性のあるフィニッシュ。

さすがにこれはハズレ、って感じの第一印象。
人工的で、無理やりワインに仕立てた感じで、三倍増醸清酒のような感じ。

不味くてハズレなんだけど、でもなんか飲んじゃいますね。

今日の晩御飯は、和風豆腐ハンバーグ。
醤油の甘辛ダレです。

なんだかちょうどいい感じでフィットします。

鶏出汁で煮たキャベツ(塩コショウ味)に合わせてもわりと大丈夫。

おつまみで、だし塩味のおせんべいに合わせても、何となく問題なし。

最初はかなり印象悪かったですが、後半は大分良くなってきました。

とはいえ、リピートしたいって感じでもないかな~。
あと100円出すと品質の良いワインがたくさんあるので、このワインは選ばないと思います。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2015/12/12

ポレール 八幡マスカット・ベーリーA 新酒 2015 500ml

ポレール 八幡マスカット・ベーリーA 新酒 2015 500ml
ポレール 八幡マスカット・ベーリーA 新酒 2015 500ml
SAPPORO WINE POLAIRE YAHATA Muscat Bailey A Nouveau 2015 500ml

日本:山梨:八幡地区
アルコール度:5%
ブドウ品種:マスカット・ベーリーA

グルメシティで、500mlを税抜き753円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:若々しいピンクっぽい色調の、明るいルビー
濃淡:明るい
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ちょっと傷んだ果実、やや腐臭、キャンディ
<香辛料・芳香・化学物質>カラメル
香りの印象:グラスを回すと若干傷んだ果実の印象が出てくる

【味わい】
アタック:かなり軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖多めのやや甘口
酸味:爽やか、優しい
タンニン分:ほぼなし
バランス:軽い、ジュースのような
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
ジュースっぽいフルーツ

【評価】
かなりライトなボディでフレッシュ、ほぼジュースの印象

【供出温度】
7度以下 相当軽いのでしっかり冷やした方が良い

【グラス】
ワイングラスじゃなくても良さそう

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクっぽい色調の明るいルビーで、フルーツゼリーのような輝きがあります。

香りは、カラメルやキャンディのような甘い印象があって、グラスを回すとやや腐臭のような嫌な要素が出てきますが、時間が経つと感じなくなるようです。

味わいは、かなり軽い水っぽいアタックから、フレッシュな果実感と甘み、ジューシーな酸味が広がり、そのままジュースのようなフィニッシュ。

相当軽くて、ほぼジュースですが、フレッシュ感はあって全体的なバランスは悪く無いかも。

ただワインとしての美味しさは無いので、これを飲んでると「あ~、ワイン飲みたい」って普通に思ってしまいます。
ワイン風のライトカクテルみたい?

今日の晩御飯は、自家製の煮込みハンバーグ。
肉の味やや強めですが、このワインはまったく合いません。

ジュースを一緒に飲んでるみたいですね。

おつまみの、生ハムもナッツもパーティっぽい合い方で、カクテルとかジュースを飲んでる感覚。

ほぼジュースですが、飲み進むと意外と素直で甘さも嫌な感じではなく、スッキリ飲みやすいですね。

人に例えると、原宿系のファッションに身を包んでキャピキャピ騒いでる若い女子みたいな感じ??

パーティに持って行ってみんなでワイワイ飲むにはいいかもしれません。
ワインの中に混ざると味のバリエーションを広げてくれるので、お酒が苦手な女子にはいいかも。

ただ、個人的にはリピートするタイプではありませんが。。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)


ポレール 勝沼甲州新酒 2015 500ml

ポレール 勝沼甲州新酒 2015 500ml
ポレール 勝沼甲州新酒 2015 500ml
SAPPORO WINE POLAIRE KATSUNUMA KOSHU Nouveau 2015 500ml

日本:山梨:勝沼町
アルコール度:5%
ブドウ品種:甲州

グルメシティで、500mlを税抜き753円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほんのりピンクがかった、イエロー
濃淡:淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>バナナ、シロップ漬けの白桃
<香辛料・芳香・化学物質>やや石灰
香りの印象:バナナ香が中心で他が隠れている

【味わい】
アタック:かなり軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖多めのやや甘口
酸味:爽やか、優しい
苦味:控えめ
バランス:スリムな、溌剌とした、やや水っぽい
アルコール:弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系の酸っぱいフルーツ

【評価】
軽くて甘くてジュースのようだが、スッキリしたまとまりで悪くない

【供出温度】
7度以下 ボディが軽いのでしっかり冷やした方が良い

【グラス】
ワイングラスじゃなくても良さそう

【総評】
外観は、甲州らしいピンクっぽい色味のある淡いイエローで、ちょっと輝きがあります。

香りは、強いバナナ香が中心で、他の要素はあまり感じられませんが、時間が経つと酸っぱくなった雑巾のような嫌な印象がちょっと出てきました。

味わいは、水っぽいくらいの軽いアタックから、残糖多めの甘みとフレッシュなフルーツ感があり、ジューシーで強い酸味が支配的になって、ちょっと何かが足りないような軽いフィニッシュ。

ポレールのワインって、イマイチ相性が良くないのですが、このワインも何か物足りない感じがします。
水っぽいのもあるのですが、全体的な旨みというか、味わい深さというか、とても表面的な印象。

去年の丹波ワインは美味しかったですね。

今日の晩御飯は、自家製の煮込みハンバーグ。
肉料理なのでちょっと難しい組み合わせですが、このワインまったく絡みません。

ジュースをあわせてるようなイメージですが、そんなに邪魔もしませんね。

食事が終わって、おつまみでパストラミビーフと、クレイジーソルトピーナッツに合わせるとワインが負けて、完全に消えてしまいますね。

食べ物が何もいらず、ワインだけでどんどん飲んでしまいます。
500mlだとあっという間に無くなりそう。

チューハイの500ml缶を飲み干す時間と同じくらいでしょうかね。
というかアルコール度はチューハイよりも低いんですねこれ。

人に例えると、けがれを知らない、素直で疑う事を知らない、透明感のある若い男子みたいな。

ただちょっと物足りないんですね。
悪い部分がない。

パーティに何本か持っていくうちの1本だと良いのかもしれません。
女子には受けそうな気がします。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)


2015/12/10

アニョー ルージュ 2013 ハーフボトル

アニョー ルージュ 2013 ハーフボトル
アニョー ルージュ 2013 ハーフボトル
Agneau Rouge 2013 375ml

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:メルロー65%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン10%

ピアゴで、ハーフボトルを597円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少し落ち着いたルージュ色をした、やや明るめのルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:色付きは弱めで透明感がある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>ドライフルーツ、ドライハーブ、薬っぽいハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>やや硫黄、やや閉じてる?
香りの印象:閉じているのか開いてこない

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:控えめ、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
あまり何も残らない感じ

【評価】
ライトでドライ、すっきりした味わい

【供出温度】
10-13度 軽くてスッキリした味わいなので、少し冷えてるくらいが良さそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、落ち着いた色調の明るめのルビーで、底が見えるくらいの明るさと、キレイな輝きとツヤがあります。

香りは、温度低めのせいか閉じている印象で、ドライフルーツやドライハーブ、薬箱のような印象で、もうちょっと温度が上がると変わりそう。

味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、上品な大人なフルーツ感と爽やかな酸味が広がり、残糖少なめのドライでスマートなボディ、タンニンは控えめながら後味をしっかり締めて、やや乾く印象のフィニッシュ。

とても軽いのですが、上品さがあるというか素性のいい感じがありますね。
ちょっと冷蔵庫で冷やし過ぎたので、もうちょっと温度が上がるのを待ってみます。

かなりドライな印象なのですが、嫌味のないスッキリした味わいなので、ワインだけでもスイスイ進みますね。
アルコール度も低めなので、ハーフボトルはあっという間に無くなりそう。

当たり外れの多いボルドーですが、良いワインはさすがの品質感というか、時代の流れを作っているな~と感じます。
このワインもまさにそうで、ニューワールドでは到達できない境地にありますね。

クリーンで透明感があって、スケートの羽生結弦選手のような透明感とオスマシ感を持ってます。

今日の晩御飯はコンビニ弁当のロコモコ丼。

合わせると、実に上品に対応してくれます。
コンビニ弁当でも文句言わない感じで、慈愛に満ちた味わい。

キレイな澄んだ水、みたいな印象もあるんですね。

どんな食事でも合わせやすそう。
ミネラルウォーターのようにすっと合わせてくれます。

逆にあまり強い料理じゃない方が良さそうですね。
お肉でも、ローストビーフとか、赤身のさっぱりしたお肉を塩コショウだけで焼いたやつとか。

素材の味をしっかり味わいたいような料理がフィットしそうです。

さすがの品質感で、飲み進んでも酔わないで冷静になってくような、正座したくなるような感じです。

飲み始めは透明感のある男子で、羽生結弦選手のイメージでしたが、後半は透明感のある女子のイメージになってきました。
中性的な透明感のある、オーラをまとった美しい女子って感じ。

とても良いワインだと思います。
フルボトルで飲み直してみたいですね。

■楽天ショップへのリンク

【バロン フィリップ ド ロスチャイルド】 アニョー ルージュ [2013] 750ml 赤

※サイトより引用
ボルドー、ポイヤック格付け第1級の「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」。1855年の格付け後に昇格が認められたただ一つのシャトーであり、圧倒的な存在感。1本数十万円で取引されるほどの偉大なワインである、「シャトー・ムートン・ロスチャイルド」を所有するのが、世界で幅広くワインビジネスを展開するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社です。
チェリーや木いちごなどの赤系果実のフレッシュな香り。口にふくむと、弾けるような果実味がじわじわ広がります。なめらかなタンニンが程よいコクを生み、穏やかな酸味が全体を引き締めています。瑞々しい果実の余韻は長く続き、なんともエレガントな味わいです。石灰質の土壌で栽培されたメルローはワインに濃いフルーティーと丸みを与え、カベルネ・ソーヴィニヨンとカベルネ・フランは、砂と砂利の土壌で栽培されており、ワインに洗練されたたっぷりとしたタンニンを与えます。バランスの良い味わいは合わせるお料理を選びません。ミートソースパスタやオムレツ、燻製ハムなど、カジュアルなお料理に特によく合います。
■関連リンク

