2006/10/29

ブラインドテイスティング シノン(カベルネ・フラン) 外す

・シノン(ヴァル・ド・ロワール)
・カベルネ・ソーヴィニヨン(米)
・ボルドー(メルロ主体)
・コート・デュ・ローヌ 赤(グルナッシュorシラーズ)
の4本のうちから1本空けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
やや明るめの色調、透明感もあり、紫っぽい印象。
なんとなく、カベルネ・ソーヴィニヨンをイメージさせる
アルコール度はあまり高くなさそう

【香り】
最初に、ジャムのような強い果実香
メルロ?と傾くも
第二アロマ、第三アロマでやや動物っぽい癖のある香りがする。
いわゆるボルドースタイルのワインでは無いと判断し、
メルロとカベルネ・ソーヴィニヨンを候補から外す

【味わい】
ソフトなアタックで酸味もほどほど、収斂性が強い。
タンニンはあくまでソフトだけど、口に残る渋みが強い。
アルコールもやや強めに感じる。
本来なら、ここでローヌかロワールか判断しないとならないところだが、
香りでの判断がゆらぎ、カベルネ・ソーヴィニヨンを候補に戻す。

というのも、ローヌの印象ではないし、
カベルネ・フランは品種としての印象を持っていなし、
といった理由で、何を選らんでいいか分からず、本筋ではない瑣末な部分での判断になってしまう。

ややスパイシーな香りにひっかかり、
アメリカのカベルネ・ソーヴィニヨンを選択

で、ファイナルアンサーで「カベルネ・ソーヴィニヨン(米)」?

で、「ブー」

応えは、「シノン」でした。

【反省点】

アメリカのカベルネ・ソーヴィニヨンなんて、何度も飲んでいて、
シラーズと間違えるくらい濃くて、スパイス香の強いのが特徴なのに、
なんで?って感じですね。

ボルドーでは明るめの色調のカベルネ・ソーヴィニヨンがあるけど、それはややレアケースなので、色が素直に明るいときは外しましょう。

香りの判断の段階でボルドースタイルを外したのになんで逆戻り?
最初の判断は尊重しましょう。

※ボルドータイプのワインの特徴をもう少し認識しよう
※フルーツの軸、スパイスの軸、などスケールをしっかり持とう

【カベルネ・フラン】

映画「サイド・ウェイ」では、「カベルネ・フランからは偉大なワインが出来ない」というセリフが印象に残りましたが、私の勝手な印象ではやや地味な印象。

色も、香りも、カベルネ・ソーヴィニヨンとピノ・ノアールの中間のような感じ。

香りも強く、複雑みもあり、味わいもまろやかなんだけど・・・
なんだか華がない?

落ち着いた印象、というのか?

スパイスや、動物香、きのこのような香りはするけど、花の香りの印象が弱いのかな?

ジャムのような果実味と動物のような香りが印象的で、

カベルネ・フランの頂点はやはりシュヴァル・ブランですよね。
一度飲んでみたいものです。

今日、飲んだシノンと共通点を感じるのかな?

ブラインドテイスティング チリ(ソーヴィニヨン・ブラン) 当てる

チリの、シャルドネとソーヴィニヨン・ブランの2本のうち、1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング。

外観
淡い色調に、ややグリーン
これでほぼソーヴィニヨン・ブラン

香り
グリーンというか種の部分というか、青っぽい香りを感じる
ほぼ間違いなくソーヴィニヨン・ブラン

味わい
シャルドネはボディが厚い
ソーヴィニヨン・ブランはボディが痩せ気味
という認識があるが、これは厚みなし

ファイナルアンサーで「ソーヴィニヨン・ブラン」

で、「ピンポン」

先にシャブリを飲んでいたからでは、という疑惑は残る。

飲み進んで
トロピカルフルーツのような甘い香りに変わってくる。
今飲んだら、シュナン・ブランとかヴィオニエとか言ってしまいそう。

未だに決定的なスケールが出来上がっていない。

ブラインドテイスティング シャブリ(ステンレス発酵) 当てる

シャブリと、ヴーヴレの二本のうち、どちらか一つを空けてもらい、ブラインドテイスティング。

外観
薄い黄色にややグリーン。
これでシャブリ?

