2009/05/09

レイヴェンスウッド ヴィントナーズ・ブレンド ジンファンデル 2006(ブラインドテイスティング:外す)

・マスカットベリーA(日本:甲府市:酒折町:07)\1780
・ジンファンデル(アメリカ:カリフォルニア州:ソノマ:06)\1650
・サンジョヴェーゼ、カナイオーロ、マルヴァジア(伊:トスカーナ:キアンティDOCG:07)\1180
・メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\1040

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

レイヴェンスウッド ヴィントナーズ・ブレンド ジンファンデル 2006
【外観】
深いルビー色。
やや濃い外観だが、透明感があり、底まで見える。
色味はやや黒っぽく落ち着いている。
ディスクは薄く、粘性は中くらい。

【香り】
赤い果実。
ややケミカル。
少しなめし革。
グリーンっぽい、香木のような香り。
グラスを回すと少し腐葉土のような熟成した印象。
香りは穏やかで厚みがある。

【味わい】
セックながらやや残糖があり、甘さを感じる。
ミディアムボディながら、力強さもある。
アルコール度もやや高そう。
酸味はしっかりしている。
タンニンは溶けている印象だが、飲み終わった後にやや乾いた感じが残る。
余韻はやや短め。

【判定】
深いルビー色はどれも候補だが、ジンファンデルは違うかも。
香りの印象は、イチゴからチェリーくらいの赤い果実だが、フレッシュな印象ではない。
さらに、いわゆる食用ブドウっぽい、フォクシーフレーバーを感じるような。
やや色が濃いが、マスカットベリーAが怪しい。
また味わいはやや甘さが強い。
少なくともボルドーやサンジョヴェーゼでは無いだろう。
可能性があるとしたら、ジンファンデルだが、ここはフツーに考えるとマスカットベリーAかな。

ファイナルアンサーで、マスカットベリーA
で、ブー

ひぇ~、ジンファンデルでした・・・

【総評】
レイヴェンスウッド ヴィントナーズ・ブレンド ジンファンデル 2006
RAVENSWOOD VINTNERS BLEND ZINFANDEL 2006

アメリカ:カリフォルニア州:ソノマ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ジンファンデル

リカーランドトップで、1650円で購入。

そうそう、フォクシーフレーバーはジンファンデルにもあるんですよね。

あー、ネタバレしてみるとジンファンデルってこんな味でしたねー。
マスカットベリーAとジンファンデルを間違えるってのもちょっとヤバイ感じですが、カテゴリーとしては近いところにありますからね。(言い訳)
でもさすがにマスカットベリーAだとこんなにアルコール度も強くないかもね・・
グラス1杯で酔っちゃう感じです。

いわゆるグローバル品種と違うところで勝負してるというか。
味わいは、ニューワールドのお作法をちょっと感じますね。
シンプルでソリッド、ストレートな構成です。

それにしても、ジンファンデルだったらもうちょっと香りが強いかな、と思ったのですが、以外と香りは控えめですね。

ひょっとしたらこれから開いてくるかもしれません。
というか、もともとあまり香りが強い品種じゃないのかな?

と、飲み進んでみても、印象はあまり変わりません。

ちょっと冷たい方が美味しいかな、と思って冷やしてみましたが、ただ飲みやすくなるだけですね。

温度が違ってもあまり印象が変わりません。

晩御飯はラムの薄切り肉のジンギスカン風だったのですが、甘さが邪魔して合いませんでした。

ジンファンデルの本質がいまいち分かっていないのですが、このワインは我が家的にはちょっといまいちかなー。

ワインとしては、スタイルを持っていて、良いと思いますが、キャラクター設定がいまいち分かりにくいというか・・・

すみません、もっと勉強します。

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