アニョー ブラン 2014 ハーフボトル

1000円以下のおすすめワイン

2015/12/09

タコラ メルロー 2015

タコラ メルロー 2015
タコラ メルロー 2015
TACORA MERLOT 2015

チリ:セントラル・ヴァレー地方:コルチャグア・ヴァレー地区
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー100%

ドン・キホーテで、税抜き428円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、色付きが良い、深い透明感がある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ブラックベリー、茎っぽいグリーン香
<香辛料・芳香・化学物質>やや還元的な印象、ケミカル
香りの印象:微妙に閉じている感じでケミカル

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:シャープな、爽やかな
タンニン分:軽い、サラサラした
バランス:スマート、やや痩せた印象
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー、ケミカル

【評価】
ライトでフレッシュでドライ、シンプルな味わい

【供出温度】
10-13度 フレッシュでシンプルな味わいなので温度低めが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、底光りするような輝きがあります。

香りは、やや閉じた印象でケミカル、黒い実の果実、茎っぽいグリーン香、ちょっと薬箱っぽい印象もあります。

味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、フレッシュな果実感とシャープな酸味が広がり、ひょろひょろのボディながら後半タンニンがキューっと締めて、えぐ味のあるやや乾く印象でフィニッシュ。

最近珍しい、税込み500円以内で買える貴重なワンコインワイン。
第一印象はシンプルな味わいながら悪くないです。

軽いのですが、後味に強い渋みとえぐ味が残り、ワインらしさを出しています。

今日の晩御飯は、自家製のカレーチャーハン。
何というか、うまい具合にフィットします。

タンニンでさっぱり、さらに心地よい果実感をプラス、みたいな。
アクセントを加えてくれて、ちょっと食事が楽しくなります。

おつまみのスナック系もカジュアルにフィットします。
普段のカジュアルな食事にいろいろ合わせる幅が広そう。

家庭料理だと、カレー、ハンバーグ、焼き肉とかでしょうか。
飲み進むと果実感が強めに出てきました。

人に例えると、可愛らしくて、ちっちゃい、ダンスのうまい女子高生みたいな。

この価格ならリピートもありそうですね。

1000円以下のおすすめワイン

2015/12/08

アニョー ブラン 2014 ハーフボトル

アニョー ブラン 2014
アニョー ブラン 2014
Agneau Blanc 2014

フランス:ボルドー地方:A.O.C.ボルドー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン65%、セミヨン30%、ミュスカデル5%

ピアゴで、ハーフボトルを597円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ヘーゼルナッツ、柑橘系、熟した果実、白い花
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、硝煙、ミネラル
香りの印象:第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:穏やかな
バランス:スリムな、ハツラツとした
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
シンプルでドライ、ソリッドなキレのある印象

【供出温度】
8-10度 しっかりしているがスリムな印象なのでやや温度低めが良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、グリーンがかったレモンイエローで、輝きがあります。

香りは、最初に硫黄の印象があり、硝煙やミネラル、その後ナッティな要素が出てきて、柑橘系や熟した果実、フローラルな印象も出てきます。

味わいは、やや軽めでピリッとしたアタックから、シャープな酸味とドライな果実感が広がり、ボディはスレンダーで苦味は穏やか、じわっと果実感と酸味を残すジューシーなフィニッシュ。

ドライでスッキリとシンプルな味わいながら、しっかりしたブレない強さを持ってますね。
特に魅力的というわけではありませんが、マイナス要素もありません。

飲み進むとじわじわと良くなってきました。
最初はちょっと果実感抑えめのドライな印象でしたが、だんだん魅力的な果実感が出てきたみたい。

今日の晩御飯はコンビニパスタの、たっぷり野菜のペペロンチーノ。ニンニク控えめ。
ブロッコリー、カリフラワー、ホウレンソウです。
合わせるとオトナな対応で対処はするけど、でもなんか違うみたいな。
ただ、「ロマネスコカリフラワー」は香りが強めで、ちょっと馴染みが良かったです。

もうちょっと香りのある、チーズ系の食事の方が合いそうですね。
モッツァレラトマトのパスタとか。

シンプルでソリッドな味わいなので、料理もシンプルなものが良さそう。
素材の味を活かしたような、ピザでも具材は少なめ、トマトとバジルとチーズくらいの印象。

だんだんチャーミングな果実感が出てきて、ワインだけでも十分楽しめますね。

というか余計なものは入れないでワインだけでじっくり味わいたい、という気分になります。
ガチッとハートを掴まれました。

人に例えると、スポーツ万能、才色兼備で生徒会長までやっている女子高生みたいな。

ハーフだったせいか、最後はとても名残惜しい、悲しい分かれみたいな雰囲気になってしまいました。

このワインはオススメです。
今度はフルボトル飲んでみよう。

■楽天ショップへのリンク

【バロン フィリップ ド ロスチャイルド】 アニョー ブラン デミ [2014] 375ml・白 【Baron Philippe de Rothschild】 Agneau Blanc demi

※サイトより引用
バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社は一流のワインメイキングの技術を生かし、チリ、南フランスなど世界各地で、リーズナブルながら高品質なワインも多く生産しています。こちらもそのひとつ、本拠地であるボルドーワインシリーズ、「アニョー」。
「アニョー」とは羊の意味です。バランスの良い味わいは合わせるお料理を選びません。
ハウスワインとして申し分のないクオリティ。驚きのコストパフォーマンスです。
土壌は ”BOULBENE” と呼ばれる、粘土質と石灰質の土はローム状の土に覆われており沈泥した石英状の土壌。
この独特の土壌はセミヨンなど白ブドウの栽培に適していることで知られます。「ムートン・カデ」をお飲みいただいた方はおわかりになるかと思いますが、同社のワインは非常にスムースでバランスが良いスタイル。「アニョー」もそのスタイルを受け継いでおります。
雑味の一切ないクリーンな飲み口が魅力です。
のどごしにほんのり感じる苦みがポイント。やわらかさと繊細さを兼ね備え、上品な果実味っが心地よく楽しめます。
シトラス、特にビター・オレンジの香りがあり、バランスが良く、フレッシュなライムを思わせるフィニッシュ。ソーヴィニヨン・ブランがフレッシュさとフルーティーさ、そしてフローラル系のアロマを与え、セミヨンが丸みと洗練された味わい、そしてミュスカデルがはっきりとした個性のあるアロマを作り出します。ツナサラダ、魚のテリーヌ、トマトとバジルのスパゲッティ等のお料理とよく合います。
■関連リンク

アニョー ルージュ 2013 ハーフボトル

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1000円以下のおすすめワイン

2015/12/06

イル・プーモ ソーヴィニヨン マルヴァジーア カンティーネ・サン・マルツァーノ 2014

イル・プーモ ソーヴィニヨン マルヴァジーア カンティーネ・サン・マルツァーノ 2014
イル・プーモ ソーヴィニヨン マルヴァジーア カンティーネ・サン・マルツァーノ 2014
IL PUMO Sauvignon Malvasia San Marzano 2014

イタリア:プーリア州:I.G.P.サレント
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、マルヴァジーア・ビアンカ

ワインショップ サン・ヴァンサンの通販で6本セット6,000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、1058円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:わずかにオレンジがかったイエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きとツヤがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>洋梨やモモのような白い実の果実、南国系果実、グリーン系のフローラル
<香辛料・芳香・化学物質>乳製品の印象、貝殻のようなミネラル
香りの印象:甘い果実の印象が強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:控えめ
バランス:スリムでまろやか
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
ちょっとリンゴのような酸化した印象が残る

【評価】
シンプルでフレッシュながら、ひとクセ持ってる感じ

【供出温度】
8-10度 キンキンに冷やしても美味しそうだけど、ちょっと温度上がってから個性が出てきそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、ほんのりオレンジがかった中庸なイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、洋梨やモモのような白い実の果実や、南国系果実、菩提樹のようなグリーン系のフローラル、ちょっと貝殻?、クリームのような印象もあり、楽しめる感じで期待感があります。

味わいは、ライトでまろやかなアタックから、上品なフルーツ感とちょっとひっかかりのある酸味がじわっと広がり、スマートなボディが少し続いて、軽いえぐ味と苦味のあるジューシーなフィニッシュ。

輝きがある力強い外観で香りも果実感が豊か、でも味わいはちょっと痩せた感じで、外観や香りの印象と飲み口のギャップがあります。

傷んでるとかコンディションが悪い印象ではないので、ブドウ品種のマルヴァジーアの個性でしょうか。

マルヴァジーアは、ラツィオ州の「フラスカーティ」や「エスト!エスト!!エスト!!!ディ・モンテフィアスコーネ」などで使われる品種ですが、こんな味わいは感じたことはないかも。
ちょっとギスギスした酸味だけど、決定的な欠点という感じではなくて、個性とのギリギリの線を保ってます。

全体的にはフレッシュでまろやかで、ネクターのような果実感があるのですが、そこにちょっと痩せた酸味が水をさしてるというか。
もう少し飲み進むと馴染んでくるかな?