香り
シャブリ独特の発酵臭
ミネラルというのか
ほぼシャブリ

味わい
酸味が強く、空気を含ませるとややボディも感じる

シュナン・ブランの私の感じている特徴だと、
やや熟した果実の香り、ややハチミツのようなニュアンス
酸味は柔らかく、ネクターのような、とろりとした飲み口。

これに完全に外れているので、
ファイナルアンサーで「シャブリ」

これはさすがに「ピンポン」

ステンレスタンクでの発酵で、やや懐かしい、昔ながらのシャブリのイメージを引き継ぐワイン。

飲み進んで
重油香が強くなる
今、ブラインドテイスティングしたら、間違いなく「リースリング」、って答えるくらい。

それぞれのブドウ品種は、特徴がかぶっている部分がかなり多く、間違いなくシャルドネ、というポイントをまだ見つけられていない。

2006/10/22

ブラインドテイスティング スペイン白 外す

・シャブリ
・チリのシャルドネ
・スペインサングレ・デ・トロ白
の3本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング

【外観】
淡い色調、ややグレーでグリーンぽい印象もある
粘度は並、って感じ

【香り】
最初の香りがシャブリ特有の発酵臭。
ミネラルっぽいというのか。
フルーツの香りも強く、柑橘系やや熟した感じ、洋ナシくらい。
樽のニュアンスはほとんど無い。
最初の印象でほぼシャルドネに決定。

【味わい】
やや甘い
酸味は少ない
ボディもやや弱い
というところでシャブリを外す

価格的にも1000円代前半のイメージだったので、
おのずとチリのシャルドネに決定

という事でファイナルアンサーは「チリのシャルドネ」

で、「ブー」

なんと、スペイン サングレ・デ・トロでした。

「え~、もっと辛口の印象があったのにー」
と言い訳してみるが、外れはハズレ

改めて飲むと、シャルドネよりもややおとなしい印象。
少し、エーテル臭もする。
ちょっとスモーキーな香りもあるかな。

白ワインの勝率はどんどん下がっていくのでした・・・
ちょっと冷やしすぎかなー、やはり(言い訳)

2006/10/21

BOURGOGNE HAUTES-COTES DE NUITS ALFRED SALBREUX 2002 ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ サルブリュー 2002

BOURGOGNE HAUTES-COTES DE NUITS ALFRED SALBREUX 2002
ブルゴーニュ オート・コート・ド・ニュイ サルブリュー 2002

国:フランス
地域:ブルゴーニュ
地区:オート・コート・ド・ニュイ
生産者:ALFRED SALBREUX(サルブリュー)
輸入業者:成城石井
買ったお店:成城石井
価格:2090円

以下、テイスティング結果
※結果はわたしの判定なので間違っているかもしれません

【外観】
01透明度の高い
06健全な外観
07明るい色合い
11ルビー色
20粘性は弱い
21若々しさのある外観

【香り】
03豊かな香り
10カシス
12ブラックチェリー
17フルーティ
53なめし革
※後から追加
22ヴェジェタル
37青ピーマン

【味わい】
03若々しさを感じるアタック
04フレッシュな酸味
09辛口の
12心地よい渋み
13収斂性のある
15適度なタンニン
16軽く心地よい
23バランスのとれた
31若々しい味わい
36飲み頃よりやや手前
37余韻は5秒以下

【アルコール度】
12.5%

【まとめ】
非常に色の明るい、ミディアムボディの、軽く飲みやすいブルゴーニュ。

香りは高く、素性の良さを感じさせるが、やや優等生の飲み口の印象が気になる。
ちょっといい子、って感じ。

現代風のピノノアールっていうのか、ややアメリカンなのか。

エレガントで、軽くて、華やか、なワインですね。
香りはピノノアールらしく、複雑味があります。

重厚感や深みを求めるワインではないですが、ナイーブで繊細な印象もあるので、安っぽくはないですね。

生野菜と一緒に出るような肉料理、サラダの上のローストビーフ、みたいな軽めの肉料理が合いそうな感じです。

ブラインドテイスティング ブルゴーニュピノノアール 当てる

・コート・デュ・ローヌ南部
・ブルゴーニュ
・ボルドー(メルロ60%)
・カベルネ・ソーヴィニヨン アメリカ
の4本のうちから1本を空けて、ブラインドテイスティング

明らかに明るい色。
ほぼブルゴーニュに決定。

最初の香りはややフルーティさが強く、やや熟したような印象もある。
ひょっとして、メルロ?

