2014/05/29

アドロ 白 NV (2014年購入)

アドロ 白 NV
アドロ 白 NV
ADORO BLANCO NV

スペイン:地理的表示無し
アルコール度:11%
ブドウ品種:不明

デリドで、税抜き475円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:やや酸化が進んでいるような印象

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:シードル、ワインビネガー、シェリー
香りの印象:完全に酸化した印象

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱め
酸味:酸化している
苦味:控えめ
バランス:ライトだが、酸化した当たりの強さがある
アルコール:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
酸化したビネガーやシードルの印象

【評価】
完全に酸化してるが、保管の問題のような印象

【供出温度】
7度以下、酸化しているので冷やさないと飲めない

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、オレンジがかったやや濃い色調で、酸化してるんじゃないかという悪い予感が。。

香りは完全にアウト。
酸化して、ワインビネガーやシードルのような印象になってしまってます。

味わいもアウト。
完全に酸化してて、クレーム返品OKなレベル。

これは完全にダメだ。
出荷時の問題よりは、卸や店頭での管理の問題のような気がしますね。

かなり不味いワインでもいける、変態ワインラヴァーの私でも、これはちょっと・・と引くレベル。

でも、我慢して飲んでると、微妙に良さを感じてきました。(それでいいのか?)

スペインの白ワインって、ちょっとシェリーのような印象のものがありますが、これはまさにシェリーに近いイメージ。
ワインとして飲むと完全にアウトだけど、酒精強化ワインですよ、と言われたらこういう味なのかな?と思ってしまうかも。

酸化が進んでるけど、傷んでる感じではなくて、後味も酸っぱいけど、じわっと旨味もあります。

飲んでると、ひょっとしてこういうワインなの?って気もしてきました。
なんだか、やけ酒にちょうど良さそうな、やさぐれた印象。

今日の晩御飯は、コンビニのボンゴレパスタ。
合わせると、料理を粛清する、って感じで押さえつけにかかりますね。
フィットする気はさらさらなくて、自分のスタンスは守りたい、って印象です。

なんでしょうか、だんだん慣れてきたのか、酔ってきたのか、これはこれでいいじゃん、って気になってきました。

数十年前、お酒というものは慣れてきてようやく美味しくなる飲み物、だった時期がありましたが、その不味いワインを慣れるまで飲むという前時代的な印象を感じるワインです。

まあ、何事も酸化することに意義がある、ってことで。。。 すみません・・m(_ _)m

人にはまったくオススメできないのですが、ちょっとワインの深淵を覗けるという点では、意外と面白いワインかな、って気がしてます。
変態ワインラヴァーの方、おすすめですよ!

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