時間とともに畳のような香りがしてきました。

今日の晩御飯はトンカツ。
衣にチーズを入れて、さらにマスタードで、ワインとの相性アップ。

合わせると意外とフルーツ感が主張せずに料理を引き立てます。
揚げ物をサッパリと食べられるという点では良いですが、ワインを引き立てるような合い方ではありません。

食事が終わって、カラメル黒糖ピーナッツに合わせると、合わなくはないけどワインがちょっと浮きますね。
砂糖醤油味のじゃがもちに合わせると、苦笑いしながらも仲がいいって感じで合います。

人に例えると、とても人当たりが良くて好青年だけど、ミステリアスな雰囲気を持っている若者みたいな。

飲み進むとどんどん良くなってきました。
個性があって人を惹きつける魅力を持っているワインですね。
時間が経っても力が落ちずに、魅力的な果実感を保っています。

このワイン、オススメです。

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イル・プーモ・ソーヴィニヨン・マルヴァジーア[2014]年・カンティーネ・サン・マルツァーノ・IGPサレント・トリプル金賞受賞酒・(ブリュッセル&リヨン&チャイナワイン3冠金賞)IL PUMO Sauvignon Malvasia [2014] San Marzano Vini S.p.A Salent IGP

※サイトより引用
イタリア辛口白ワインファン大注目!イタリアレストランさまからの引き合い多数!今、大注目のハイコスパ イタリア辛口白ワイン!南イタリアのプーリア州から大人気ソーヴィニヨン・ブラン種50%とマルヴァジーア・ビアンカ50%の辛口白ワイン!造り手は、イタリアのかかとの部分にあたるサレント半島に位置するワイナリーで、1962年に創業した共同組合!現在は1200以上の栽培農家を抱え、熟練の栽培家らの手によって造られる、太陽、大地の恵みもたっぷりと吸収したプーリアならではの土着品種で、高品質なワイン造りに取り組み、革新的な醸造技術によってブドウとテロワールの魅力を余すところなく表現したワインは、世界中で大人気!カンティーネ・サン・マルツァーノによるハイコスパ辛口白ワイン!このワインで“モンディアル・ブリュッセル”“リヨン・インターナショナル”“チャイナワイン&スピリッツアワード”の3つのコンクールで金賞受賞!トリプル金賞の快挙!フレッシュな酸味とたっぷりの果実味を得るために、収穫のタイミングを分けるこだわり!南イタリアでは難しいはずのフレッシュ&アロマティックなスタイルのワインに仕上がった1本!柑橘系果実とハーブの爽やかな香り!口中ではフレッシュかつフルーティな味わいが広がり、酸味とミネラルが豊かで飲み飽きしない超極上辛口白ワインが待望入荷!
フレッシュな酸味とたっぷりの果実味を得るために、収穫のタイミングを分けるこだわり!南イタリアでは難しいはずのフレッシュ&アロマティックなスタイルのワインに仕上がった1本!
柑橘系果実とハーブの爽やかな香り!口中ではフレッシュかつフルーティな味わいが広がり、酸味とミネラルが豊かで飲み飽きしない超極上辛口白ワイン。
1000~2000円のおすすめワイン

2015/12/05

レ・タンヌ オクシタン メルロー 2014

レ・タンヌ オクシタン メルロー 2014
レ・タンヌ オクシタン メルロー 2014
Les Tannes en Occitanie Merlot 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:メルロー

ワインショップ サン・ヴァンサンの通販で6本セット6,000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、1080円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、色付きが良い、底光りする輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>黒い果実、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>還元香、赤身の肉、黒胡椒
香りの印象:まだ閉じている印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:緻密、サラサラした
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
チャーミングな果実感

【評価】
フレッシュでフルーティ、カジュアルな味わい

【供出温度】
10-13度 ちょっとひんやりしているくらいが良さそう 

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調の濃いルビーで、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りは、まだ閉じているようで還元的な印象が強く、赤身の肉やスパイス系の印象を感じます。

味わいは、フレッシュで優しいアタックから、チャーミングなフルーツ感と甘み、爽やかな酸味がじわっと広がり、スマートなボディですがタンニンがやや強めに出てきて、収斂性のある乾く印象でフィニッシュ。

最初はフレッシュフルーティでカジュアルですが、後半ややタンニンが強めに出てきて重い印象になります。
後味がキレイに消えないので、次のグラスに手が伸びにくいかも・・・

・・・ところが飲み進むと、だんだんとワインが落ち着いてきました。
心地よいチャーミングな印象に変わってきましたね。

果実のエキスを凝縮したような印象で、上品な大人のスイーツをいただいているような感じとでもいいましょうか。
最初に感じた後味の重さはまったく消えて、どんどん進むようになってきました。

このワインヤバイですね。
セーブして飲まないと1本あっという間に無くなってしまいそう。

今日の晩御飯はチキンソテー。
和風ステーキソースです。

合わせると、果実感が強いので、イマイチフィットしません。

おつまみのスモークハツに合わせてもワインが孤立する感じ。

カルディで買った「もへじ からめる黒糖ピーナッツ」はちょっと歩み寄ります。
ショコラとか、デザート系の方が合いそうですね。

あとはフルーツを加えても美味ししいメニューでしょうか。
カレーも種類によっては合いそうな気がします。

カジュアルでチャーミングで、ワインだけで何もいらないタイプですね。
人に例えると、チャーミングで可愛い、天真爛漫な女の子って感じでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

ジャン・クロード・マス・レ・タンヌ・オクシタン・メルロー

※サイトより引用
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1000~2000円のおすすめワイン

2015/12/04

コスタネラ カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴァ 2014 ハーフボトル

コスタネラ カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴァ 2014 ハーフボトル
コスタネラ カベルネ・ソーヴィニヨン レゼルヴァ 2014 ハーフボトル
COSTANERA CABERNET SAUVIGNON RESERVA 2014 375ml

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

まいばすけっとで、ハーフボトルを499円で購入

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しいピンクのフチをした、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
第一印象:やや鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>プルーン、干しぶどう
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、カカオ、なめし革、樹脂
香りの印象:硫黄の印象が強いケミカル

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し多めの残糖の甘み
酸味:爽やか、なめらか
タンニン分:シルキーな、収斂性がある
バランス:やや肉厚、流れるような
アルコール度:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
干しぶどうやプルーンのような印象

【評価】
マイルドでシルキーな口当たりながら、ちょっと物足りなさがある

【供出温度】
10-13度 温度があがると腰が砕けてくるので、温度低めの方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかったフチの濃いガーネットで、液面のツヤと輝きがあります。

香りは、硫黄やケミカルな印象が強く、干しぶどうやプルーンのような果実、赤身の肉やなめし革、時間が経つとカラメルの印象も出てきます。

味わいは、滑らかなアタックから、大人しい果実感と柔らかい酸味が控えめに広がり、なめらかなタンニンと少しふっくらしたボディで、少し物足りない印象でフィニッシュ。

悪くは無いのですが、ちょっと魂が抜けた感じで、何か足りません。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当のチキン南蛮弁当。
鶏の唐揚げくらいがちょうどいいみたいですが、ピッタリフィットって感じではないですね。

唐揚げに七味を降ると相性が良くなりました。
粗挽き胡椒とかバジル、オレガノとか、ちょっとスパイスをかけてみるといいかもしれませんね。

おつまみの堅揚げポテトには、背中向きで合う感じ?

ハーフボトルで499円だとフルボトルで1000円弱になりますが、それを考えるとコストパフォーマンスはイマイチかも。

人に例えると、打っても響かない、ちょっと拍子抜けする反応の鈍い男子みたいな。

コスタネラシリーズの通常ラインナップの方がまだ美味しいような気がします。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2015/12/03

コスタネラ ロゼ 2014

コスタネラ ロゼ 2014
コスタネラ ロゼ 2014
COSTANERA ROSE 2014

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:品種不明

まいばすけっとで、499円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった色調の、サーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては中庸
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>赤い実の果実、ややヴェジェタル、薬草っぽいハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、石灰
香りの印象:開いてる、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:なめらか、優しい
タンニン分:ちょっと収斂性がある
バランス:スマートでチャーミング
アルコール度:やや弱め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸っぱい赤い実の果実

【評価】
なめらかな口当たりで、穏やかなフルーツ感の優しいまとまり

【供出温度】
7度以下、8-10度 やや冷やし気味くらいの方がメリハリが出そう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、オレンジがかったサーモンピンクのロゼで、美しい輝きがあります。

香りは、最初い硫黄とミネラル、赤い実の果実、ちょっと薬草っぽいハーブなどありますが、全体的に大人しい印象です。

味わいは、やや軽めで優しいアタックから、穏やかな果実感とほんのり甘み、柔らかい酸味が広がった後に、すぐに収斂性のあるタンニンが出てきて、短めでフィニッシュ。

前回が良かったので期待して飲んだ分、やや期待ハズレ。
でも全体的なまとまりとかコストパフォーマンスは良いと思います。

とても優しいまとまりで軽めなので、ワインだけでもどんどん飲んじゃいそうです。

今日の晩御飯は、冷凍パスタの、海老と茄子の完熟トマトソース。
実に脂っこいので、洗い流すという点ではとても良く合います。

ワインもやること見つけたって感じでイキイキしますね。

というか、この冷凍パスタ、ワイン無しだとちょっとキツイかも。
麺はタリアテッレで、モチモチなので悪くないのですが、ソースが脂っこいですね~。
でもワインが一緒だとそれなりに食べられます。

塩味のあられは意外と悪くなくて、カマンベールチーズクリームパンに合わせると、なんだか微妙な距離感。

ワンコインのロゼは貴重ですよね。
食事にも合わせやいのでオススメです。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2015/12/02

レオン ブラン 2014

レオン ブラン 2014
レオン ブラン 2014
LEON CHARDONNAY SAUVIGNON 2014

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン

ドン・キホーテで、税抜き598円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、液面につやがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、南国系の果実
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、石灰のようなミネラル
香りの印象:硫黄の影響が強め

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:優しいがしっかりしている
苦味:控えめ
バランス:ややふっくらした、バランスが良い
アルコール:やや弱め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
甘みのある果実感

【評価】
柔らかな飲み口で、心地よいフルーツ感があり、バランスが良い

【供出温度】
8-10度 柔らかさがありアルコール度も高いのであまり冷やさない方が良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、グリーンがかったイエローで、テラテラした液面のツヤがあります。

