2011/12/03

KOBE セイベル&リースリング NV(ブラインドテイスティング:当てる)

KOBE セイベル&リースリング NV
(1)ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%(仏:ボルドー地方:AOCペサック・レオニャン:07)\2980
(2)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(3)ソーヴィニヨン・グリ、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン、ミュスカデル(フランス:ボルドー地方:AOCボルドー・ブラン・セック:09)\980
(4)セイベル、リースリング(日本:兵庫県:神戸市:NV)\980
(5)セミヨン、シャルドネ、甲州、ソーヴィニヨン・ブラン(日本:輸入ワイン・国産ぶどう使用:NV)\900

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
オレンジがかった色調の、濃い目のイエロー。
色調は強めで、かなりオレンジ色が強い。
輝きも強く、ギラギラした印象。
粘性は弱め。

【香り】
少し酸化したようなリンゴの印象。
蜜。
オレンジ。
グラスを回すと、クリームやヴァニラ。
白い花。
ハーブ。
香りはあまり強くない。

【味わい】
残糖を多く感じる、やや甘口。
柔らかい飲み口で、甘みのあるアタック。
酸味は穏やか。
アルコール度は低め。
最初甘い飲み口ながら、後味は酸味が残りジューシー。
甘みがあるものの、後味はドライ。
余韻は短い。

【判定】
オレンジがかった強い色調は、熟成感なのか、品種の色なのか。
ただ、外観は張りがあって若々しさもあるので、品種の色っぽい。

香りは、若干酸化の印象があり、ボルドーによくある感じ。
リンゴと樽熟成の印象?
ボルドーだったら2007年の方?

味わいは、甘い。

あれ?この甘さはいわゆるセックの白ではない。
そういえば神戸のやつが、やや甘口だったような。

ということは、神戸?

ファイナルアンサーで、セイベル、リースリング
で、ピンポン

やや甘口なんですが、甘さが残らないところがいい感じ。

【総評】
KOBE セイベル&リースリング NV
KOBE Seibel&Riesling NV

日本:兵庫県:神戸市
アルコール度:11%
ブドウ品種:神戸産セイベル、神戸産信濃リースリングなど

リカーランドトップで、980円で購入。

最近、甘みのあるワインは敬遠されがちですが、たまに飲むと意外に美味しかったりしますよね。

何というか、頭を空っぽにして楽しめるというか、気負わず飲めるというか、リラックスできる感じ?
休日にリラックスして楽しむには、なかなかいい選択かもしれません。

神戸産のブドウだけを使っているので、神戸にゆかりのある人へのお土産とか、飲み会で使うといいかも。

このワイン、甘さを後味に残さずに、キレイに消える感じはなかなかの品質感ですね。
ただ甘いワインではなくて、後味がドライってのがポイントなのではないでしょうか。

カミさんに価格感を聞いたら、980円でドンピシャ。
でも感想は、「680円でも買わない、飲んだ時に鼻に抜けるアルコールの感じがダメ、香料が入ってるような人工的な感じ。」と散々な評価でした・・・

アルコール感ってのは人によって随分と違ってきますよね。
私はそれほど感じ無かったのですが、カミさんはダメだったみたいです。

まあ、そういう点では、人によって評価の差が大きい、なかなか難しいワインかもしれません。

個人的には甘いワインって、嫌いじゃないんですけど、たくさんは飲めないので、ついつい敬遠してしまうんですよね。

でも日本のワインラヴァーのみなさんには、一度飲んでいただきたいワインですね。

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