2013/01/13

ジェイコブス・クリーク クールハーベスト ソーヴィニヨン・ブラン 2011 (ブラインドテイスティング:外す)

ジェイコブス・クリーク クールハーベスト ソーヴィニヨン・ブラン 2011
(1)ソーヴィニヨン・ブラン88%、セミヨン12%(仏:ボルドー地方:AOCボルドー:09)\2680
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(豪:地理的表示無し:11)\1280
(3)シルヴァーナー(仏:アルザス地方:AOCアルザス:10)\1280
(4)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(5)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーシヨン地方:IGPペイ・ドック:10)\780

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:わずかにグリーンがかった、グレーに近いイエロー
濃淡:淡い
ディスク:やや薄め
粘性:弱め
泡立ち:スティル(かなり炭酸を含んでいる)
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:グレープフルーツ、白い果実、日本の梨、白桃、ミネラル、クリーム
香りの印象:若々しい、第1アロマが強め

【味わい】
アタック:弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い
酸味:爽やかな、やや大人しい
バランス:スリムな、溌剌とした
苦味:弱め
アルコール:弱め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュ)

【評価】
スリムでシンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
7度以下

【グラス】
小ぶり

【判定】
かなり淡い外観。日本の甲州くらい。
ソーヴィニヨン・ブランやシルヴァーナーあたりが候補。

香りは白い果実の印象で、ソーヴィニヨン・ブランのグリーン系の香りは無い。

口あたりは軽い。
かなり炭酸を含んでいる。
ちょっと特殊なイメージ。
ボディも軽くて薄い感じで、ソーヴィニヨン・ブランでは無さそう。
ちょっと甲州っぽい感じ。

そうなるとこの中ではシルヴァーナー?

ファイナルアンサーで、シルヴァーナー
で、ブー

なんと、ソーヴィニヨン・ブラン。

【総評】
ジェイコブス・クリーク クールハーベスト ソーヴィニヨン・ブラン 2011
JACOB'S CREEK COOL HARVEST SAUVIGNON BLANC 2011

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:10%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

イオンで、1280円で購入。

かなり軽めのソーヴィニヨン・ブランですね。

カミさんに価格感を聞いたら、480円。
軽くてちょっと炭酸を含んでいる感じが、ちょっと安く感じたみたい。

ただ、軽くてもジェイコブス・クリークらしい、クリーンな品質感があって、ナイト・ハーベストらしいクールな印象があります。

暑い日に、キンキンに冷やして、グイグイ飲むようなイメージ?
甲州やミュスカデに近い印象ですね。
ソーヴィニヨン・ブランでこういったライトなタイプは初めてかも。

炭酸を含んでいる感じが、味に大きく影響を与えていて、やはりスパークリングのようなイメージがあります。

グラスに入れて時間が経つと、ちょっとソーヴィニヨン・ブランらしい、グリーン香が出てきました。
夜収穫された、クールなソーヴィニヨン・ブランって感じが確かにします。

普通だと、夜摘みののワインのことは、ナイト・ハーベストと呼びますが、そこをあえて、クール・ハーベストとネーミングしたところに、センスを感じますね。

ラベルのデザインが素敵で、期待していたワインですが、やや軽めで炭酸の印象が強いかな。
でもクールで、クリーンな印象は、イメージどおりです。

和食に合いそうな軽さですね。

今日の晩御飯は、チキンソテーのカレーソースと、おでん。

おでんに合わせると、ややフルーツ感が強めですが、全然問題ありません。
和食にも良く合いそうですね。
白身魚の天ぷら、くらいがいいのかな。

炭酸の印象が強くて、シンプルな味わいなので、飲み進んでも印象は変わってきません。
品質感としては、まあ1280円なり、って感じ?

ただ、好みは分かれるでしょうね。
リッチなタイプが好きな人には、まったく物足りないと思います。

我が家的にもリピートするかというと、ちょっと難しいタイプですね。
カミさんのタイプじゃないし。

でも、パーティに持っていくには、ちょっと面白いセレクトかも。
夜摘みのうんぬん、とか、うんちくも語れるしね。

でもやっぱり、これは夏場向きのワインですね。

■関連リンク

ジェイコブス・クリーク クールハーベスト ピノ・グリージョ 2013

ジェイコブス・クリーク クールハーベスト シラーズ ロゼ 2011

■ボトルについていたPOPの内容

夜摘みされた冷たくフレッシュなブドウから生まれた、切れの良い酸が心地よい味わいのオーストラリアワイン。
最も冷たく、フレッシュな状態となる夜中に収穫されたブドウには、ナチュラルで切れの良い、果実のフレーヴァーを感じます。

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