とやや気持ちが傾くも、グラスを回してみると、なめし革というか、動物的な香りというか、ピノノアール独特な香りが香ってくる。

口に含んでみて、やや口あたりはいいが、ピノノアール独特な渋みというか、収斂性というかが感じられ、ここで決定。

ファイナルアンサーは「ブルゴーニュ ピノノアール!」

で、「ピンポン!」

さすがにピノノアールを外すとヤバイですからね。
(って、シャルドネ外すのも一緒だ!)

2006/10/20

ISLA DE MAIPO SAUVIGNON BLANC 2004 イスラデマイポ ソーヴィニヨンブラン 2004

ISLA DE MAIPO SAUVIGNON BLANC 2004
イスラデマイポ ソーヴィニヨンブラン 2004


国:チリ
地方:イスラデマイポ
輸入業者:成城石井
買ったお店:成城石井
価格:1050円

以下、テイスティング結果
※結果はわたしの判定なので間違っているかもしれません

【外観】
01澄んだ
05健全な
06淡い色合い
09緑色を帯びた
20若々しい外観
24粘性は弱い

【香り】
05爽やかな
08フルーティ
09柑橘系が主体の
10青りんご
13洋梨
27若々しい
33ハーブ香
36ミント
41麦わら(無理やり感じてる?)
43ミネラルのニュアンス
49草のような
※カミさんによればナッツ香

【味わい】
02新鮮なアタック
04若々しい酸味
07シャープな酸味
09セック(sec)
13収斂性のある
20中庸のボディ
31若々しい味わい
34現在飲み頃の
37余韻は7~8秒

【アルコール度数】
12.5%くらい?

【まとめ】
やはり、冷やしすぎが判断を誤るポイントか。

最初は柑橘系、青りんごから洋ナシくらいのフルーティさ。
そこからやや熟した感じ(パッションフルーツ?)になり、
さらに進むと、タバコのような燻した葉っぱのような印象が強くなる。

総体的に香りは爽やかでフルーティ。
飲み口はドライで、やや収斂性がある。

余韻もさっぱりしていて嫌味がない。

1050円にしてはコストパフォーマンスが高いか。

飲み進むと、ややそっけない印象が気になるけど。

ブラインドテイスティング チリ(ソーヴィニヨン・ブラン) 外す

・シャブリ
・チリのシャルドネ
・チリのソーヴィニヨン・ブラン
・スペインのトーレス サングレ デ トロ
の4本のうちの1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング。

色は明るく、ややグリーン。
鼻を近づけなくても香ってくるようなフルーティな香り。

どちらかというと柑橘系、青りんごくらいのフルーティさ。
それにミネラルっぽい香り。

シャルドネの北の方のワイン?
シャブリ?

飲んでみると、酸味がしっかりしている印象。
やはりシャブリか?
と思っては見たものの、ややボディが弱い。

舌の真ん中に集まってくるような、やや痩せた印象。
しかも香りと違ってかなり辛口。

これはシャルドネじゃない。
この辛口な印象は、トーレスのサングレデトロだ、間違いない!

ファイナルアンサーで「トーレス サングレ デ トロ!」

で、「ブー」

実はチリのソーヴィニヨン・ブランでした、とほほ。

【成果と反省点】

ボディのふくらみが無い時点で、シャルドネじゃない、という判断はまあOKでしょうか。

素性が知れると分かってくる、藁のような香り、スモーキーな感じ、
これを感じられないと、いつまでたってもソーヴィニヨン・ブランは分からないかも。

サントリースクールの先生も言ってましたね、そういえば。

何度も嗅いでいると段々、すこしずつめくれてくるように香ってくる藁のようなグリーンっぽい香りを感じないとダメだって。

というか、いまだにシャルドネの基準が曖昧ですね。
自分の中にスケールが出来上がっていないんですね。

2006/10/08

Robert Mondavi Woodbridge Chardonnay 2005 California ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ シャルドネ 2005 