香りは、硫黄由来のミネラルが最初にあり、柑橘類や南国系の果実、ちょっとウッディな印象もありますが、全体的にシンプルな印象。

味わいは、やや軽めの柔らかいアタックから、果実感と酸味が穏やかに広がり、ややふっくらしたボディで、苦味も控えめで平和な感じでフィニッシュ。

見た目もちょっと期待感のある感じでしたが、飲み口が外観からの印象で、期待を裏切らない安定感のある味わい。
コストパフォーマンスも高くて、第一印象はかなり良いです。

まず飲み口が優しくて、全体的にとてもまろやか。
フルーツ感も心地よくて、甘みとのバランスが良い。
マイナスポイントが少ないですね。

ワンコインクラスのワインとしてはかなり良い方ですね。

800円から1000円のレンジくらいの印象で、しあわせ感があって、週末に開けてもいい感じ。

今日の晩御飯は、サバの竜田揚げと味噌汁、大学いも。

サバの竜田揚げにはまったく合いません。
味噌汁もまったく合いません。

大学いもは合うかと思ったら、微妙にワインが主張するというか、馴染まないですね。

ワインにクセはないので、パスタとかピザ、グラタンとかには普通に合いそう。

おつまみで薄皮付きピーナッツに合わせると、苦味がケンカしてイマイチ。
銀座中村屋の肉まんに合わせると、これは意外とフィットします。
中華系とかでも合いそう。

人に例えると、穏やかで優しい、本が好きな色白な青年、って感じ?

コストパフォーマンスは高いと思います。

1000円以下のおすすめワイン

2015/11/29

マス・ド・ドマ・ガサック ガサック・クラシック・ブラン 2013

マス・ド・ドマ・ガサック ガサック・クラシック・ブラン 2013
マス・ド・ドマ・ガサック ガサック・クラシック・ブラン 2013
Moulin de Gassac Classic 2013

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ド・レロー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、クレレット、ヴェルメンティーノ

ワインショップ サン・ヴァンサンの通販で6本セット6,000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、1166円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、やや大人しい印象

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>梨、青りんご、柑橘系、菩提樹、グリーン系のハーブ
<香辛・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:軽い
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸っぱい梨や柑橘系のフルーツ

【評価】
フレッシュで爽やか、チャーミングな果実感があるが、ひとクセ持ってる感じ

【供出温度】
8-10度 あまり温度が高いとダレてしまいそうだけど、冷やし過ぎるとワインの良さが出ない感じ

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、グリーンがかったレモンイエローで、金属質な輝きと液面のツヤがあります。

香りは、酵母っぽい印象があって、石灰のようなミネラル、青りんごや梨、柑橘系のフルーツ、グリーン系のフローラルやハーブ、時間が経つとまだ開きそうな印象。

味わいは、フレッシュで優しいアタックから、爽やかなフルーツと甘み、しっかりした酸が広がり、ちょっと独特なクセというか深みを持っていて、軽いえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

このワイン、独特な世界観を持ってますね。

品種は南仏で良く使われているクレレットとヴェルメンティーノに、なぜかソーヴィニヨン・ブランというちょっと不思議な組み合わせ。
通常の南仏ワインだと、グルナッシュ・ブランになるところです。

ワインに少し緊張感みたいなものがあるのはそのせいでしょうか。

クレレットはフランス南部や南アフリカで栽培されている白ワインの補助品種ですが、以下のサイトに詳しく紹介されてますね。
http://www.vindefrance-cepages.org/ja/encyclopedie-des-cepages-de-france-clairette-11

ヴェルメンティーノは元々スペインの品種で、フランスのラングドック・ルーシヨンや、イタリアでも北部のリグーリア、ピエモンテ州、中部のトスカーナ州、南部のサルデーニャ州で栽培されています。
果実味のある若飲みワインを作る、とソムリエ協会の教本には書かれています。

でも以下のサイトではイタリア原産となってますね。
http://www.vindefrance-cepages.org/ja/encyclopedie-des-cepages-de-france-vermentino-35#titre-page
どちらが本当でしょう??

なんか不思議なバランスで、飲むたびに「?」って感じになります。

たぶんグルナッシュ・ブランが入ると柔らかさを加えてくれるのでしょうが、このワインはソーヴィニヨン・ブランがさらに酸味を足して、緊張感を与えているような印象でしょうか。

などといろいろ言ってますが、普通に美味しいワインだと思います。
ワインだけでドンドン飲めますね。

今日の晩御飯は、親子丼と味噌汁。
このワイン、一番大事なところで合いません。

まあ食事の邪魔をするようなことはありませんが、ワインがじれったい感じ。
ちゃんとした料理に合わせろよ、って要求してきます。

パスタとかピザだったら特に問題なく合うと思いますが、もうちょっとフィットさせようと思ったら、香草を使ったチキン料理とか、白身の魚のグリルとかが良さそうですね。

素性のいい感じで、信頼できる味わいです。
ワインだけでも上品なフルーツ感があって美味しいのですが、何か合わせるものが欲しくなるタイプでしょうか。

人に例えると、穏やかに微笑んでいる、肌が白くて頬がほんのり赤い、素朴なファッションの白人のお嬢さんって感じ?

えぐ味が強くて酸っぱくてクセはありますが、でも全体的には良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

土壌はボルドーのグランクリュ!ムーラン・デ・ガサック・クラッシック・ブランmoulin・de・gassic

※サイトより引用
フランス、イギリスを始めとする世界中のワインジャーナリストならびに愛好家から「ラングドックのグランクリュ」と称され、高い評価を受ける マス・ド・ドマ・ガサックのギベール・ファミリー。
ドマ・ガサックは、1970年に、エメ・ギベールがラングドック・アニアン村に設立したワイナリー。
シャトー・マルゴーの再建に尽力したボルドー大 学のエミール・ペイノー教授の助けを得て、ラングドックにボルドーのグランクリュにも比肩する素晴らしいワインを産み出す偉大なテロワール があることを世に知らしめました。
映画にも登場!世界的に超有名な生産者です。
映画『モンドヴィーノ』で、南仏の恵まれた自然をアメリカの巨大資本から守るために立ち向かう当主であるエメ・ギベール氏の姿が鮮明に描かれています。
ミネラル感溢れる鉱物香、そしてまだ青いレモンのような果実香が、ほろ苦くも爽快で、何とも心地よく鼻孔をくすぐります。
味わいは若々しく、とにかくフレッシュ。
ふくよかで厚みのある酸とミネラルが美しく溶け合っています。
後口はほんのり甘く、優しいアフターフ レーバーを楽しめます。
サービスは10℃以下までよく冷やしてどうぞ。

2015/11/28

カンティーネ・サン・マルツァーノ イル・プーモ プリミティーヴォ 2013

カンティーネ・サン・マルツァーノ イル・プーモ プリミティーヴォ 2013
カンティーネ・サン・マルツァーノ イル・プーモ プリミティーヴォ 2013
CANTINE SAN MARZANO IL PUMO PRIMITIVO SALENTO 2013

イタリア:プーリア州:I.G.P.サレント
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:プリミティーヴォ

ワインショップ サン・ヴァンサンの通販で6本セット6,000円、1本あたり1000円で購入。
参考価格は、1350円。

【外観】
清澄度:たぶん澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい紫がかったフチをした濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>バラ、カシス、杉板、ややメントール
<香辛料・芳香・化学物質>赤身の肉、カカオ
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):ちょっと多めの残糖の甘み
酸味:爽やかな、シャープな
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:ちょっとふっくらした感じ
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュな黒い果実やジャム

【評価】
凝縮感のある果実味で甘みが強め

【供出温度】
10-13度 ちょっとひんやりしてるくらいが美味しそう

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかったフチをしたほぼ黒に近い色調の濃いガーネットで、輝きと液面のツヤがあります。

香りは、最初にスミレやバラのようなフローラルと、凝縮感のある果実香、赤身の肉、杉板、メントールの印象もちょっとあり、華やかで複雑さを持ってます。

味わいは、軽めでソフトなアタックから、フレッシュで凝縮感のある果実感と甘み、しっかりした酸味が一気に広がり、スマートながらやや肉付きのあるボディで、やや早めに軽い苦味を残したジューシーなフィニッシュ。

カジュアルで濃厚な果実感で、甘みも強めですが、スッキリした味わいで素直で飲みやすいバランスでまとまっています。
なんというか、こなれた感じ。

ワインだけで美味しく飲めるタイプですが、アルコール度も高めで濃縮感があるので、グイグイいける感じではありません。

今日の晩御飯は、ひき肉のカレー、手羽元とダイコンの煮物、ブリの刺身。
ブリの刺し身は普通に赤ワインに合わないので、これはなし。
手羽元の煮物もカレーも、合わせると果実感が強めに出てしまいますが、そんなに邪魔する感じではありません。
食後にフルーツ感を加える感じで、人によっては問題ないかも。

おつまみで「ピザまん」にも合わせてみましたが、これも果実感が強めに出て、いまいちフィットしません。

どちらかというとパーティワインで、食事にはちょっと合わせにくいタイプですね。

人に例えると、可愛いファッションが好きだけど、実は地味で重い、面倒くさいタイプの女性みたいな。

えぐ味も強めで、後味の重さが気になるものの、品質は悪くないと思うので、あとは好みの問題でしょうか。
フルーティで甘みの強いパーティワインです。

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よりどり6本以上送料無料 カンティーネ サン マルツァーノ イル プーモ プリミティーヴォ 2013 750ml 赤ワイン イタリア あす楽

