・ボバル、シラー(スペイン:バレンシア州:DOバレンシア:07)\720
・シラー70%、メルロー30%(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\630(6本セット3780円)
・ガルナッチャ50%、テンプラニーリョ30%、カリニェナ20%(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:07)\630(6本セット3780円)
・テンプラニーリョ100%(スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ:08)\630(6本セット3780円)
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
濃い外観。
落ち着いた色調。
深い透明感があるが、底はぎりぎり見えないくらい。
粘性はやや高く、脚がゆっくりと降りてくる。
【香り】
濃縮感のある果実。
スパイス。
グラスを回すと、土っぽい香りと動物香。
やや焦げ臭もある。
【味わい】
ヒンヤリとしたクールな飲み口。
ライトからミディアムボディ。
フレッシュでフルーティ。
タンニンは程よくある。
酸味は強く、フレッシュさを出している。
【判定】
この4本から選ぶのは相当難しい、というかヤマカンみたいなもの。
価格帯も品種もかなりかぶっている。
外観からはどれも候補。
香りの印象はシラー。
となると、フランスのヴァン・ド・ターブルかスペインのボバル、シラー。
飲み口はバランスよくまとまっているが、とても軽い。
ヒンヤリした印象があって、なんとなくセンスが良い。
スペインというよりは、フランスっぽいかな。
しかもワインのクラスはテーブルワインくらい?
ファイナルアンサーで、フランスのヴァン・ド・ターブル
で、ブー
シラーまでは合ってましたが、スペインでした。
【総評】
ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア(赤)2007
Marques del Turia Tinto 2007
スペイン:ヴァレンシア州
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ボバル、シラー
リカーランドトップで、720円で購入。
この銘柄は何度か買ったことあるけど、安定感があって美味しいですね。
すいすい飲める感じ。
ガンディア・マルケス・デ・トゥーリア(赤)2006
2006もブラインド外していますが、なんと前回はピノ・ノアールと間違えています。
2007は少なくともピノ・ノアールと間違える程、明るくないですね。
しかも、2006は真面目で硬質、って記録していますが、2007は、フレッシュでフルーティ。
とても愛想が良い感じがします。
醸造方針が、大分変わったのかな?
やや軽すぎて、水っぽさを感じてしまう部分もありますが、個人的には許せるレベルです。
でも、うちのカミさんは、ダメそうな感じ。
素直に美味しい感じで軽いので、飲み会に持っていくにはいいと思います。
デイリーワインの買い置きでも良さそうですが、最近700円を越えると、デイリーには高い感じなんですよね。
今日の晩御飯は回鍋肉風の肉野菜炒め。
シラーだと合いそうな料理ですが、このワインだとやや負けてしまいます。
口をすっきりさせてくれる、という程度で合う感じ。
ちなみに、残り物のパスタをマヨネーズであえたサラダに合わせてみたら、以外と問題なし。
かなり軽い赤なので、いろいろな料理に合わせられそうです。
家庭の料理に良く合いそうですね。
フルーティさが強めなので、中華・洋食系なら大丈夫だと思います。
パスタやピザは全般にいけそうだし、揚げ物も大丈夫そう。
赤ワインに合わない(と勝手に思っている)豚肉の料理も合いそうな気がします。
ソースをかけたトンカツにも合うのでは。
冷蔵庫にあった干からびたビーフジャーキーに合わせてみたら、完全に負けて水のようになってしまいました。
でも不思議と取り合わせとしては悪く無いですね。
口の中がさっぱりするというか。
飲み進むと、どんどん軽くなってきます。
ちょっとジュースっぽい感じも出てきますが、問題ないレベルですね。
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