Robert Mondavi Woodbridge Chardonnay 2005 California
ロバート・モンダヴィ ウッドブリッジ シャルドネ 2005

輸入業者:メルシャン株式会社
買ったお店:成城石井
価格:1190円

品種:シャルドネ

国:アメリカ
地域:カリフォルニア
地区:
生産者:Robert Mondavi ロバート・モンダヴィ
収穫年:2005年
飲用温度:10~12℃?
アルコール度数:13.5度

以下、テイスティング結果
※結果はわたしの判定なので間違っているかもしれません

【外観】
01澄んだ
05健全な
07中庸な色合い
09緑色を帯びた
12輝きのある
13薄い黄金色
20若々しい外観
21やや粘性あり

【香り】
05爽やかな
08フルーティ
09柑橘系が主体の
10青りんご
39燻香
43ミネラルのニュアンス
47火打ち石

※香りは楽しめます

【味わい】
01なめらかなアタック
04若々しい酸味
09セック(sec)
14やや甘い
20中庸のボディ
26ミネラル
31若々しい味わい
34現在飲み頃の
37余韻は7~8秒

【まとめ】
香りはとても良いと思う。

最初は、柑橘系と、ミネラルのような香りとまざった、爽やかの中にやや複雑な印象を持つ。
それから、発酵に伴う、バターのような印象などが出てくる。

ほんとに、間違いなく、フランスのシャルドネだと思ったのに。

でも飲んでやや「?」マークがつく。
甘い?酸味不足?ボディが弱い?

軽めに感じる割には、13.5%と強いアルコール度数。

それにしても、シャルドネは難しいですね。

Pouilly Fuisse Domaine Corsin 2003 プイィ・フュッセ ドメーヌ コルサン 2003

Pouilly Fuisse Domaine Corsin 2003
プイィ・フュイッセ ドメーヌ コルサン 2003

輸入業者:成城石井
買ったお店:成城石井
価格:3690円

品種:シャルドネ

国:フランス
地域:ブルゴーニュ
地区:マコネー
生産者:Domaine Corsin ドメーヌ コルサン
収穫年:2003年
飲用温度:12~14℃?
アルコール度数:13度

以下、テイスティング結果
※結果はわたしの判定なので間違っているかもしれません

【外観】
01澄んだ
05健全な
07中庸な色合い
12輝きのある
22粘性あり
23粘性は強い

【香り】
01豊かな香り
04濃縮感のある
13洋梨
30木樽のニュアンス
31バニラ
33ハーブ香
51バター
62イースト香

【味わい】
02新鮮なアタック
07シャープな酸味
08若干の塩味
09セック(sec)
15わずかな苦味
16コルセ(corse)
35飲み頃よりやや手前
※空気にふれてくるとしっかり飲み頃
37余韻は7~8秒

【まとめ】
最初、ブラインドで飲む。

とにかく、バタ臭い香り。
くどい印象で悪印象。

しかしながら、しっかりしたワインであることは分かる。

時間がたってくると樽のニュアンスも和らぎ、クリーミーでやさしい印象に変化。

なるほど人気のあるつくり手なのかな、と納得する。

だって、3690円もするんだもの。

でも、やっぱり、なんだかごり押しの強い感じがいまいち馴染めないかな。

ブラインドテイスティング Robert Mndavi とPouilly Fuisseを間違える

シャルドネリベンジ企画で、
Robert Mondavi Woodbridge Chardonnay 2005 Californiaと、
Pouilly Fuisse Domaine Corsin
のブラインドテイスティング。

これで間違える事はないだろう、って企画だったんですけど。

ワインA
色はやや明るめ、若干緑がかっている。
粘性も普通にある感じで、アルコール度12.5%程度のイメージ。

最初にフルーツの香りとシャブリのような発酵臭、ミネラルっぽい香り、
時間がややたつと、樽の香り、バターのような香りも顔をだす。

飲み口はやや軽くて甘い。

余韻はしっかりある方、10秒以内って感じ

ワインB
いきなり硫黄の香り。
少し馴染ませていると、樽のニュアンスが強く、まさにバターの香りになる。
ヴァニラのようなクリーム系の香りと混ざり、まさにフルーツケーキ。
いわゆるバタ臭いシャルドネ

飲み口はしっかり。
たくましいボディ。
多少の塩味や苦味を感じる。

余韻はさほどなく、6秒以下かも、って感じ。

【判定】

ワインAはブルゴーニュっぽい繊細さを感じる。
ワインBはカリフォルニアっぽいバタ臭さを感じる。

【結果】
結局、
ワインAがモンダヴィ
ワインBがプイィ・フュッセ
地球がひっくり返っても間違えないだろうと思っていたら、
大外れ・・・

フランスのシャルドネとアメリカのシャルドネ
先入観が間違っていたのか。
マコネってこんなに南のイメージだっけ?