※サイトより引用
<カンティーネ・サン・マルツァーノ>
東にアドリア海、南西にイオニア海の二つの地中海を臨む、イタリアのかかと部分にあたるサレント半島に位置するワイナリー。
日照りが厳しく、シロッコが吹き荒れる厳しい環境で、ブドウは力強く育ちます。
サン・マルツァーノはこのDOCエリアの中心に位置し、その代表的な生産者の一つ。
1962年、19人の地元ブドウ栽培農家“父なる創業者たち”が協同組合“カンティーネ・サン・マルツァーノ”を設立。
現在では1,200もの経験豊富な栽培農家を抱えています。
彼らは今も、プーリア伝統のワイン(ブドウ)造りの哲学・手法を守り続け、太陽・大地の恵みをたっぷりと吸収したプーリアならではの土着品種で、高品質なワイン造りに取り組んでおり、革新的な醸造技術によってブドウとテロワールの魅力を余すことなく表現した彼らのワインは、現在世界中で人気を高めています。
<ワイン情報>
「プーモ」とは花のつぼみを模った陶器の置物。春の訪れや実りから転じて「良い事が起こる象徴」として縁起の良いものとされています。
地方を代表するプリミティーヴォ。タンニンはスムースで完熟ブドウの凝縮した果実味がリッチで飲みごたえのあるワイン。
スミレ、チェリーやプラムなどのアロマにバニラやローズマリーなどのハーブのニュアンス。
ボリュームのある果実味、ソフトなタンニンとバランスの良さが魅力の飲みの心地よい赤ワイン。
チャイナワイン&スピリッツアワード
2014 ダブルゴールド受賞
1000~2000円のおすすめワイン

2015/11/25

ロス・モリーノス 白 NV (2015年購入)

ロス・モリーノス 白 NV
ロス・モリーノス 白 NV
LOS MOLINOS WHITE NV

スペイン:内陸部地方:DOバルデペーニャス
アルコール度:10.5%
ブドウ品種:アイレン100%

セブンイレブンで、514円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:かすかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:弱め
特徴:
<果実・花・植物>香料っぽいジュースのような果実香、ちょっと傷んだ果実、ミントのようなハーブ
<香辛・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、ミネラル
香りの印象:人工的でケミカル

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖やや多め
酸味:果汁が混ざっているような酸味
苦味:軽め
バランス:スリム、ハツラツとしているがワイン風カクテルのよう
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
添加された果汁のような印象が残る

【評価】
いろいろ混ぜて作ったワイン風のアルコール飲料って感じ

【供出温度】
7度以下 人工的でジュースっぽいので、キンキンに冷やして飲んだほうが良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、ほんのりオレンジがかったイエローで、少し輝きがあります。

香りは、人工的な果実香と硫黄やケミカル、ミントのようなハーブっぽさやミネラル感もあるけど、チグハグな印象。

味わいは、軽めの作りものっぽい印象のアタックから、添加された果汁のような印象と酸味があって、なんだかワインらしくない印象のままフィニッシュ。

去年まではこんなに人工的では無かったのですが、今年は国産ワインのような味わいになってますね。
ワインとしては作りものっぽいですが、飲み物としてはそこそこ美味しい、って感じ。

ただ競争相手が、缶のカクテルやチューハイになると、とたんに高い印象になってしまいますね。
最近は9%のチューハイが500ml缶で200円くらいで売っているので、500円を超えると途端に高い酒になってしまいます。

まあ、ワインとチューハイでは需要が違うので単純には比較できませんが。

後味に強いえぐ味が残ることを除けば、アルコール飲料としては悪く無い感じです。
コンビニ食とか、スナックにはよく合いそう。

ジュースを混ぜてフレッシュ感を出しているような味わいですが、ベースのワインも悪くないので、好きな人はいそうですね。

最初、なんだこれ?って思いましたが、飲み進むと結構スイスイ飲んでしまってます。

酔っ払ってくると、このワインに丸め込まれてきますね。
説得力があるというか、やり手な印象です。

グリーン系のハーブの印象がいい感じで効いてて、そこがポイントですね。
ちょっとモヒートっぽい感じというか。
フレッシュさがあるので、文句言いながらも飲んじゃうんですね。

このワインの製造元は「フェリックス・ソリス」ですが、最近コンビニやスーパーの安ワインはほぼ制覇してるような勢いですよね。
世界最大規模のワイナリーだそうです。

同じ製造元だと、どこのコンビニのブランドも同じものが入ってるんじゃ、とか思ってしまいますが、意外と味が違います。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのボンゴレビアンコ。
合わせるとジュースっぽさが前面に出るものの、コンビニ食には相性が良さそうです。

コンビニ食とスナックで、気軽にパーティするなら、これはピッタリですね。

最初は国産ワインっぽいかなと思いましたが、もうちょっとワインらしさを持っているようです。

休み前だったら1本軽く無くなってるかも。
社会人として、平日は5cmくらいは(基準があいまい)残さないとといつも思っているのですが、気が付くと結構危ないラインまで来ています。

おつまみで、薄皮付きピーナッツに合わせると、まったく意に介さない感じで合います。
ピーナッツブロックチョコはワインが完全に負けるけど、余韻にフルーツ感を加えて悪くありません。

おみやげのマンゴーラングドシャはオカマ同士で喧嘩してるみたいな、バッティング感があります。

ワイン好きな人にはオススメ出来ないですが、なんだかんだで結構飲んでるので、アルコール飲料としては悪くないですね。

毎年印象が変わるワインですが、来年も期待したいと思います。
というか、ロットでも違うのかも。

また来年も飲んでみます。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2015/11/23

ラ・パラ・ロカ ソーヴィニヨン・ブラン ヴェルデホ 2013

ラ・パラ・ロカ ソーヴィニヨン・ブラン ヴェルデホ 2013
ラ・パラ・ロカ ソーヴィニヨン・ブラン ヴェルデホ 2013
LA PARRA LOCA SAUVIGNON BLANC VERDEJO 2013

スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、ヴェルデホ

イオンで、818円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:わずかにオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、オレンジがかった色が気になる

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>青りんご、柑橘系
<香辛料・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル
香りの印象:やや酸化をイメージさせる、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:ちょっと尖った印象で強め
苦味:ちょっと収斂性を感じる
バランス:スリムでシンプルで、酸っぱい
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
酸味の強い柑橘系やリンゴ

【評価】
ライトでドライな印象ながら、強烈な酸味が個性を出している

【供出温度】
8-10度 酸味がかなり強いので温度低めでもやや高めでも大丈夫そう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、ややオレンジがかったイエローで、少し輝きがあります。

香りは、酸化をイメージさせるリンゴの印象ですが、青りんごのような爽やかさがあり、ハリのあるミネラルっぽさと、要素は少なめでシンプル。

味わいは、軽めのアタックから、優しい上品な果実感と強烈な酸味が口いっぱいに広がり、スレンダーなボディで酸っぱさが続き、苦味とえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

かなり酸っぱいのですが、酸化してる酸っぱさではなく、マロラクティック醗酵をせずにリンゴ酸がしっかり残っているような酸味です。

今どきは、こんなに酸が強く残ってるワインは少ないですが、昔のシャブリとかは暴力的な酸が残っているものなどありましたね~。
ここ最近でしっかり残ってて美味しかったのは「レ・タン・ペルデュ サン・ブリ2010」でしたね。

このワインも好みはあると思いますが、私は好きなタイプですね。
しっかりした個性が好印象です。
飲み手に媚びてないというか、自分をしっかり持ってる感じ。

このシリーズ、テンプラニーリョのロゼも飲みましたが、和食によく合う美味しい、コストパフォーマンスの高いワインでした。

この白もただ酸っぱいだけじゃなくて、しっかり旨みを持っていて、じわじわと美味しさを感じて飲んでてニヤニヤしてしまうようなタイプ。
いろいろな人に飲ませて感想を聞いてみたい感じです。

人に例えると、にこにこ穏やかな好青年なんだけど、とてもしっかりした考え方を持っていて、軸がぶれない若者って感じ。

酸味は強いのですが、全体的に主張は強くなくて、素直な印象なので、レモンやゆずを絞るような料理には全般的に合いそうな気がします。

今日の晩御飯は、鮭のホイル焼き。
味噌マヨネーズとポン酢の味付け。

まったく合わないことはないですが、ワインがややフィットしません。
ハーブ系の印象があるからか、和食はイマイチ合いませんね。
やはり洋食の方が良さそう。

おつまみでスティックポテトに合わせると、まあまあ問題なし。

飲み進むと酸味も馴染んできて穏やかな印象になってきました。
ただちょっと、後味のえぐ味が気になってきたかも。

食事と合わせたいタイプですね。
チーズやハーブを衣に加えたフライとか、普通の天ぷらとか、揚げ物系がフィットしそうですね。

さっぱりしていて食事に合わせやすそうで、コストパフォーマンスは高いと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2015/11/22

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2015

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2015
ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2015
Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2015

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ
アルコール度:13%
ブドウ品種:ガメイ

グルメシティで、2138円で購入。

【外観】
清澄度:ちょっと濁りがある?
輝き:強め
色調:若々しいピンクっぽい紫色調、濃いルビー
濃淡:濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが良い

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>イチゴ、キャンディ、甘いフローラル、花の蜜
<香辛料・芳香・化学物質>最初に酵母の印象
香りの印象:華やか、マセラシオン・カルボニックの印象

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:軽めだが収斂性がある
バランス:スマートでフレッシュ、華やかさがある
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フローラル

【評価】
フレッシュでジューシー、フローラルな印象が強く華やかさがあるが、後味がやや重い

【供出温度】
14-16度 温度低めで飲み始めたけど、香りが強いのであまり冷えてない方が良さが出るかも

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクっぽい紫色の、輝きのある濃いルビー。

香りは、最初にヌーヴォーらしい酵母の印象があって、グラスを回すとイチゴやキャンディのような果実感、甘さを感じるフローラル、時間が経つとカラメルのような焦げ香が出てきて、全体的にとても華やかです。

味わいは、やや軽めでフレッシュ、ちょっとピリピリするような若さのあるアタックから、フレッシュな果実感と爽やかな酸味が広がり、華やかな印象でスマートなボディ、その後ちょっと収斂性を感じるタンニンが出てきて、えぐ味のあるちょっと重いフィニッシュ。

