2012/04/29

ドメーヌ・コワイヨ マルサネ・ロゼ 2010

ドメーヌ・コワイヨ マルサネ・ロゼ 2010
ドメーヌ・コワイヨ マルサネ・ロゼ 2010
DOMAINE COILLOT MARSANNAY ROSE 2010

フランス:ブルゴーニュ地方:AOCマルサネ・ロゼ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ピノ・ノワール

リカーランドトップで、2280円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:かなり淡い、サーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしてはかなり淡い
ディスク:やや薄め
粘性:やや強い
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、色づきの弱い

【香り】
豊かさ:それほど強くないが、しっかりしている
特徴:ミネラル、酵母、カラメル、白い花、グリーン系のハーブ、チェリー、すもも
香りの印象:やや閉じている、第2アロマが強め

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやかな
酸味:穏やか、優しい、やや弱め
バランス:ライトな、心地良い、流れるような
タンニン分:弱い、ほとんど感じない
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティー(フレッシュ)、ミネラル

【評価】
ライトで繊細なまとまり。カジュアルに楽しむ。

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
ほとんど白ワイン?ってくらいの淡いロゼ。

ブラン・ド・ノワールのイメージ?

カミさんに、ブルゴーニュのロゼと伝えて価格感を聞いたら、1680円。
2280円とネタばらしすると、それは高い、という評価。

そうとう繊細なのですが、やはり軽すぎる感はありますね。
リゾートで、キンキンに冷やして、ガブガブ飲む、って感じでしょうか。

ブルゴーニュに期待する、「深み」みたいなものはあまり感じません。
ただ、品質は良く、後味はスッキリキレイで、とても飲みやすいロゼです。

初夏の夕暮れに、テラスで風に吹かれながら飲む、ってイメージですかね。
やはりリゾートに合いそう。
別荘のテラスとかで飲んだら美味しいだろーなー、って感じ。

このワイン、余韻がとても良いんですね。
ジワーっと幸せが沁みてくるような、心地良い後味が続きます。

軽くて、グビグビ飲んでしまいそうなので、ちょっとセーブして飲んでます。

今日の晩御飯は餃子。
野菜多めで、にんにく少なめの、ヘルシータイプ。

このロゼだと、力関係はちょうどいいのですが、やっぱりワインがもったいない。
繊細さが活きてこないですね。

野菜のグリルとかに合いそうなタイプです。
とにかく繊細な料理がいいですね。

飲み進んでもカミさんは、「白ワインみたい」とそっけない評価です。。。

美味しいワインですが、この価格だと、もうちょっとメイン感というか、存在感が欲しい感じもしますね。
このワイン飲んだあとに、しっかりしたワインが欲しくなります。

複数あるうちの1つだったら、とても良いですが、メインには出来ないかな。
いろいろな意味で贅沢なワインです。

■楽天ショップへのリンク

ドメーヌ・コワイヨ マルサネ ロゼ [現行品] フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ/

※サイトより引用
マルサネというアペラシオンは、昔ロゼで有名になった目立たないアペラシオンとしか認識されていないように思われますが、実際はコート・ド・ニュイの中でも価格と品質の素晴らしいアペラシオンです。コワイヨの現当主であるクリストフは3代目。ここ数年で突如としてこのワイナリーが話題となり、マイナー産地であるマルサネにこのような傑出したワインが存在するという事実が渦巻き、昨年発売の2006年ヴィンテージが日本市場でも非常に評価が高かったのは記憶に新しいところです。
20年前から父と仕事をし、8年前に完全に引き継ぎました。彼の代になってからは、除草剤の使用は完全にやめ、ヴァンダンジュ・ヴェルトやエフォイヤージュを積極的に行い、ブルゴーニュの伝統的な長期熟成させてから飲むクラッシックなタイプではなく、リスクを負ってでもブドウの完熟を待って十分な選果の後に収穫・再度選果し、若くても果実味とフィネスのあるワインを目指すようになりました。

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