というか、
先日のワインエキスパート二次試験で出た、プイィ・フュッセ。

青っぽい香りや種のような香りがあって、
リースリングかソーヴィニヨンブランか、と思って間違えてしまったが、全然違う、
って勝手に憤慨。
後付けの条件に左右されているようでは、シャルドネの真髄にせまれないですね。

それにしても、バター臭いシャルドネだったら間違えなかったのに。
(苦しい言い訳)

2006/10/07

フォクシー・フレーバー

赤ワインのテイスティング選択肢にある
「フォクシー・フレーバー」
ラブルスカ種に見られる狐臭のことをさすらしい。

テイスティングの用語集によると
アメリカ原産のブドウ品種からつくられたワインに現れる奇妙な 非常に強い土臭いフレーヴァーとフィニッシュ。きつねの動物臭ではなく foxは野生の またはブドウ品種のfoxにちなんでいる。

Wikipediaによると
アメリカ・ブドウ(Fox grape、学名 ヴィティス・ラブルスカ Vitis labrusca)
北アメリカを原産とする種の一つ。この系統の品種は独特の香りを持ち、それに由来する香りのワインを、そのとくにヨーロッパの専門家は「フォクシー」(Foxy)と形容し忌み嫌う。

なかなか因縁のある香りみたいなので、簡単にはつけられませんね。
ほとんどつける事の無い、項目のひとつでしょう。

犬のような香りがするから「フォクシー・フレーバー」という訳じゃないみたいですね。

EGRI BIKAVER 2003 エグリ ビガヴェール 2003

EGRI BIKAVER 2003
エグリ ビガヴェール 2003

輸入業者:メルシャン株式会社
買ったお店:成城石井
価格:847円

品種:ケクオポルト

国:ハンガリー
地域:EGER(エゲル)
地区:
生産者:Hangarovin(フンガロヴィン)
収穫年:2003年
飲用温度:15℃
アルコール度数:12度

以下、テイスティング結果
※結果はわたしの判定なので間違っているかもしれません

【外観】
01透明度の高い
07明るい色合い
09紫色を帯びた
11ルビー色
20粘性は弱い
21若々しさのある外観

【香り】
01熟成によるブーケが感じられる
07濃縮感のある
09イチゴ
 ※カミさんの意見
16ジャムのような濃縮感
17フルーティ
19すみれ
33たばこの葉
53なめし革

※もっと複雑なのに何を選んでいいか分からない
というかバラバラ?

【味わい】
01なめらかな口あたり
06控えめな酸味
09辛口の
12心地よい渋み
15適度なタンニン
16軽く心地よい
23バランスのとれた
26酸味が不足した
38余韻は6~8秒

【まとめ】
香りの最初の印象は、濃縮感のあるフルーティさ、イチゴジャムのようなイメージ。
そこからだんだんと、なめし革、動物臭、たばこの香りなどが顔をだす。
ちょっと重油香のようなミネラル系の香りも感じる。

色が明るい割には、しっかりした香りなので、ピノノアールのような印象。

しかしながら飲み口はあっけないほど軽くて、ややぼんやりした感じ。
酸味が明らかに弱いのと、渋みやタンニンも心もとない。

香りが複雑で楽しめ、1000円を切る価格なので、とてもお買い得感はある。
アルコール度も12%と低いので、ぐいぐい飲める。

独特のクセがあるのに、バランスよくまとまった、とても良く出来たワインだと思う。

テイスティングシート

サントリースクールでもらったテイスティングシートを手打ちしてPDFにしました。
テイスティングシート
※ソムリエ協会認定試験の二次試験対策資料も一緒にアップしましたので、リンク先を変更しました。(2008年4月5日)

