2013/11/17

ブリュオワ ABC ブラン 2011

ブリュオワ ABC ブラン 2011
(1)ピノ・ネーロ(伊:ロンバルディーア州:DOPピノ・ネーロ・デル・オルトレポ・パヴェーゼ:10)\1200
(2)ソーヴィニヨン・ブラン、グロ・マンサン(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPコンテ・トロザン:11)\1050
(3)ソーヴィニヨン・ブラン、ビウラ(スペイン:カスティーリャ・イ・レオン地方:ビノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:12)\990
(4)グルナッシュ・ブラン、クラレット(仏:コート・デュ・ローヌ地方:AOPヴァントゥー:12)\800

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、ややグレーがかったイエロー
濃淡:淡め
粘性:やや強め
外観の印象:淡い色調で、輝きは強め

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:柑橘系、青草香、ミネラル、フリンティ、麦わら
香りの印象:開いている、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:シャープな、強い
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、強さがある
アルコール:強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュなフルーティ

【評価】
すっきりしたフルーツ感だが、アルコール度が高く、強さがある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
淡い、グレーっぽい色調に、ギラギラした金属質な輝き。

香りは、ソーヴィニヨン・ブランらしい、柑橘系と青草香。
フリンティな印象もあって、品種はソーヴィニヨン・ブランで決定。

飲みくちは、アルコール度強めで、フレッシュで爽やかな果実感。
酸味もしっかりしていて、ニューワールドのソーヴィニヨン・ブランって感じ。

南仏かスペイン、グロ・マンサンのブレンドかビウラのブレンド、のどちらかだが、全体的なまとまりは南仏のソーヴィニヨン・ブランって感じがある。
スペインワインは時々シェリーぽい酵母の印象があるが、このワインは無い。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、グロ・マンサン
で、ピンポン

南仏のソーヴィニヨン・ブランって独特な美味しさがありますよね。

【総評】
ブリュオワ ABC ブラン 2011
ABC BLANC SAUVIGNON GROS MANSENG 2011

フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPコンテ・トロザン
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン、グロ・マンサン

リカーランドトップで、1050円で購入。

淡く、グリーンがかった若々しい色調で、輝きが強め。
グレーっぽく、金属質なギラギラした輝きを持ってます。

香りはあまり強くありませんが、柑橘系フルーツ、青草香、火打ち石を擦ったようなフリンティな印象があり、ソーヴィニヨン・ブランらしさが全開です。
そのなかで、グロ・マンサンがどういう役目をしているかは分かりません。

味わいは、フレッシュでフルーティなアタックながら、アルコールの印象が強く、しっかりした強さを感じます。
すっきりした爽やかなアタックから、スリムで芯の強いボディ、後味はドライで、ちょっと乾く感じもありますね。

爽やかさと、しっかりした強さを感じるワインで、ちょっとアルコールが強めな印象。
後味は、やや乾く感じとえぐ味が残ります。
全体的には悪くありませんが、ちょっと辛いかな。

今日の晩ご飯は自家製のワンタン。
ワインがスッキリしているので、美味しく食べられます。

カミさんも「クセがなくて飲みやすい、ツマミもいらない。」という評価。

個人的には、後味がやや苦い感じが、ちょっと気になりますが、まあ個性の範囲かも。
スッキリと飲みやすく、フルーツ感も心地よいですね。

1000円程度だったら、お買い得だと思います。

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ブリュオワ ABC ルージュ 2011

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