2011/09/24

B&G サンセール 2006(ブラインドテイスティング:外す)

B&G サンセール 2006
(1)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ロワール地方:AOCサンセール:06)\2680
(2)シャルドネ(チリ:コルチャグア・ヴァレー/カサブランカ・ヴァレー:10)\1280
(3)リースリング(独:ファルツ地方:09)\1140
(4)アルヴァリーニョ、トラジャドゥーラ(ポルトガル:ミーニョ地方:DOCヴィーニョ・ヴェルデ:09)\1080くらい (6本セット@902円で購入)
(5)シャルドネ(アメリカ:カリフォルニア州:10)\980

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
ほんのりグリーンがかった、中庸なイエロー。
輝きは強く、金属質で、ギラギラした感じ。
色調は複雑で、ちょっとグレーっぽさもある。
フチはほぼ無色。
粘性は弱め。

【香り】
ミネラル。
石油香。
グラスを回しても、石油香が強く、他の要素があまり出てこない。
果実香はやや熟した印象?
ハーブ香も少し。

【味わい】
残糖を割と多めに感じる、中辛口?
ボディはやや頼りない。
酸味はちょっとダレた感じで、締りがない。
ほんのり、オレンジのようなモモのような果実感。
後味はキレイに消えて、心地よい果実味が残る。
余韻は少し続く。

【判定】
ギラギラと強い輝きがあるが、粘性は弱め。
複雑な色調なので、複数品種が混ざってる?

強い石油香があり、リースリングが候補。
ただちょっと不思議な感じ。

味わいは酸味が弱めで、とてもチャーミングが果実香がある。
リースリングのシャープな印象とは違う。

そうなると、ポルトガル?

ほんのり甘い感じや、独特な果実感が日頃飲まないタイプのような感じ。

ファイナルアンサーで、アルヴァリーニョ、トラジャドゥーラ
で、ブー

なんと、サンセール。

【総評】
B&G サンセール 2006
Barton & Guestier Sancerre 2006

フランス:ロワール地方:AOCサンセール
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、2680円で購入。

なんというか、ソーヴィニヨン・ブランらしくないというか、サンセールらしくない感じ。

カミさんに価格感を聞いたら、1680円。
2680円と伝えたら、そんなに高いんだ、でも美味しい、という感想です。

第一印象は、ちょっと軽い感じで、口当たりもサバサバしてて、安めな感じですが、飲み進むと良さがじわじわと出てきます。

強く感じたペトロール香は、スモーク香と青草香が混ざったせいかもしれません。

アントル・ドゥー・メールあたりのボルドーブランっぽい感じもありますね。

白ワインだけど香りが強く、特にミネラルの印象が特徴的。
価格なりの香りの強さを持ってます。

味わいはスッキリと飲みやすくてほんのり果実味と、キレイな後味があって、品質感を感じます。
特にこれと言って欠点は無いのですが、なんというか、ちょっと俗っぽさがある?

ロワールよりもボルドーっぽい感じなんですよね。
ボルドーが俗っぽいと言っているわけではありませんが、ロワールに期待する繊細さを感じないというか・・・

まあ、あれこれ文句ばかり言ってますが、一定の品質感を持った良いワインだと思います。

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