2006/10/06

Fontielle Vin de Pays D'Oc 2004 フォンティエル 2004

Fontielle Vin de Pays D'Oc 2004
フォンティエル 2004

国:フランス
地域:モンペリエ?
輸入業者:エムピーケー株式会社
買ったお店:セブンイレブン
価格:680円

以下、テイスティング結果
※結果はわたしの判定なので間違っているかもしれません

【外観】
01澄んだ
05健全な
07中庸な色合い
11薄い黄色
20若々しい外観
21やや粘性あり

【香り】
06刺激の強い
30木樽のニュアンス
39燻香
41麦わら
※あとから追加
13洋梨
37パン・グリエ
 ビスケット、という記述から
06の刺激の強いは間違っているかも
※コメントによると
15桃
 桃はちょっと分からない

香りはほとんど煙草のような香りで占めている。
煙草のような香りを分解して、分析しないといけない。

【味わい】
01なめらかなアタック
04若々しい酸味
09セック
15わずかな苦味
20中庸なボディ
37余韻は7~9秒
※あとから追加
08若干の塩見
 塩見と苦味がやや不明瞭だが、どちらかというと塩見かも
※コメントによると
19やや軽い
 香りが重めなのでそれにつられているかも
 そう言われると確かに軽め

【アルコール度】
12.5%

【品種】
シャルドネ主体

【飲用温度】
10度

【ラベルのコメント】
南フランス、モンペリエ周辺のシャルドネ種を主体に、40%をフレンチオークの木樽で熟成させています。洋ナシや黄桃などの果実香にほのかにビスケットのような香りを感じ、まろやかな味わいです。

【まとめ】
樽の香りに過剰に反応してしまうのか、煙草のような香りがずっと気になる。
確かに洋ナシのようなフルーティさは感じて、なめらかな口あたりなのだが、やけに重く感じる燻香というか、樽香というか、たばこ臭というか、ずっしり押さえている感じ。

そこをかいくぐって、香りを拾わないといけないのだろう。

何度も買っているが、コストパフォーマンスは高いと思う。
シャルドネとブレンドされているのは何なんだろう?

2006/10/04

Les Grands Arbres VDP d'Oc Blanc 2004 レ・グランザルブル ヴァン ド・ペイ・ドック 2004

Les Grands Arbres VDP d'Oc Blanc 2004
レ・グランザルブル ヴァン ド・ペイ・ドック ブラン 2004

国:フランス
地方:ラングドック
輸入業者:リードオフジャパン株式会社
買ったお店:グルメシティ
価格:530円くらいだったような
※ハーフボトル

以下、テイスティング結果
※結果はわたしの判定なので間違っているかもしれません

【外観】
01澄んだ
05健全な
07中庸な色合い
11薄い黄色
13薄い黄金色
20若々しい外観
21やや粘性あり

【香り】
05爽やかな
08フルーティ
13洋梨
21メロン
22マンゴ
23かりん
33ハーブ香
36ミント

【味わい】
01なめらかなアタック
05しなやかな酸味
09セック
20中庸のボディ
23バランスの取れた
27切れの良い後味
31若々しい味わい
34現在飲み頃の
36余韻は6秒以下

【アルコール度数】
12.5%

【主な品種】
ブラン(白) 
 「グルナッシュ・ブラン(30%)」品の良い甘味と、豊かな果実味が特徴。
 「ユニ・ブラン(30%)」黄金色、琥珀色の実。きれいな酸味が特徴。
 「シャルドネ(40%)」世界中のワイン愛好家に好まれる品種。
  ラズベリーやヴァニラなど、様々な香味を持つ。
ルージュ(赤) 
 「グルナッシュ・ルージュ(30%)」地中海品種の代表的存在。色が濃く、果実味豊か。
 「カリニャン(30%)」酸・タンニン・苦味において優れた品種。
 「メルロー(40%)」非常に栽培が難しいが、タンニンが少なく、果実の香りに富む。