定点観測的に、毎年必ず飲んでる、ジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォー。
第一印象は、フレッシュでフルーティで華やかさがあって、お祭り的な良さがあるものの、ちょっと後味の重さが気になる感じ。

いままでの記録を見ていると、華やかでジューシーだけど後味に難がある、というのがジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォーの特徴のようですね。

今年のジョルジュ・デュブッフのヌーヴォーは、ちょっと濃すぎるような気がしますね。
アルコール度も去年よりも1%高くなっています。
もうちょっと濃縮感を抑えた方が全体のバランスが良くなるような、というか自分の好みに近くなるのかな。

キュイジーヌコンタンポレーヌデュヴァン ミナミのボージョレ・ヌーヴォー飲み比べセットを飲んできましたが、自然派のワインはもっとライトで透明感のある仕上がりでしたね。
飲み比べセットで飲んだ5アイテムよりは、ジョルジュ・デュブッフの方がバランスが悪い印象です。
濃いんだけど、味わいが薄いみたいな。

今日の晩御飯は自家製ぎょうざ。
お酢と醤油、ラー油の普通のつけダレです。

ワインの主張が強めですが、あまりケンカしないで意外と馴染みがいいですね。
中華とか香りの強い食事だと合うのかもしれません。

スモークした軟骨に合わせてみても受け入れてくれました。

食事にピッタリ合うという感じではありませんが、パーティ的に受け入れてくれる感じです。
ワインだけで飲んでも甘みがあるので大丈夫。

今年のボージョレ・ヌーヴォーは、ぶどうの成熟感が強く果実味と甘み、タンニンも強めな感じで、出来が良いと思います。

ジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォーは、香り強めで濃縮感が高く主張強めなので、あとは好き嫌いでしょうか。
個人的には、もう一度飲みたいかと言われると微妙、というかもういいです、って感じ。

人に例えると、パーティ好きで陽気な、化粧が濃くてキャクターが強いOLさんみたい?

■楽天ショップへのリンク

【新酒】【新酒まとめ買い特典対象】ボジョレー・ヌーヴォー[2015]年・ジョルジュ・デュブッフ・(新酒)(ヌーヴォー)・航空便【先着でボジョレーワイングラス付き】Beaujolais Nouveau 2015 GEORGES DUBOEUF【ボジョレー ヌーボー 2015】

※サイトより引用
当店大人気!ボジョレーの帝王と称されるジョルジュ・デュブッフの、世界中で愛されるヌーヴォーの中のヌーヴォー!!
フランスの3つ星レストラン「ポールボキューズ」が最も気に入っているヌーボーとしても有名!その魅力は「命のよろこび」にも似た味わい!ボジョレーの帝王が造るヌーボー!フレッシュで軽やかな飲み心地の理想のヌーヴォーをお届けしたい。その想いを実現するために、ジョルジュ デュブッフがボジョレー地区のすべての畑から葡萄を選りすぐって仕上げます。
今年のラベルは「感謝」の花言葉を持つ、ひなげし、バラ、ダリアを中心にブーケのイメージでデザイン!
あなたもジョルジュ デュブッフのボジョレー ヌーヴォーで、ありがとうを伝えませんか。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2015/11/21

ドン・フェリックス ヴィーノ・ティント プレミアム NV

ドン・フェリックス ヴィーノ・ティント プレミアム NV
ドン・フェリックス ヴィーノ・ティント プレミアム NV
DON FELIX VINO TINTO PREMIUM NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:12%
ブドウ品種:テンプラニーリョ主体、ガルナッチャ

ローソン100で、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しい色調の、やや淡いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、色付が弱い、透明感がある

【香り】
第一印象:やや鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>赤い実の果実、キャンディ
<香辛料・芳香・化学物質>ケミカル、還元的な
香りの印象:ケミカルで、ちょっと還元状態?

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:なめらかな、優しい
タンニン分:軽い
バランス:スマートな、流れるような、バランスは良い
アルコール度:弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな赤い果実

【評価】
ライトでスッキリした味わいでバランスが良い

【供出温度】
10度以下 ライトでスッキリ系なのでしっかり冷やしてグイグイ飲むタイプ

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は淡く、若々しい色調の明るめのルビーで、少し輝きがありキレイな印象。

香りはケミカルで還元的な印象があって、赤い実の果実やキャンディっぽい果実感があります。

味わいは、ライトでスッキリしたアタックから、穏やかな果実感と優しい酸味がふわっと広がって、スマートなボディでタンニンは優しく、その後舌にベタッとワックスのようにえぐ味を残してフィニッシュ。

香りは、飲むのをためらうようなケミカルさがあるのですが、飲み口はとてもスッキリしていて、ライトながらバランスがいいですね。
でも、飲み終わりに舌にベタッとワックスのようなえぐ味が残って、またちょっと心配になります。

良いのか悪いのか、ちょっと微妙な感じ。
体に悪そうな感じはぬぐえません。

今日の晩御飯は、トンカツ。
中濃ソースと和がらしをつけていただきます。

合わせてみると、ワインが実にスッキリいい感じでサポートしてくれます。
軽くてスッキリしているので、家庭の食事には合わせやすそう。

ビーフジャーキーはワインが負けながらも、陰でしっかり支えるような合い方をします。

食事と合わせると、グッと良さが出てきますね。
最初に感じた体に悪そうな感じも気にならなくなります。

ワンコインの中では特別いい方ではありませんが、スッキリした味わいで、それなりに良さもありますね。

冷蔵庫に入れておいて、次の日に飲んでみたら、最初に感じたマイナスポイントが減って飲みやすくなってました。

税込みでワンコインという価格は最近では貴重ですね。

人に例えると、化学薬品の香りをまとった、クールな白衣を着た理系女子、って感じ?

個人的には嫌いじゃないけど、ちょっとケミカルな印象が強くてオススメできないかも。

■関連リンク(ローソンのワイン)


2015/11/20

キュイジーヌ・コンタンポレーヌ・デュ・ヴァン ミナミのボージョレ・ヌーヴォー5種類飲み比べセット2,500円!(各70ml)

ボージョレ・ヌーヴォー5種類飲み比べセット
キュイジーヌ・コンタンポレーヌ・デュ・ヴァン ミナミ<バスティアン プランス>(Cuisine Contemporaine Du VIN MINAMI Chef Bastien PRINCE )のボージョレ・ヌーヴォー5種類飲み比べセット、今年も行ってきました。

■セット内容

1)
ボージョレ・ヌーヴォー 2015 ルイ・テット
Beaujolais Nouveau 2015 Louis Tete

2)
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー P-U-R 2015 シリル・アロンソ
Beaujolais Villages Nouveau P-U-R 2015 Cyril Alonso

3)
ボージョレ・ヌーヴォー シャトー・カンボン 2015 マルセル・ラピエール
Beaujolais Nouveau Chateau Cambon 2015 Marcel Lapierre

4)
ボージョレ・ヴァン・ド・プリムール 2015 フィリップ・パカレ
Beaujolais Vin de Primeur 2015 Philippe Pacalet

5)
ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール 2015 ルロワ
Beaujolais Villages Primeur 2015 Leroy

5種類で1グラス70mlなので、全部で350mlとハーフボトルより少ないくらいですが、これだけ種類があると満足感がありますね。
食事はオードブルセット(2500円)をオーダーしましたが、とても美味しかったです。

■飲んだ感想

1)
ボージョレ・ヌーヴォー 2015 ルイ・テット

一般的なボージョレ・ヌーボーの印象ですが、これは美味しい。
キャンディやイチゴの印象がありながら、果実感がチャーミングで飲みやすいですね。
価格も手頃で、来年は自宅で1本買ってもいいかなって思いました。
万人受けしそうで、難しいことを考えないで飲めるタイプだと思います。

2)
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー ブランシュ P-U-R 2015

去年はスッキリ飲みやすいという感想でしたが、今年はしっかりした果実味と重みがあって、さらにナチュラルな印象もで、とても良かったです。
最初は閉じた印象であまり良くなかったのですが、時間とともに開いてきました。
5種類の中で、もう一度買って飲むんだったらこれですね。

3)
ボージョレ・ヌーヴォー シャトー・カンボン 2015 マルセル・ラピエール

毎年楽しみにしていて、去年はかなり癖があって面白かったマルセル・ラピエール。
ところが、今年はなんだかすっかりおとなしくなってしまった印象で、他と比べるとあまり押しが強くなく、これといって特筆すべきところも無くなっていたようです。
ずっと好きなブランドだったのですが、今年はちょっとピンときませんでした。
時間が経つと開くかと思っていたら、だんだん酸っぱくなってきましたね。
来年を楽しみにしてます。

4)
ボージョレ・ヴァン・ド・プリムール 2015 フィリップ・パカレ

去年はあまり印象が良くなかったのですが、今年は普通に美味しかったですね。
時間とともにナッティというかとても個性的な香りが出てきて面白かったのですが、また買って飲みたいというような感じでは無かったかも。

5)
ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール 2015 ルロワ

去年も一番評価が高かったルロワですが、今年もとても良かったです。
厚みがあって、深みもある、普通に美味しいワインです。
最初はカラメルのような焦げ臭が強めで、だんだんジャムのような印象に変わってきましたが、最後まで(グラス1杯)まろやかで包容力のある印象は変わらず、飲み比べても他のワインよりも格が上でしたね。

■まとめ

全体的に果実の成熟感があり、タンニンもしっかりしていて、去年よりも良くなってたように思います。
ただ、各ワインの個性の差があまりなく、みんな兄弟みたいに似てて、そこがちょっと気になりました。

それにしても、ボージョレ・ヌーヴォー解禁後の週末だというのに、あまり賑わって無かったですね~。
ボージョレ会を企画しても「ボージョレ・ヌーヴォー興味無いんだよね~。」という反応が多く、なかなか人が集まらなかったのですが、お店もちょっと空いた感じでした。

