2011/10/02

コノスル・オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール 2010(ブラインドテイスティング:当てる)

コノスル・オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール 2010
(1)ネッビオーロ(伊:ピエモンテ州:DOCGバルバレスコ:07)\1880
(2)メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:ボルドー地方:AOCサンテミリオン・グラン・クリュ:06)\1699
(3)アラゴネス、アルフロシェイロ、アリカンテ・ブーシェ(ポルトガル:アレンテージョ地方:06)\1380くらい(6本セット@902円で購入)
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール(チリ:セントラル・ヴァレー:コルチャグア・ヴァレー:10)\980
(5)メルロー(チリ:マイポ・ヴァレー:09)\970

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
若々しい色調の、濃いガーネット。
色調はほとんど黒で、フチだけ3mmくらい鮮やかなバイオレット。
透明感はほとんど無い。
粘性は強め。

【香り】
スミレ。
なめし革。
黒い果実。
グリーン香。
スパイス。
グラスを回すとグリーン香が強くなる。
華やかさがあって厚みのある香り。
まだ閉じているのか、生木のような印象が抜けない。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
フルボディ。
フルーティなアタックで軽めに入るが、後がずんと重くなる。
アルコール度は高め。
酸味は優しいがしっかり最後まで効いている。
タンニンは強めで舌の表面全体が乾く感じ。
フルーティでカジュアルなアタックから、あまり膨らまず、辛さと強さが出てきて、後味は乾く。
余韻は短い。

【判定】
相当若々しい感じは、2009年か2010年のチリ。

香りはグリーン香が強く、カベルネ・ソーヴィニヨンの印象。

味わいはフルーティさから、ぐっと後味が辛くなる。
フルーティさと芯の強さはメルローっぽくもある。
渋味の感じもメルローっぽい?

香りはカベルネ・ソーヴィニヨン、味わいはメルローって感じだが、ここは香りの方が強いかも。

ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン

これは迷いようの無い、カベルネ・ソーヴィニヨンですね。

【総評】
コノスル・オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール 2010
Cono Sur Cabernet Sauvignon/Carmenere 2010 Organically grown grapes

チリ:マイポ・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、カルメネール

グルメシティで、980円で購入。

いつも安定感のある、コノスルのワイン。
なんとも言えない魅力を持っています。

2008年10月に、2007年ビンテージのものを飲んでますが、そのときの印象とあまり変わらないみたいですね。
コノスル・オーガニック カベルネ・ソーヴィニヨン/カルメネール 2007

ジューシーなんだけど、ジュースっぽくない味わいが、コノスルの美味しさの秘密でしょうか?

それにしても強いワインです。
グイグイは飲めません。チビチビやる感じ。

まだ若いせいか、グラスに色素が残って汚れやすいのはちょっと気になるポイントです。
そういうところを気にしている人はあまりいないかもしれませんが、グラスが汚れやすいワインって、安い感じがするんですよね~。

今日の晩御飯は肉団子の酢豚。

全然合うイメージが無かったのですが、意外と問題なし。
ワインだけで飲んでると結構強めなのですが、食事と合わせるとおとなしくなりますね。

バランスが良くて、後味にふっと香る魅力は、さすがにコノスル。
安定感のある、おすすめワインの1本です。

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