【販売元のコメント】

■ソムリエ田中孝一氏のコメント
「黄金色の輝きと麦の色あい」

■ワインの特徴
このワインはフランスのラングドック地方にある、ユゼス村で作られています。この地域は、ブドウの栽培に絶好の地中海性気候と水はけがよい土壌であるため、フランスのブドウの約4割を生産し、「空に覆われた緑の宝石箱」と呼ばれています。このワインは有機栽培ブドウを使用のオーガニックワインで、フランス政府公認のECOCERT認証済。ブドウの品種はグルナッシュ・ブラン、ユニ・ブラン、シャルドネ。色調は透明感のある黄金色。アプリコットの香りに大麦糖の香りがかすかに加わった、アルコールと酸味のバランスが絶妙なまろやかで豊かな味わいのワインです。

■おいしい飲み方
飲みごろ温度 : 12~14度
合う料理 : クリームソースの魚料理、シーフードや帆立貝のパイ料理、ヤギのチーズ
保存方法 : 直射日光を避け、冷暗所で常温(16~20度)保管。飲み頃は3年以内。飲みきれるハーフサイズ、扱いやすいスクリューキャップです。

【まとめ】

ロットによって随分と印象が違う感じがする。

今回のものはなめらかで、やさしく、トロピカル系のフルーツの香りがメインで、爽やかさを感じさせるハーブのような香りがまざる。
嫌味を全然感じさせない、すっきりとしたまとまり。

味わいでは、余韻はほとんど感じないが、バランスが良く、とろりとしたネクターのような後味は、だれにでも好まれそう。
時間がたっても力が抜けてこないところも、好印象。

しかもオーガニックときているので、これはどこでの店でも置いているわけだ。

KWV 2005 CHARDONNAY SOUTH AFRICA

KWV 2005 CHARDONNAY SOUTH AFRICA
KWVシャルドネ 2005

国:南アフリカ
地域:不明
輸入業者:国分株式会社
販売店:モンマートたかだや

【輸入業者のコメント】
淡い黄金色、トロピカルフルーツを想わせる豊かな香りが際だち、ふくよかな口あたりが印象的です。樽発酵、樽熟成されたワインが巧みにブレンドされ、ボリューム感のある味わいとなっています。シャルドネ種の特徴を存分に活かし、豊富な果実味としっかりとした酸味の調和が素晴らしいワインです。

【にしのの印象】
最初は、樽の印象ばかり強い、硬くて強い印象でしたが、だんだんトロピカルフルーツのような香りも立ってきて、柔らかくなってきました。

ただ、やはり樽のニュアンスが強すぎて、やや食傷気味。
デリケートな香りが、強烈な樽の香りの向こうでぼやけている。

時間がややたって、樽香がおさまってくると、ようやく顔を出す、ってイメージ。

飲み口はややだるい印象。

酸味もあまり力がなく、余韻も少なく、やや甘さがしつこく残る。

キレが無く、しつこく、だるい。
我が家的には、悪いタイプのシャルドネ。

出来の悪いカリフォルニア、樽に頼りすぎた国産シャルドネ、って感じでしょうか。

時間が立つと、香りもそうですが、味も「にがみ」を強く感じます。
これは地域の特性なのでしょうか。

全体的な力強さは感じますが、知性をあまり感じないような印象です。
肉体派シャルドネ、ってことですかね。

新しいカテゴリが出来ましたね。
「肉体派シャルドネ」

対しては、
「知性派シャルドネ」って事でしょうか。

これって流行るかも。

2006/10/02

ワインエキスパート試験 不合格

ワインエキスパート試験の二次試験、
不合格でした。

奮闘むなしく、
というよりは、やはり力不足でしたね。
シャルドネ間違えるようじゃダメですねー、やっぱり。

シャルドネの正体は、プイイ・フュイッセ2003でした。

プイイ・フュイッセなんて、何度飲んだか分からないのに、
全然イメージできませんでした、とほほ・・

これからまた一年間、勉強です。

田辺由美のワインノートを全部やるぞ!
(って、やってなかったのかよー、という声が聞こえてきそうです)

ソムリエ協会教本を丸暗記するぞ!
(それはさすがに無理・・)

ボルドーとブルゴーニュの大きな地図も買うぞ!

おお、なんだかソムリエ協会の思う壺だな。

セミナーも行かないといけませんかね?

mixiで二次試験落ちたコミュニティなんてないかな?

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