安くて美味しいワインが増えていて、ボージョレ・ヌーヴォーって相対的に高いお酒になってきてますよね。
普段飲みのワインは定着してきていますが、高いワインは敬遠される傾向にあるのでしょうか。

■楽天ショップへのリンク

ルイ・テット ボジョレー・ヌーヴォー [2015] 【船便】【予約品:2016年1月中旬入荷予定】

※サイトより引用
このボジョレーヌーボー、当店では、毎年一番売れているボジョレーヌーボーなんです。
毎年よく売れている秘密は、このかわいらしい透明ボトルと、まるで手作りで一枚一枚書いたかのようなこだわりのラベル。そして全く気取らずに気軽に飲める、まるで甘酸っぱいイチゴのようなフレッシュな味わいにあるのです。
さらにこのボジョレーヌーボー、通常コルクの上を覆っているはずのキャップシールが貼られていないんです。初めて買われたお客様は、この変わったスタイルに驚かれますが、あえてキャップシールをはずしたシンプルなデザインも、このボジョレーヌーボーの中身で勝負する姿勢を象徴し、潔さすら感じます。
また、細かいこだわりなのですが、瓶にも特殊なものを使用しています。実は、100年ほど前にフランスのボジョレー村で流通していた『ポット』という瓶を使用していますが、今では高品質と認められたボジョレーヌーボーだけしか使用してはいけないものなのです。

シリル・アロンソ PURボージョレ・ヌーヴォー[2015]

※サイトより引用
シリル・アロンゾの定番ヌーヴォーと言えば、黒ラベルのPUR。PURとは実在するワインブティックの名前でもあり、フランス語で「純粋な」(英語のpureピュア)という意味です。
彼は、このPURというブランドに今までの集大成とも言える熱意を注いでおり、このPURラベルはアロンソのものであり、『健全なブドウを使っている→絶対美味しくて、絶対安心なワインである』という一連の思いを飲む人全てにもって欲しいと、強い意識付けをゴールに設定しています。
除梗後、発酵させるボージョレの新酒では珍しいスタイル(普通ヌーヴォーはマセラシオンカルボニックを行う為除梗など手間が掛かる作業は行いません)。これは常に新しい事へ挑戦し続けるシリルの姿勢の表れであり、画期的な方法と言えるでしょう!丁寧に除梗したブドウをセメントタンクで8日間醸しゆっくりプレス、1~2回ルモンタージュを行う予定。SO2無添加にて瓶詰め予定。
【使用品種】ガメイ100% 【平均樹齢】40~60年

《解禁!》ボジョレー・ヌーヴォー[2015]マルセル・ラピエール(イラストラベル)【ワイン 通販 シーザーワインカンパニー】

※サイトより引用
最新技術を駆使して大量生産でボジョレー・ヌーボを生み出す生産者が多い中、ラピエールファミリーのワインは昔からの自然なワインの製法をかたくなに守っています。
昔からの製法とはすなわち、太陽の光と大地の恵みの全てをワインにこめる造り方。あるがままを守るためにあえて手のかかる方法でワイン造りに取り組んでいるといえます。
有機栽培・無農薬・酸化防止剤も使わない オーガニック・ボジョレー・ヌーボー
1・補糖(葡萄の糖度が足りないときに糖分を加えてアルコール度数を上げること)を一切しない。
2・培養酵母ではなく、葡萄の実の皮に付く天然酵母のみで発酵させる。
3・除草剤、化学肥料(ボルドー液さえも)使わない。4・酸化防止剤を加えない。(自然に発生するSO2 35mg/リットルを含有)。5・濾過処理をせずに瓶詰めする。
このスタイルは弟子のジャン・フォイヤールやカリーム・ヴィオネ。
甥であり長らくラピエールの醸造を担った クリストフ・パカレ。
そしてもう一人の甥 自然派のスーパースター フィリップ・パカレ。
当店の取り扱いのボジョレー生産者にも大きな影響を及ぼしています。

フィリップ・パカレ・ボジョレー・ヴァン・ド・プリムール 2015「ボジョレーヌーボー 2015」

※サイトより引用
今や世界の注目を集めているパカレ氏が、【最高品質のボージョレ・ヌーヴォー】を目標に掲げ、2003年より造っているのがこのヌーヴォー。
そのスタイルは、どこまでも繊細でエレガントな味わい。
すべて無農薬で栽培された良質なドウだけを選別、ブドウの重みで自然に搾られたエキスのみをワインにするなど、頑固なまでの自然(ナチュラル)な状態に対するこだわりから産み出されるパカレ氏のヌーヴォーは、フレッシュな新酒の特徴を持ち合わせながらも、上品で奥の深い洗練された味わいで毎年、世界の愛好家を唸らせています。
しかも!!
入荷後すぐに飲んで美味しいだけでなく、翌年以降も素晴らしい熟成をするので、あえて「ヌーヴォー」と言わず、「ヴァン・ド・プリムール」という表記を用いてい
ます。

ボジョレー・ヴィラージュ・プリムール[2015]ルロワボージョレ・ヌーヴォー[ボジョレー・ヌーボー2015]【ワイン 通販 シーザーワインカンパニー】

※サイトより引用
ブルゴーニュを代表する『名門ルロワ』がつくる最高のプレミアム・ボジョレー。
ラルー・ビーズ・ルロワ女史(マダム・ルロワ)“ブルゴーニュの完全主義者”の異名をもつ彼女の経営するネゴシアン&ドメーヌ。
元DRCの共同経営者だが、いま やそのDRCと肩を並べるか、それをしのぐ 水準と評価されています。
その原動力が高齢になった今でも、畑をまわり衰えることのない天才的なティスティング能力をもつマダム・ルロワ。
品質をあげるため、有機栽培でつくられた手間暇かけてつくったブドウを惜しみもなく収穫量を徹底的に減らします。厳選されたブドウもマセラシオンカルボニックと言う近代的手法でなく伝統的製法により、通常のヌーボーとは一線を画した凝縮感たっぷりで、非常にエレガントな仕上がりになります。
販売価格でも最も高価な価格帯のプレミアム・ボジョレー・ヌーボー。
ですが…価格以上の感動はあるはず!!
■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)

2015/11/17

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2015 (2回目)

フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2015
フィンカ・ラ・エスコンディダ シャルドネ 2015
FINCA LA ESCONDIDA CHARDONNAY 2015

アルゼンチン:クージョ地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

セブンイレブンで、500円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱め

【香り】
第一印象:ちょっと鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>パイナップル、柑橘系
<香辛・芳香・化学物質>硫黄、ケミカル、ハチミツ、グリーン系のハーブ
香りの印象:ケミカルな印象が強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やかな、しっかりした
苦味:コク(深み)を感じる
バランス:溌剌とした、アルコールの強さがある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系

【評価】
フレッシュでフルーティながら、アルコールがやや浮き気味で、後味は辛い

【供出温度】
8-10度 刺々しい強さがあるので、あまり冷やし過ぎない方がいいかも

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観はやや淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、輝きは弱め。

香りは、硫黄やケミカルの印象が強く、パイナップルなどの南国系果実、柑橘系、ハチミツやシロップのような甘さ、グリーン系のハーブ香もあります。

味わいは、やや強めのアタックから、爽やかなフルーツ感と酸味がパッと広がり、明るく楽しいイメージでスレンダーなボディが少し続いて、その後えぐ味とアルコールの辛さが強めにでて、最後はやや辛いものの酸味が強めに残るジューシーなフィニッシュ。

このワイン、2011年から5年連続で飲んでます。
安定感のあるワインで、去年の2014年がやや評価が悪かったものの、2015年はまた良くなってると思います。

ちょっとアルコールが浮き気味なのが最初気になりましたが、開けて少し経つと気にならなくなってきました。
後味のえぐ味はやや強めに残りますが、全体に明るく華やかな印象はこのワインの良さですね。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのボンゴレビアンコ。
合わせると、ワインの果実感がやや強めに出ますが、まあコンビニ食と合わせるには問題なし。

あさりだけに合わせても自分のスタンスは変えずに、しっかり自己主張します。

コンビニで買った時はキンキンに冷えていましたが、だんだん温度が上がってきて、ワインも空気に振れて落ち着いてきたのか、しっとりした印象になってきました。

おみやげの、東京さくさくパイ(キャラメル)に合わせると、とてもパーティ的な合い方。
サクサクコーンスナックにも、肉厚チップス(ビーフジャーキー味)にもパーティ的な合い方をします。

とても果実味が強くて、どちらかと言うとパーティ向けですね。

人に例えると、明るくて社交的。しっかり場を盛り上げてくれる若者みたいな。

コンビニで買えるワンコインとしてはおすすめです。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2015/11/15

ベラミコ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2014

ベラミコ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2014
ベラミコ トレッビアーノ・ダブルッツォ 2014
BELLAMICO TREBBIANO D'ABRUZZO 2014

イタリア:アブルッツォ州:D.O.P.トレッビアーノ・ダブルッツォ
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:トレッビアーノ

イオンで、950円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、輝きとツヤがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>青リンゴ、梨、柑橘系
<香辛料・芳香・化学物質>貝殻のようなミネラル、シロップ
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、やさしい
苦味:控えめ
バランス:スリムな、スムーズな
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
洋梨やモモのような白い実の果実

【評価】
ライトでスムーズ、優しい味わい

【供出温度】
7度以下 軽めでスリムなのでしっかり冷やした方が良さそうだけど、やや温度上がっても問題なさそう。

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、グリーンがかったイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、青りんご、梨、柑橘系、貝殻のようなミネラルと、シロップやちょっとヴァニラっぽい甘い印象があります。

味わいは、軽めで優しいアタックから、上品な果実感と甘みがじわっと広がり、穏やかな酸味がやさしく締めてくれて、苦味控えめのふんわりした印象のフィニッシュ。

全体にとても穏やかで優しい印象で、とても良いまとまりです。
ワインだけでどんどん飲んでしまうタイプ。

癒し系ですね~。
とても落ち着く味わい。

人に例えると、上品で物静かで、包容力のある、いつも微笑んでいるような女性。
白い柔らかいふわっとしたドレスを着ているイメージでしょうか。

今日の晩御飯は鮭のバターソテー。
キノコのソテーも乗ってます。

合わせると、自分のスタンスは崩さないけど、邪魔もしないって感じ。

薄皮付きピーナッツにもフレンドリーに合いますが、マリアージュって感じではありません。
ビーフジャーキーにも大人な対応で合わせてきます。

ワインだけでも飲めるのでパーティ的な使い方もできるし、普通の食事にも合わせやすそうで、わりと万能なイメージ。

定番のシャルドネやソーヴィニヨン・ブランではない、ローカル品種の個性をうまく活かしていますね。

ここのところでトレッビアーノ・ダブルッツォが続きましたが、両方ともに優しい味わいで、いままでのトレッビアーノとはちょっとイメージが違いますね。
トレッビアーノにも新しい流れが来てるようで、これから人気が出そうですね。

良いワインだと思います。

■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


2015/11/14

レオン・パルディガル レ・コリン 赤 NV

レオン・パルディガル レ・コリン 赤 NV
レオン・パルディガル レ・コリン 赤 NV
Leon Perdigal Les Collines Rouge NV

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:I.G.P.メディテラネ
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー

リカーランドトップで、税抜き799円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、深い透明感と輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>干しぶどう、プルーン、ジャム、針葉樹、メントール
<香辛料・芳香・化学物質>干し肉、なめし革、佃煮
香りの印象:少し熟成感を感じる

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:円みのある、やわらか
タンニン分:シルキーな、溶け込んだ
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱い
余韻:短い

【フレーヴァー】
フレッシュな干しぶどう

【評価】
ライトでスムーズ、熟成感とフレッシュな印象が混ざっている

【供出温度】
10-13度 軽いので温度低めが良さそうだけど、ちょっと温度高めでも大丈夫そう

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いガーネットで、深い透明感と美しい輝きがあります。

香りは、干しぶどうやプルーン、干し肉、なめし革など熟成感と、針葉樹やメントールのような印象もあります。

味わいは、ライトでスムーズなアタックから、熟成感のある干しぶどうのような果実感とやや多めの甘み、優しい酸味が広がり、スマートなボディにタンニンもシルキーで、軽く渋みのあるジューシーなフィニッシュ。

とても穏やかで優しい味わい。
やや酸化したような熟成感があるので、好き嫌いが分かれるかもしれません。

人に例えると、穏やかで優しい大人の女性って感じ。
あまり艶っぽさはなくて、ちょっと知的な印象でしょうか。

今日の晩御飯は、チキンステーキとカレー。
どちらも赤ワインには合いそうなメニューですが、このワイン意外と主張が強くて何となく馴染みが悪いですね。

熟成感があるので、食事との相性が良さそうだと思ったら、ワインが強めに出てしまいます。

カルディで買ってきたドリアンチップスに合わせると意外と馴染みます。
ドリアンチップスって、ちょっとナッティでピスタチオっぽい味わいですね。

時間が経つとだんだん酸化の印象が強くなってきましたが、全体的には悪くありません。
ちょっとシャトーヌフ・デュ・パプ的な果実感強めの伝統産地の味わいというか。

このワイン、白がとても良かったので期待感が強く、ちょっと辛口な評価になってしまいましたが、コストパフォーマンスは高いと思います。

■関連リンク

レオン・パルディガル レ・コリン 白 NV

■楽天ショップへのリンク

レオン・パルディガル レ・コリン ルージュ [N/V]IGP【あす楽対応_関東】

※サイトより引用
今日のオジェ社の名声と信頼を築く大きな礎となった偉大な初代セラー・マスター『レオン・パルディガル氏』の名を冠し、クロ・ドゥ・ロラトワール=シャトー・ヌフ・デュ・パプの正当な系譜を物語る、重厚なデザインとなっています。
ややスパイシーな風味に果実の熟した凝縮感があり、スムースでソフトな口当たりのしっかりとしたボディーのワイン。
南仏の太陽が育んだ「太陽のあたたかみを感じる、豊かで完熟した果実味」をお楽しみ下さい。
<ワイナリー情報>
シャトー・ヌフ・デュ・パプを代表する生産者の一つ。
“シャトー・ヌフ・デュ・パプ”の史跡がある丘の麓にワイナリーを構えています。
1859年の創業以来シャトーヌフ・デュ・パプ地区でワイン造りを続け、その品質は国内外の国際的コンクール等で高い評価を受けています。
<レ・コリンについて>
『レ・コリン』はフランス語で「丘」を意味します。
ラベルにも丘に広がるブドウ畑の先にシャトー・ヌフ・ディ・パプの史跡が描かれており、その麓にある、オジェ社のセラーで造られています。
シャトー・ヌフ・デュ・パプで生まれ、このローヌ渓谷から如何にエクセレントなワインを生み出すか、それを知り尽くしたオジェ社だからこそその誇りと威信を注ぎ込み、作られています。
■Amazonへのリンク


2015/11/13

ルイス・フェリペ・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2014

ルイス・フェリペ・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
ルイス・フェリペ・エドワーズ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
LUIS FELIPE EDWARDS SAUVIGNON BLANC 2014

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

ヤオコーで、税抜き598円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、レモンイエロー
濃淡:淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>梨、青りんご、柑橘系
<香辛料・芳香・化学物質>硝煙、石灰のようなミネラル、やや硫黄
香りの印象:第1アロマが強め、香りが弱い

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、優しい
苦味:おだやか
バランス:スリムな、まろやか
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
グレープフルーツのような柑橘系の印象

【評価】
ライトで爽やかでスムーズ、優しさのある味わい

【供出温度】
7度以下 しっかり冷やしても美味しいがちょっと温度が上がっても問題なさそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、柑橘系や青りんご、梨のような果実、石灰のようなミネラル、硝煙、少し硫黄の印象もあります。

味わいは、ライトでスムーズなアタックから、上品な果実感と酸味、甘みがバランス良く広がり、おだやかな苦味がやや締めて、ふわっと優しいフィニッシュ。

このワイン、実にいいですね。
ソーヴィニヨン・ブランなのにこんなに優しい味わいのニューワールドは初めてかも。

何というか全体に夢見心地なふわっとした印象というか、白いレースをまとった乙女が舞ってるようなファンタジーなイメージ。

今までのルイス・フェリペ・エドワーズのワインはちょっとひねった感じの面白さがあったのですが、このワインは実に真面目に王道で勝負してるような印象を受けます。

いやー、この味わいはなかなか無いですね。
他に似てるワインが無いような気がします。
そういう点ではやはり、ルイス・フェリペ・エドワーズのワインなんでしょうね。

軽いし、週末だし、これは1本いっちゃいそうですね。

今日の晩御飯は自家製の豚丼。
玉ねぎの入った醤油ベースの甘辛ダレ。

合わせると、スーッと寄り添うような感じですね。
主張が強くないので、食事の邪魔をしません。

白菜とお麩の味噌汁に合わせると、さすがに何を飲んでるか分からなくなります。

クロワッサンがあったので合わせてみると、バターの香りに負けて存在感が薄くなりますが、それでも素敵な果実感を加えてくれます。
ただクロワッサンの香りが強いので、あまり良い組み合わせではありません。

自家製のバナナパウンドケーキには実に良く合いました。
薄皮付きピーナッツはあまり干渉しない感じで、でも悪くありません。
堅揚げポテトは、塩気と苦味が当たってあまりフィットしません。

このワイン、合わせる食事の幅がかなり広そうですね。

このワイン飲み進むと印象が変わってきました。
最初のふわっとしたオフの印象から、テキパキしたオンモードに変わってきたような。

でも個性的で、コストパフォーマンスも高いと思います。

冷蔵庫に入れておいたら次の日も大丈夫でした。
このワインオススメです。

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2015/11/11

カルーチェ ソーヴィニヨン・ブラン 2014

カルーチェ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
カルーチェ ソーヴィニヨン・ブラン 2014
CALEUCHE SAUVIGNON BLANC 2014

チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

ミニストップで、588円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>グレープフルーツ、青りんご、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、ミネラル、硝煙
香りの印象:ちょっと酸化のイメージ

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖の甘み
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、やや厚みのある
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
ジューシーで果実感のある、しっかり強めの味わい

【供出温度】
7度以下 温度が上がるとちょっとアラが出そう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、若々しいグリーンがかったイエローで、輝きがあります。

香りは、硫黄や硝煙の印象があって、柑橘系やちょっと酸化をイメージさせるリンゴ、グリーン系のフローラル、ミネラルの印象もあります。

味わいは、やや強めのアタックから、濃厚な果実感と残糖多めの甘さしっかりした酸味がじゅわっと広がり、その後苦味とアルコールの印象が強めに出てきて、ちょっとえぐ味のあるジューシーなフィニッシュ。

やや荒っぽい印象ながら、元気があって悪くない感じ。
ニューワールドらしい味わいですね。

ワインだけでいけるタイプで、逆に和食には相性が悪そうなパーティワインタイプです。

今日の晩御飯は、コンビニパスタのカルボナーラ。
合わせると、ワインの苦味が強く出てきて、相性はイマイチ。

ウエハースチョコに合わせると、お互いまったく干渉しない感じで、邪魔もしません。
パーティ的な合い方。
薄皮付きピーナッツは苦味がやや当たるけど、特に問題なし。

人に例えると、ちょっと雑で自己主張が強いけど、陽気で明るい営業職のアラフォー女子みたいな?
任せておけば適当に場を盛り上げてくれる、ってタイプでしょうか。

コストパフォーマンスは良いと思います。

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